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小西史彦さんの「マレーシア大富豪の教え」を読んだ感想

圧倒的な努力の大切さを知った本。

マレーシア大富豪の教え
小西史彦・著

感想

大富豪と聞くと、才能やセンスがある人の中でも限られた人だけが到達できるステージだと思っていました。
でもこの本を読んで、圧倒的な努力量を思い知りました。

平凡だからこそリスクを取る

一番感じたのは覚悟でした。
そして平凡な自分自身でも、平凡だからこそリスクを取ることです。

平凡な人が何もしなかったら、もちろん平凡なままです。
でも、平凡だからこそリスクを取って、リスクを取るから手にできるものがたくさんあると感じました。

とどまることもリスク

そして、とどまることもリスクということです。

ある程度、うまくいったことがあれば、それは手放したくないと思うし、このままでいいとも思いますよね。

ただ、とどまってしまうのではなく、常に足を動かして行動し続けるからこそ、前進して成長することができるんだと感じました。

苦しい状況が人間をつくる

これは本当にそうだなと思います。

何かを始めれば、うまくいくことばかりではなく、うまくいかないことも多いと思います。
そして、うまくいかないことが続けば、「自分は苦しい」と追い込まれる気持ちになってしまうし、行動していた足も止まってしまうかもしれません。

でも、その状況こそがチャンスであり、自分の根本となる部分を作っていくんですね。
苦しいからこそ、それを乗り越えられれば大きな自信になるし、一番は苦しい状況こそが一番の経験であり、活かせるものは多いんじゃないかと感じました。

才能ではなく熱中、数から質

冒頭にも書きましたが、大富豪=才能と感じてしまいます。

けれど、この本を読んで感じたのが、情熱的な面であり、圧倒的な数から質が生まれていくということです。
量質転化という言葉があるが、やっぱり量からしか質は生まれないんだと感じました。

頼まれたことを頼まれた以上にやる

自分一人で大富豪になれる訳ではない。そこには、周りの様々な人の関わりがあり、自分の事業であったりが大きく拡大していく訳だが、その根本になるのが相手の得をどれだけ考えられるかということ。

相手を理解し尊重し助けることがすごく大事だと感じました。
そして、目の前の相手がいるのであれば、相手の想像以上のことをやることですね。

どれだけ相手のことを考えられるのか、ということが大事だなと思いました。

まとめ

自分が今出来る限りのことをやることが大事ですかね。
大富豪のイメージはひっくり返るほどでしたが、やっていることは誰でも出来るようなことでした。

ただ、それを誰もができないくらい圧倒的にやっているのだと思います。
情熱や根性があるなと感じましたが、同時にすごく楽観的な人物でもありました。

いつも明るい方へ向けて歩き続ける

この本に書いてあった一節が全てを物語っていると思います。
自分自身も情熱、根性、そして何より楽観的になって、生きていきたいと思います。


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