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後輩や部下がミスを隠したら・・・

みなさんこんばんは。
スピカデザイン 大下バルサラです。

スピカデザインは、ホームページ作成や会社案内、ボードゲームをデザイン制作していますが、私自身モチベーションマネージャという資格や心理カウンセラーの資格を持っています。

前職では、チームワークや組織作りを模索して実践していました。

今日は、『後輩や部下がミスを隠した』時、どうしたら良いかということを記します。

※以前書いていたブログのほぼ転記です。

私は、技術開発の経験がありますが
開発の現場では、トライ&エラーの連続です。

また、零細企業でしたので
複数の案件を同時に開発しながら
お客様問合せの対応、他部署との情報の交換
製造現場との問題解決、販促物のデザインなど
1人でいくつもの業務を同時に担当しなければなりませんでした。

そうなると、当然ミスは起こるものです。
が、それを隠していたら大変な事になってしまいます。

そして、今回の話のツボは、ここからです。

私が責任者をしていた頃
『部下がミスを隠さないようにする』には次のような工夫をしていました。

ミスの大小に関らず
発生した際には、その情報を共有してミーティングをしていました。

そこで私はいつも

『ミスはした人は辛いし、報告も辛い』
『でも、これから入ってくる後輩に同じ辛さを味合わせない為に』『システムを改善する為の お役目を授かったと思ってくれ。』
『それが出来るのはあなただけなんだ』 と言う事を伝え

『次は自分も起こしてしまう可能性があるシステムの中にいる』
『誰が悪い』ではなく『何が悪い』という観点で
『当事者をガミガミ責め立てない』というスタンスを見せて
改善する策を話し合っていました。

『誰が悪い』 ではなく 『何が悪い』 に軸足を置いていると示すチャンスなんですよね。

その考えが浸透してくると、ミスが起こるよりも前に相談もしてくれるようになりました。

小さなミスでも見つける度に本人の責任にしてガミガミ叱り付けたら、そりゃ隠そうとしますよね。

また、それが習慣化すると『叱られキャラ』が定着して、本人も辛いのにそこから抜け出せなくなるという現象も起こってしまうんです。

部下がミスを隠すのは先輩や責任者の影響かもしれません。

あなたは大丈夫ですか?


それでは

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