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2022年3月11日(金) 日本の裏側、アフリカの紛争

エチオピアの紛争・衝突
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今日は震災の日ですね。もう11年。
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3.11


そして、紛争の話です。現在、ウクライナとロシアのニュースがテレビでは放送されています。戦争はいかなる理由があっても、起こるべきではないし、人の命が無くなってゆくだけです。
そしてヨーロッパを越えたその先にアフリカはあります。アフリカでは戦争が全くないのか?紛争も起きていないのか?ニュースで流れません。
いや、起きています。日本ではなかなか放送されることはありません。

これは素朴な疑問なんですが、なぜこれだけウクライナとロシアのことを特集で組んだりしているのに、アフリカで起きていることは伝えないのでしょうか?視聴者の興味をひかないから?日本には直接的な関係がないから?
ウクライナとロシアの問題は大前提として世界に影響を及ぼします。しかし、その先にも世界はあって、日本では考えられないようなことが起きています。

日本では受動的にアフリカのニュースを受け取れる機会が多くありません。能動的にニュースを取りに行かないとなかなか見ることもできません。今日はそのアフリカ・エチオピアの紛争に関してです。


★エチオピアの紛争をわかりやすく

この紛争をわかりやすくするために、説明します。

2018年に新たな政権が誕生しました。それまでの、与党からも政権が変わり、新たな大統領が生まれました。その大統領はノーベル平和賞も受賞しています。


ここからはわかりやすく個人単位での説明をしてゆきます。


2018年までの政権を握っていた、与党には、A君・B君・C君・D君の4人がいました。それぞれ性格も違います。この中でも特にD君は、政治の中心にいて、軍のコントロールなどもしていました。
そんな中、2018年にこれが様変わりして、E君が大統領になった訳です。

E君は、A・B・C・Dがこれまで喧嘩していた、海外のF君やG君との仲も取り戻し、平和にやってゆこうよということで、ノーベル平和賞を受賞しました。

さぁ、A・B・C・Dは困った訳です。
そうなった時に、そうか、もっと大きくしよう!H君や、I君、J君も一緒にやって、もっと大きな組織にしよう!ということになったんですが。。
ここで人数が増えてはD君のこれまでの面目が丸潰れだし、俺は実力があるのに、なんでこんな団体に入っていなきゃいけないんだよ!となってしまいます。
そしてD君はもう自分一人でやるぞ!!とA・B・Cの元から去ります。
D君の出身は、北部の地方なのでそこに戻り、暴走し始めます。
E君はCOVID-19の影響で、選挙は延期にしようね!と発表したんですが、D君は、いやこの街は俺の街だからやるぞ!と言って選挙をしてしまいます。

それに対し、E君はいや、それ意味ないから。何してんの?そんな暴走するなら、俺が上げてたお金、もう上げないから。となり、D君に対する援助を中止。
それに対してD君はもう怒った!ムカつくなーー!俺の街にいるE君の友達からいじめよう!ということで、武力衝突が始まってしまいました。

そうなるとE君の友達であるF君は、D君の近くに住んでいたので、E君の友達なら助けるぞ!ということで、介入してきて、北部での紛争になってしまっています。


★紛争が奪うもの


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細かいことはもっとありますが、大きな流れとしてはこのような形で紛争に突入していきました。紛争は言葉で、簡単に片付けられるものではありません。
そして何よりも一部の人間が決めてしまったことで、D君が、E君の友達目掛けて投げた石が当たってしまい被害を受けるのは何も関係のない、X君やZ君になってゆくのです。
この紛争による、難民も生まれ、エチオピアは、まだまだ真の和平には遠い国。そんな印象です。この紛争がある限りアフリカで一番の国になることも難しい。
国をあげて、投資をしてきた航空産業や首都であるアディスアベバはアフリカの中での随一の環境になってきているのに、全ての努力がなくなってしまう。それが戦争であり紛争だと思っています。

北部には世界の中でも有数の火山もあります。日本のテレビ番組の企画でも行っていました。

きちんと、導線を組めれば世界でも有数の観光地にもなります。

しかし、全ては平和の名の下に成り立っています。
平和があるからこそ、ここに行きたいと思うし、海外からも行ける人が増える訳です。
単純に、一部の人間の欲や、エゴでこのような素晴らしい環境を体験できる機会を奪われるのは勿体無い。国の成長が阻まれるのは本当に言葉になりません。

この紛争によってどれだけの子供たちや、アスリートの機会も奪われてゆくのか。もし平和の名の下にきちんと公平な機会があったら、将来オリンピックでメダルを獲得する人もいるかもしれない、世界を舞台に活躍する人もいるかもしれない。
そんな機会を奪ってゆくのも紛争だと思っています。

アフリカとは遠い日本だからこそ、関係ない。ではなく、自分自身で考えてみる。何もできていない、何もできないのかもしれない。
しかし、考えてみるのが何かの一歩につながると思っています。


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