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自由詩

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ただ思いつくままに言葉を並べています。 詩なんて呼べるほどでもない自由詩です。 ご笑読後にコメントを残していたでけると幸甚です。 よろしくお願い致します。
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#詩

Pー4.雲の上と雲の下

Pー4.雲の上と雲の下

雲ひとつない気持ちいがいい日本晴れ
私の気分や体調と同じように一点の曇りなし
だって当たり前です
雲の上なんですから
明日に向けて南の島へと飛行中

シミ一つない一面真っ白な銀世界
私の気分や体調と同じように一点のにごりなし
だって当たり前です
雪国なんですから
生まれ変わって北の大地へと飛行中

雲の上と雲の下

雲の上はいつでも透き通った晴れの世界
雲の下はその日のご機嫌次第の気分屋さん

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P-3.やさしい雨

P-3.やさしい雨

明け方まで降り続いていた雨
目を覚ましたら上がってくれた

朝の日課のウォーキング
雲間からほんの少しだけ青い空

朝食を終えた頃、また歩道が濡れていた
空では雲が低く流れている

P-2.一千光年

P-2.一千光年

ふたりで見つめる夜空で輝いている
あの星は一千光年かなたの星

千年間宇宙を旅してきた光が
今ふたりの瞳に映っている

千年前といえば、ちょうど紫式部が
源氏物語という恋愛小説を書いていた頃

ふたりの恋は千年後にどこを旅して
どんな灯りをともしているのかな

P-1.アロマディフューザー

P-1.アロマディフューザー

気分を変えたい時
気分を高揚させたい時
大好きな香りを部屋中に満たしたい

ディフューザーから立ち上る煙は
大空に浮かぶ雲のように形を変えながら
近づいたり向こうへ行ったり
まるで心の鏡のようだ