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Farmnote Member's Notes

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ファームノートで働く人々のマガジンです。 「世界の農業の頭脳を創る」ことを目指して日々奮闘している僕らの日常や学びなどを発信しています。
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記事一覧

良いMTGは、”お地蔵さん”をやめることからはじまる

高校時代に先生が教えたくれたことが、今の仕事にも応用が効くなと感じたので、その話をシェアします。 ”お地蔵さん”をやめましょう2009年春。当時高校2年生だった僕は大学受験のために、塾に通っていました。世界史の最初の授業を受けるために席につく僕。周りの生徒は緊張していたのか、カチーンと固まっていたのを覚えています。授業開始の合図とともに、先生が陽気に自己紹介。しかし、生徒は緊張のせいか何もリアクションがありません。僕も固まっていたのを覚えています。すると、先生はこう言いまし

モブの外から見たモブプロってどう?っていう話

こんにちは、ファームノートでwebエンジニアをしている永沼です。開発グループ内で実施しているリモートワーク下でのモブプログラミング(以下モブプロ)について紹介する記事が先日公開されました。 今回はこちらの記事の補足として、実際にモブに参加しているメンバーではない人から見たモブプロってどんな感じなの?という視点での話になります。 中から見たモブプロ、外から見たモブプロ こちらは以前モブプロを含むモブワークをはじめた最初の頃に書いた記事です。こちらの記事を書いた2019年から

「リーダーに振り回されてるな…」そんなときに思い出したい話

ファームノートホールディングスの新米社長室長、秋山ウテです。 「うちの上司、いつも言うことがコロコロ変わるだよな…」 なんてことを感じたことがある方、いらっしゃいませんか。 この本を読んで改めて気付かされたので、その話を。 朝令暮改でしょんぼり…リーダー「案件Aの優先度を上げて対応していこう。」 メンバー「わかりました!」 〜その日の夕方〜 リーダー「やっぱり、案件Bの優先度を上げよう。」 メンバー「わ、わかりました…(今朝と言ってること違うじゃん。)」 これはしょ

リモートワークでペアプログラミング

緊急事態宣言も解除されそうなのでいまさら感がありますが、一日中ペアプロしているプログラマーがどうやってリモートワークしているのかについて書きます。 私は去年からほぼ一日中モブプロをしていて、今はチーム編成が変わって@mohyaとペアプロをしています。 3月の終わりから私たちも在宅勤務になりました。もともと私たちのチームは札幌にプログラマーが二人、帯広にPDMとQAの三人という構成だったので、毎朝デイリーミーティングをGoogle Meetで行っていました。在宅勤務になって

はじめまして!!

2020年4月1日より、株式会社ファームノートに入社しました 前田晃克里(マエダヒカリ)です! 今回は、第一回ということで自己紹介をしたいと思います。 初めての投稿でかなり不安ですが、最後まで頑張ります!😂 プロフィール  1999年5月20日生まれ 20歳 A型 熊本県出身  座右の銘:死ぬこと以外はかすり傷(←いつも笑われます、笑)  趣味:スポーツ観戦、沖縄旅行、お笑い観賞  特技:牛の可愛い写真を撮ること🐮💗 牛との出会い   私の人生は牛なしでは語れない!という

はじめまして。Farmnote新入社員のNiimiです!

改めまして、私は4月から畜産IoT企業の株式会社Farmnateに入社したNiimiという者です。 この記事では、Farmnoteで働くメンバーがどんな人が居るのか、少しでも情報を発信したいと思い、ケーススタディとして4月から入社した私が自身を紹介していきます。おこがましいかと思いますが、私個人としては、畜産業界への就職やFarmnoteに興味がある方の参考になれればと思っています。 ※Farmnoteが何をしている会社かというのは、以下のリンクを参照してください。 私

バイナリダンプで学ぶPostgreSQL

この記事はPostgreSQL Advent Calendar 2019の6日目の記事です。 「PostgreSQLってどういう風にデータを保存しているんだろう?」ってよく思いますよね。たとえばr1というテーブルを作った場合、そのファイルがどこにできるかは、pg_database.oidとpg_class.relfilenameをみることでわかります。 user=> SELECT * FROM r1;i | t ---+-----1 | One2 | Two(2 ro

少ないプログラムで多くの人の役にたつプログラマの振舞い

私はプログラムを書くのが好きだけれど、できれば書かずに誰かの困り事が解決する(けど私に感謝してお金をくださる)というのがいいと思っている。だいたいの場合は私の力不足によりプログラムを書くはめになるのだけれど、できれば少ないプログラムで多くの人の役にたってほしい。プログラマとしてどう振舞えばいいだろうか? いま一番うまくいっていないところを良くする ザ・ゴールという本にTOC(theory of constraints)というのが提唱されている。何か作るときには作るものを決め

牛の母を伝えたいだとか

Farmnote Advent Calendar 2018の23日目の記事です。 こんちには! ファームノートの佐藤です。 前回に続いて牛×ITについて書いていきます。 今回は弊社の牛群管理システムFarmnoteの仕様とQAの仕事ついても、少しだけ切り取ってご紹介したいと思います。 牛のお母さん牛の繁殖方法は9割以上が人の手で行われる、人工授精と受精卵移植です。その中で「受精卵移植」について掘り下げていきます。 受精卵は他の雌牛の卵子に雄牛の精子が受精した状態。受

牛はロックを聴かない

Farmnote Advent Calendar 2018の15日目の記事です。 こんにちは! 株式会社ファームノートのプロダクトマネジメントチームの佐藤です。 タイトルについて文章は苦手なので、せめてnoteのタイトルだけでも何かエモくならないかなーと考えたのですが、ピンときた方も多いでしょう。そうです、私も大好きな曲から・・パクリじゃなくリスペクトでインスパイアでオマージュです、はい。 前日の記事ような感動的な記事は書けませんが、私なりに牛とITに向き合って書いていき

ザッソウ鼎談 - チームでザッソウの本について語ってみた

なんで読んだのか石田:チームみんなでザッソウの本を読んで感想を書いてみようと言いつつ、まだ北村さんしか読み終わってないんだけど、僕は最初にこの本の話を聞いて、自分たちのやっていることに近いんじゃ無いかと思ったんだよね。我々、毎日3人でモブをやっていて、毎日ザッソウしている 永沼:悩んでいる人がこの本を読む心持ちと私達がこの本を読むときの心持ちは結構違いそう。私達が読むときは「答え合わせ」を中心の読み方になりそう 北村:「いざというときに相談しようと思っても大変でしょ。普段

ファームノートサミット、食と農の経営者・生産者コミュニティを創りたい。

12月17日に、北海道帯広市でファームノートサミット2019を開催します サミットは2014年から今回含めて全9回、帯広・東京・鹿児島で開催しており、のべ3000名を集めるイベントです。実は私が一番力を入れている仕事でもあります。 今回、Rebuildというサブタイトルをつけ大幅にリニューアルします。 その開催趣旨と目的をnoteにまとめておきます。 きっかけ。私たちが生産者へ出来ることは何か?サミットは一貫して「挑戦」と「新しい出会い」をテーマに開催しています。特に

「世界の農業の頭脳」を創り、「人・動物・自然」を大切にしたい。私とファームノートの自己紹介

こんにちは。ファームノートホールディングスの小林です。私は北海道帯広市に生まれ、帯広市で起業し、帯広市で事業を行っています。24歳から15年社長を続けさせていただいています。 今は100人の仲間と、人と人をつなぐことを目的とした「スカイアーク」という会社と、農業の頭脳を創るチャレンジをしている「ファームノート」という会社を経営しています。 小林 晋也について簡単なプロフィールはこちらです。 名前:小林 晋也 仕事:株式会社ファームノートホールディングス 代表取締役 創業

いろいろハマった結果うっかり脱 ImageMagick してしまった話

ファームノートのエンジニアのながぬまです。Farmnote ではこれまで画像処理に ImageMagick を利用していましたが最近とある事情により脱 ImageMagick しました! 別に最初から脱 ImageMagick しようと思っていたわけではなくて、今回やりたかったことに対していろいろとうまくいかなかった結果「脱 ImageMagick しちゃいました」というのが実情だったりします。 そんなわけで「やってみたけどうまくいかなかった」エピソードを中心に、脱 Ima