あえて余白を残す
塗り絵を通して自分のことを知るにつれ、気がついたことがいくつかある。
その一つが、心にゆとりがないことが多い。
何かに追われているわけでも、誰かに責められているわけでもないのに、心の中はせかせかと慌ただしい。
そのことに気がついてからは、意識して余裕を持つようになった。
「そんなに急いでやる必要ある?」
「もっとゆ〜っくりでも全然大丈夫だよ」
そんなことを自分に言い聞かせながら、時には有休を取って、なるべくのんびり気持ちを落ち着かせることに重きを置くようになってからは『楽しい』が増えた気がする。
この余裕の無さは塗り絵をする時にも表れている。
とにかく私、すき間を埋めたがりなんです(笑)。
敢えて白いまま残すということが出来なくて、塗りたくなってしまう。
心に余裕を持つべく有休を取ったりすると言いましたが、そんな時でも「せっかく休み取ったし、何しようかな〜」と無意識に予定を立てようとしてしまうほど。
これって、自分にはアレが足りないコレが足りないと不安になって、その不足感をとりあえず何か資格でも取って埋めようとする、その感覚と近い。
なので、始めから塗らない部分を決めて塗ってみたのがコチラ。
いつもの塗り絵となんら変わりないと思われるかと思いますが、私にとっては新しいチャレンジ。
「こういうのもアリだな」と思える仕上がりになりました。
塗らなくてもいいんだ
白いままでも悪くない
なんでもかんでも埋める必要はない
そんな風に思えました。
塗り絵の世界はチャレンジし放題。
私はプロでも何でもないからどこかに出品する必要もないし、お金をいただいているわけでもないから失敗もし放題。
今までも気の向くまま自由に塗り絵を楽しんでいましたが、もっともっと自由でいいんだと思いました。
なお、このウオシックスについては他にもお話ししたいことがあるので、後日別記事にてつらつら書こうと思います。