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ビリギャルを読んでみた

今回は久しぶりにおススメ本の紹介をしたいと思います!

紹介する本はビリギャルです!

僕の記憶が正しければ、8年くらい前に映画化されたこの作品

当時、高校1年生だった僕が当時付き合っていた彼女と初めて
デートを映画館でしたときに観た映画がこのビリギャルでした。

高校1年生ながら衝撃を受けたのと大学受験はそんなに壮絶なのかと思ったのを覚えています。

最近になって本を読む機会が増えたので1度読んでみようと思い近くの本屋で買ってきました!

そんな、ビリギャルのおススメポイントをご紹介します!

ダメな生徒はいない!

お嬢様学校 大学までのエスカレーター

まず、簡単にこの作品の主役ビリギャルの説明をすると
中学受験で見事合格した女の子 さやかちゃん

さやかちゃんが中学受験を頑張れたのはお母さんが
中学受験が終わればもう勉強しなくていい

「大学までエスカレーターで内部進学できるから」

そして、合格してからのさやかちゃんはギャルまっしぐら
遊びを覚え友達と遊びほうけ。

成績も学年最下位レベル、そして偏差値でいうと30
客観的にどういったらそんな成績がとれるの!?ってレベルだと思います。

そんな彼女に学校の先生は良い顔をするわけがなく
問題児扱いを受けるわけです。

まあ、普通の事ですよねこれって。
問題児は煙たがられる。

そして素行不良の彼女は内部進学も危うくなり塾に通う羽目になったらしいんです。

そこで著者の坪田先生と出会うわけです。

心理学を駆使した対生徒との関係構築

少し、話がそれますが映画内ではそこまで坪田先生の「心理学的」要素はそこまで書かれていなかった様に思えます。

そのため、この本でそこまで考えて生徒に対して接するのかという感じです。

もちろんこれは対塾生に対してではなく部下や上司
ひいては友人たちにも使える汎用性が高いものだと思います。

そんな坪田先生は
「ダメな生徒はいない、ダメな指導者がいるだけ」
この言葉を聞いた瞬間、塾講師として4年間働いた僕の心臓が引き締められた感覚でした。

塾講師があるべき姿

この作品を読んでから塾講師というものの存在意義を考えさせられました。
というのも、やはり
一般的に「ダメ」といわれる素行の悪い生徒を担当する事は正直言って
しんどいこともあります。

そして、結果的にその子のせいにしてしまう事にもつながるんだと思います。
そうすることって楽なんですけどいっても相手は子供

勉強を教えるだけではなく人としての成長を見届ける事が出来ることが塾講師という仕事の旨みなのではないかと思ったりもします。

勉強がすべてでは無い??

そういった、勉強がすべてではないとさやかちゃんのお母さん(以下ああちゃん)もそういった考えです。

簡単にああちゃんを説明するとああちゃん自身はあまり恵まれた家庭環境ではなく、そう言った経験から世界で何があっても子供の唯一の味方で最後までいようという考えを持っています。

そんなああちゃんは自分で塾の資金をかき集めてさやかちゃんを塾に通わせてあげるわけです。

僕も塾講師としての一番の仕事いや唯一といっても過言ではないのが生徒の学力向上と考えてしまうこともありました。

それが正しいと思っていたんです。
高い授業料の対価は成績/合格だけだと…

しかし、ああちゃんはさやかが頑張ったという経験が出来ただけでもお金以上の価値があると。

それを聞いてはっとした自分がいました。

以前、こんな経験がありました。

僕が専属で家庭教師を務めていた高校生

高い給料をもらっていたためなんとしてでも合格させたい

そんな思いが裏面に出てしまうこともありました。

その時、全く同じことをその子のご両親にも伝えていただいていたなと…

親とは

本と塾講師時代の経験から
子どもって親にとって本当に「愛すべき」存在なんだなって思います。

僕がどれだけ外見が悪くても、犯罪を犯しても
親は愛してくれる自信があります。

それくらい、僕の存在自体を大事にしてくれているんだと思います。

まとめ

坪田先生って実はTOEIC満点も取得され、また実業家でもある。
僕が将来目指す像に非常に似ているなと感じます。

改めて親にとって僕達は無条件に愛される存在なんだなって。
それをさやかちゃんは肌で感じれたんだと思います。

それは記事中でも書いたように勉強以外でさやかちゃんが得た大きいモノだと思います。

冒頭にお話した彼女と僕は作中にも登場した関西の私立大学に2人も入学することになりました(笑)
これも何かの縁かもしれませんね。

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