１、今も尚人種差別は起こっている！？

多様な人種がいる国といえばアメリカ、イギリスなどの国を思い浮かべますか？

しかし、オーストラリアも今では人口の半分が外国人である移民国家なのだ。オーストラリアは多種多様なバックグラウンドを持った人種が住んでいる。中でもアジアからの移民者が大半を占め、特に中国からの移民者は他の移民国家と比べても引きを取らない数と言えるだろう。

特に留学生を大いに受け入れているオーストラリアでは移民者のほとんどが留学者と言える。もしくは高校や大学時代にオーストラリアに留学をし、そのままオーストラリアに移住している人もいる。

オーストラリアに旅行や留学先として考えている人にとって人種差別については気になる点だろう。オーストラリアはアボリジニと呼ばれる先住民族がいる。昔は白豪主義の元、アボリジニを始め多くの外国人が人種差別を受けていた。しかし、僕はこれまで３年間オーストラリアに住み、人種差別を受けたことは今まで一度もない。周りの留学者を見ていても人種差別を受けている光景や話もあまり聞いたことはない。

オーストラリア人はとてもフレンドリーで思いやりのある人が多い印象を受けた。実際に初めてオーストラリアの高校に登校した際に僕はトイレの場所が分からず、オーストラリア人の生徒に場所を聞いたことがある。休み時間にも関わらずオーストラリア人の生徒はトイレの場所を説明するだけではなく、僕をその場所まで連れて行ってくれた。

今のオーストラリアでは人種差別を受ける心配は９９.９％ないと言える。また、もし旅行や留学をした際に困った時は必ず助けてくれる人がいるので安心だ。

２、物価は日本に比べて高すぎる⁉︎

皆さんはオーストラリアの物価にはどんな印象をお持ちですか？

留学する前の僕は比較的オーストラリアの物価は安いという印象があった。しかし、３年間オーストラリアに滞在して分かったことの一つとして物価は日本に比べて高いと断言できる。

僕が特に物価が日本より高いと感じた物を２つ紹介する。

１、飲料

オーストラリアは飲料水が日本と比べて高い。特に飲料水は降水量の少ないオースラリアでは特に高い。５００mlのペットボトル１本が日本円で３００円はする。更に日本でもお馴染みのコーラは５００mlで４００円はする。

日本のように毎日コーラを飲める生活はなかなかできない。

２、交通料金

バス、電車などの交通機関はオーストラリアにも勿論ある。だが日本に比べてその料金は高いと言える。

ひと区間ごとに値段が上がる仕組みになっている。ひと区間ずつ増えるにあたって基本的に日本円で１５０円ずつ上がる。その為５区間移動することになれば７５０円という計算になる。

区間ごとの距離感によって値段は多少変わるがかなり高いと言えるだろう。その為観光でオーストラリアに滞在する場合はレンタカーを借りて移動することをオススメしたい。

３、移動するたびにいつも一苦労、交通はすごい不便？

オーストラリアは日本に比べて広大な土地を要している。その為交通網は多いと思っている人もいるのではないだろうか？

しかし、交通網の数は少ないため移動手段はかなり限られている。

交通機関は主にバス、電車、タクシーの３つと言える。交通機関の種類は日本とはあまり変わらない。

しかし、時間通りにバスや電車が来ないことは日常茶飯事であり、１時間遅延することもある。更に便の数も30分に１回と少ない。その為遅刻することや予定通り目的地に行けないことはよくある。僕はオーストラリアで生活していると仕方なくタクシーを使う機会も多い。

交通に関しては不便すぎると言っていいだろう。

４、まとめ

一言でオーストラリアはフレンドリーな人が多い、しかし物価が高く、交通が不便な国。だがビーチは街から歩いてすぐの場所にあり、ものすごく綺麗で数多くのマリンスポーツも体験できることからぜひ一度は訪れてもらいたい。