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#17 無自覚に、自分にうそをついていると苦しい

昨年末から4月くらいまで、
体重が5kgくらい減った。
誰に会っても「痩せたねえ」と言われる。
褒め言葉ではなく、心配の気持ちで。

原因は、食べていないことだった。
気づいたときには、
とても食が細くなっていて、
自分では食べているつもりだったけれど
格段に食べる量が減っていた。

ストレスで食べるすぎることはあっても
ごはんが喉を通らない、なんて
今までほとんどなかったから
実感もなくて、怖かった。

美味しく食べられることの幸せを
日々感じながら過ごしている今だからこそ
なぜ食べなかったのだろう
と思い返してみる。

今朝読んだ本に、ぴったりの言葉があった。

自己像を歪めれば、世界観も歪む。

当時の私は、新しいことに取り組みだして
全くうまくいかなかった。
時間ばかり取られて、睡眠不足で
何から取り組むのか考えもせず
思考停止していた。

そして、そんな状況を認めるのが嫌だった。

こんなはずではない、もっとできるはず。
練習も鍛錬もしていないからできないという
たった一つの事実を見ていなかったのだ。

無自覚に、自分にうそをついていると苦しい。
意識的にサボったり、怠けている方がよほど良い。

しかし、無自覚なことに
どうすれば気づけるのだろう。

周りの人たちに、何度も
教えてもらうことかもしれない。
そのたびに、ハッとして気づけば
いつのまにか自分の内側から
声が聴こえてくるようになるかもしれない。

うそをつこうとしているのではなく、
ありのままを観ることが出来ていないだけ。

だとしたら、いつも
”自分で歪めていないかな” と
思ってみる
ことから始めてみようと思う。


photo by 写ルンです│
小学生の頃から何度か絵に描いたくらい、紫陽花が好き。このピンクと青と紫をぜんぶ薄くしたような色が、特に。

サポートいただき、ありがとうございます! 有料noteを読んで、学びにして、また書きたいと思っています。