娘の我慢と、息子の強がりで気づく、私の間違った頑張り方

昨日から、入院になった私。

だいたい一週間から十日程度の入院になるそうです。

どんな流れでそうなったかというと、もう簡単に言えば無理しすぎた。自分の体の不調サインを無視し続けた。

結果、喘息になってしまっていて、それがまぁ結構悪いらしく。

前にも入院をと言われていたけど、子供たちも居るからと言って、絶対安静を約束して通院にしてもらった。

まぁ、子供2人いる中、私1人しか大人が居ないんだから、絶対安静なんて無理だわな。

家にいる時も「あ、死ぬ」と思う事があった。息を吸うことも吐くこともできなくて、そうしてると突然嘔吐して、やっと息ができたりした。

その時「このまま倒れたら子供たちはどうなるか」っていうのを、初めて真剣に考えた気がする。

そして昨日、入院することになった。
早く治さないと、ほんと家でぱたっと、窒息死しそうだと怖くなったから。

入院することを、最初に伝えた相手は息子だった。

子供たちに、私が今こういう症状できついという話はしていたし、咳き込んでヒューヒューなってるのも、子供たちは目の前で見てたから、説明は割と簡単にできた。

いつも苦しかったから、それを治すために入院するねと伝えたとき、

「へぇ〜」と言われ

「ミィのこと、頼むね」とお願いすると

「ママ、死ぬん?」って。

「ううん、死なんよ、あんた達おいて死ぬわけない。でも、元気になりたいから」と、私が喋りかけてるときに

「わかった、じゃあ、遊び行ってくるけん」

と、友達の家へ行ってしまった。

いつもみたいな「遊んでくるー!」っていう、るんるんした背中ではなくて、なんとなく、焦りがあるような、妙な走り方をする後ろ姿だった。

今、息子がどんな顔をしてるのか、私は簡単に想像がついたし、目に涙をためてるのも、わかってた。


その後、娘を迎えに行った。

担任の先生に「入院になったので、送り迎えができないから…」っていう話をしている時、娘はやたらハイテンションで、私と先生の会話が聞こえてないくらい、ふざけた事をしたり、キャハハと笑ってた。

靴箱から靴を取り出した娘に「行こ」と声をかけて、先生にさようならをしたあと

「ミィちゃん、いつもより、我慢強いね」と言った。きちんと私と先生の会話、聞こえてたのを知っていたし、泣くのを我慢している気がしたから。

そしたら娘は「ママがおらんと寂しい、でも、良くなってほしい」と、泣くのを堪えながら言ってくれた。

思い通りにならないと、すぐ癇癪を起こして泣く娘。私が病院に行くというだけで、ママがおらんとイヤ!!と、暴れて、大泣きする娘。

とにかくワガママ、我慢できない

そんな娘が、ぐっと、涙を堪えてくれてた。

その姿を見ながら、さっきの息子の後ろ姿も思い出して、あぁ無理はするものではないんだなと思った。

母というのはきっと、我慢強い。

そして、自分のことは大抵後回しにしていると思う。

したいことも、しなきゃいけないことも、
欲しい物も、必要なものも。

後でいいやって、してると思う。

それはそれでいいのだけれど、体のことは別だと痛感した。私が元気で居ないと意味がない。

あんなふうに涙を堪えた娘と「俺、大丈夫だし」みたいな強がりを覚えた息子を、私は他の誰かに託すなんて出来ない、したくない。

今回の入院で、生死をさ迷っているわけではないんだけど、まるでそんな局面に立ったように、ぶわっといろんな気持ちが溢れてきた。

色々考えたことはあったけど、ここに書くと長くなるので、また別に書こうと思います。
入院中、暇なので書かせてください。笑

早く子供たちと、遊びたいなぁ。

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