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頑張ってる方が頑張ってないし、頑張ってない方が頑張ってる。

一般的に努力することや頑張ることは、称賛されるし、偉いことだとされる。

だけど、別にそれはいわれるほどすごいことではない。

なぜなら…

努力や頑張ること自体は、楽だし気持ちいいことだから。

人間は、"前に進んだ"とか、"ちょっとでも成長した"ということを、気持ちいいと思うようにできている。

そして逆に、何もできなかったり、寝て過ごしたり、意味のない日々を過ごしていると感じたときに、後悔するし、自己嫌悪するし、物凄い精神的苦痛を感じるようにできている。

努力や頑張ることは、確かに肉体的にはしんどい行為だが、それよりも、何もせず頑張らず立ち止まった状態にいたときの精神的苦痛の方がキツい。

だから実はみんな進んで、努力しているし、頑張っている。

つまり、やったときの肉体的しんどさよりも、やらなかったときの精神的しんどさの方が苦しい。

だから、努力することは厳しいことだとか、偉いことだといわれているが、それはむしろ逆で、むしろ楽だからやっているといえる。

何もせず立ち止まることの方が、頑張らないとできない。精神的苦痛に耐えないといけない。

つまり、どちらかというと、頑張ることよりも、頑張らないことの方が、頑張らないとできない。

だから、みんな楽な道を選んで、努力をする。

だが、色々な訳があって、立ち止まらざるを得ない状況になることがある。

やりたいことがあるのに、やれない状態。やるべきことがあるのにやれない状態。学校にいかなければいけないのにいけない状態。仕事があるのにやれない状態。

そういう状態に、陥ることがある。

この論理でいくと、この状態は物凄く精神的にしんどいということになる。

だが、社会的、一般的な考えでは、肉体的には楽な行為は楽なことだという考えが流通している。

こういう状況にあるため、

悩んだり、立ち止まらざるを得ない状況にいる人は、そもそも精神的にキツく、頑張っている人よりも頑張っているという状況にも関わらず、

一般的に、頑張っていない人扱いをされるし、そういう認識を自分に持ってしまう。

ますます自分を追い込んでしまう。

でも、そうじゃあない。

頑張ったり努力したりする方が楽だし気持ちいいことなのだから、むしろ立ち止まる状況にいることの方がキツい。

だから、そもそもいわゆる頑張ってる人よりしんどいということ。

だからそれ以上、自分を苦しめる必要はない。

むしろ、誉めてやるべき。すごいなぁって。

激務している人の方が多分楽。

それ以上のことをしているということ。

むしろ普通ならそれに耐えられないことをやってると思うべき。

だから、大丈夫。最強。

頑張ってるやつより頑張ってるんだから、絶対乗り越えられる。

そして乗り越えたら、もう全部楽に感じるかもしれない。

そゆこと。

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