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DX化の入り口は「クラウド会計ソフト」!中小企業が導入すべき理由とは?

今回紹介するのは、
中小企業のDXについて、
日本経済新聞の記事より
紹介していきます。


DXの推進力を上げる

さて、DXというと
「難しい」と思う方は、
非常に多いと思います。

それもあって、記事の中で紹介されていますが、
日本商工会議所等の調査では、
売上高1,000万円超5,000万円以下の
中小企業の8割が、未だに
手書き
エクセル
で請求業務を行っているのです。


これ、どういう印象を抱かれますか?


私は、衝撃的な数字だと思いました。

8割ですよ。
請求書を、手書きかエクセルで作成している
中小企業が8割です。

という事は、裏を返せば
システムで作成している企業が
2割という事です。

その中には、
従来のインストール型と
言われる会計ソフトの会社もあれば
今流行りのクラウド型を
利用している会社もあります。

ここから考えれば、
クラウド型は、1割程度かもしれません。


クラウド会計ソフトの導入

中小企業のDXの入り口は、
「クラウド会計ソフト」
だと
私は思っています。

弊社でも、使っています。

本当に便利です。

弊社では、マネーフォワードを使ってますので
詳しくは、以下のページをご覧下さい。


それと実は、今騒がれている
インボイス
電子帳簿保存法
クラウド会計ソフトを導入すれば
その大部分が解決します。

にもかかわらず、まだまだ浸透していません。

次の章では、
広まらない原因を考えてみます。


クラウド会計ソフトが広まらないのは、なぜ?

では、クラウド会計ソフトが
思った程広がっていない理由を
考えてみたいと思います。

・操作方法が難しそう
・自社(自分)にはまだ早い
・業務が忙しくて、領収書の処理も遅れているし、検討もできない
・高い
・メリットとなる機能が何なのかわからない

こんな感じでしょうか。
ひとつひとつ、見ていきましょう。


操作方法が難しそう

やはり、一番に思うのは、
「操作が難しくて、使いこなせないんじゃないか」
ではないかと思います。

正直、導入から運用まで
自社ですべてを行うのは、
システム設定などに慣れており、
会計処理にもある程度慣れていないと
厳しい気はします。

でも、一度日々の記帳ができる
状態まで運用できるようになれば、
操作は意外と単純だと思います。

正に、習うより慣れろ
という感じが、私は強い気がします。


自社(自分)にはまだ早い

これも、よく聞く話です。

正直、導入タイミングは
関係ない気もしますが・・・

ただ、ひとつ言えるのは、
ある程度事業の規模が大きくなってから
クラウド会計ソフトに乗り換えるのは、
相当な労力が要ります。

システムの移行は粛々とやればできますが、
一度出来上がった事務処理のフローを見直し、
無事に運用できるようになるまでが
非常に労力を要します。

ほとんどは、今までの事務処理の
運用を新システムへ合わせていくことに
なりますので、不便さを感じるでしょう。


導入タイミングは、
まだ規模が小さければ小さいほど
難易度はグッと下がります。


業務が忙しくて、領収書の処理も遅れているし、検討もできない

中小企業では、経理の担当がいなくて
社長が経理をしている企業も
よく見聞きします。

検討する時間がないのも
痛いほどわかります。


だからこそ、クラウド会計ソフトとも思います。

一番の問題は、未処理の領収書が溜まって、
経理処理が後回しになり、
まとめて経理処理をするから
記憶との戦いになり、
必要以上に時間を要する事です。

だったら、日々の経理処理の時間が
短くなるクラウド会計ソフトは、
非常に相性がいいと思います。


高い

先程紹介したマネーフォワードであれば、
年間約6万円です。

これを、高いと思うか安いと思うかは、
人それぞれかと思います。

私は、個人的にはこの金額で
・会計処理
・請求管理
・支払管理
・固定資産管理
ができるので、安いと思っています。


メリットとなる機能が何なのかわからない

メーカー側が発表している
メリットは、以下の通りです。

マネーフォワードのホームページより

私の思う最大のメリットは、
自動連携機能」だと思います。

銀行の口座情報と
クレジットカード利用明細が
自動連携されるので、
約8割の仕訳は、ボタン何回か押すだけで
出来てしまいます。

これって、日々の事なので
非常に大きなメリットです。


解決方法は?

では、解決方法を考えてみましょう。


導入は、専門家に教えてもらう

クラウド会計ソフトの導入ですが、
結構な税理士事務所が
導入支援サービスを行っています。

最初は、専門家から導入のサポートを
受ける方が、絶対にうまくいきます。

ここで注意したいのが、
システムの導入だけではなく、
実際の日々の経理処理まで
教えてもらえるか
どうかを確認しましょう。

初期設定だけでは、
宝の持ち腐れ状態になってしまいます。


弊社でも、クラウド会計ソフトの
導入をサポートしていますので、
ご興味がある場合は、ご相談下さい。


データ化を外注する手も

領収書などの資料が遅れたり、
経理の担当者を雇えない場合は、
思い切って外注するのも
いいかと考えます。

私が日頃から仲良くして頂いている
大阪の税理士法人主導で
新たなサービスもできていますので、
検討の価値があると思います。

詳しくは、以下のサイトです。


まとめ

今回は、中小企業のDXについて、
クラウド会計ソフトをメインに
考えてみました。

中小企業は、大企業と比べ
DX化がしやすいと感じます。

それは、組織が大きすぎないから
影響を受ける人・部署が少ない
からです。

これは、中小企業の大きな強みのひとつ
と私は思います。


日々の業務を見直すには、
どうしても「生みの苦しみ」は
発生してしまいます。

ここは、避けては通れませんので、
将来の広がる可能性に着目して
DXを考えてみましょう。


#日経COMEMO #NIKKEI


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