見出し画像

ケースから一掴みの5曲~高橋幸宏編。

 昨日、高野寛さんということで、結構迷ってしまったんです。。
かつてデュエットした人にするか、デビューのきっかけを作った人、ツアーに参加したアーティストにするかとかとか。

 結局はファースト・アルバムをプロデュースして、デビューのきっかけを作り、ツアーに参加したアーティストの全てに該当する高橋幸宏さんということにしました。
中学生の頃から大好きなアーティストですし、実は割とCD持っていますから、迷いに迷いつつの選曲です。

 今回は特に幸宏さんのマイベスト5曲というよりも、続けて聴きたかった曲を、順番に並べたという感じですかね。
それではもう少しお付き合いください。

・高橋幸宏「ONLY LOVE CAN BREAK YOUR HEART(ライヴ・ヴァージョン)」
from live album 『a night in the next LIFE(for promotion only~MAIN ACT DISC)』(PCD-219/東芝EMI)

 幸宏さんの東芝EMI時代のライヴ・アルバムからの曲なんですが、このアルバムはリアルタイムには編集された形の1枚で16曲入で発売されたんですね。
ただ、プロモーション用は完全収録の2枚組の形だったというわけですよ。

 2009年3月にユニバーサル・ミュージックからリマスター再発された際に完全収録の2枚組となった次第です。

 この曲はニール・ヤングのカヴァーで、アルバム『After The Gold Rush』収録曲でして、シングル・カットもされていますね。
確か日本題は「オンリー・ラブ」でした。

 幸宏さんの東芝EMI時代はアコースティック・サウンドで内省的な歌詞でしたから、好きじゃないというファンの方もいるみたいですね。
私はニール・ヤング好きだったことや、(ムーンライダーズの)鈴木慶一さんが歌詞をよく書いていたこともあって、結構好きだったりします。

・高橋ユキヒロ「サラヴァ!」
from album 『サラヴァ!』(KICS-2142/キング)

 幸宏さんのファースト・ソロ・アルバム『サラヴァ!』のタイトル曲ですね。この時期の表記はまだ高橋ユキヒロ(下の名前がカタカナ)さんでした。
全曲、ドラムスが幸宏さん、ベースが細野晴臣さんでして、坂本龍一さんがキーボード、ブラス、ストリングス編曲を担当している重要アルバムですね。
曲によってゲストが色々と参加していまして、この曲のアコースティック・ギターは加藤和彦さんなのでした。
加藤さんのアルバム『ガーディニア』(両方とも1978年発売)「と近い手触りなのは、それもあるんでしょうね。

・高橋幸宏「蜉蝣」
from album 『HEART OF HURT』(TOCT-6806/東芝EMI)

 このアルバムは幸宏さんのバラード・タイプの名曲をアンプラグドな編成で再録音した作品です。
ギターの吉川忠英さんと徳武弘文さん、ベースの小原礼さん、キーボードに当時ボ・ガンボスのKYON(現在はDr. kyOn名義で活動中)さん、ハーモニカに松田幸一さん、パーカッションに浜口茂外也さん、ヴォーカルにサンディさんと大貫妙子さんが参加しています。
この曲には大貫さんがヴォーカルで参加してますね。
ちなみにオリジナル・ヴァージョンはアルファ時代の『薔薇色の明日』収録曲です。
大貫さんの美しく儚げなヴォーカルはタイトルにピッタリな仕上がりですね。

・高橋幸宏「LEFT BANK [左岸]」
from best album 『I'm not in love. The Best of Yukihiro Takahashi 1988-1995.』(TOCT-8968/東芝EMI)

 この曲はオリジナル・アルバムだと『EGO』収録曲ですね。アルバムの発売記念ライヴは1988年12月に中野サンプラザでありまして、フロント・アクトが高野寛さんだったんですよね。
同じ日に渋谷egg-manではカーネーションの結成5周年記念ライヴがあって、幸宏さんのチケット発売の方が先だったから幸宏さんに行ったという記憶があります。知ってたらどちらへ行ったか?わかりません。。
あの日のゲストは鈴木慶一さんで、この曲も2人で歌ったんですね。懐かしい。
ちなみにこの曲のライヴ・ヴァージョンは『a night in the next LIFE』の完全収録版(もしくはリアルタイムのプロモーション盤)に収録されています。

・高橋幸宏「はらいそ(ライヴ・ヴァージョン)」
from live album 『 a night in the next LIFE』(TOCT-6246/東芝EMI)

 このライヴ・アルバムには小坂忠さんがオリジナルで発表された曲が2曲収録されていますね。ちょっと寂しくなってしまいました。
そして、このアルバムの最初と最後の曲は細野晴臣さんによって書かれた曲でもあるんですよね。。
このアルバムの参加メンバーはドラムスにスティーブ・ジャンセン、ベースに小原礼さん、キーボードがKYON、ギターに徳武弘文さんと吉川忠英さん、サックスに矢口博康さん。
ゲストとしてギターとヴォーカルに鈴木慶一さんが参加しています。

 東芝EMI移籍後のアンプラグド編成の集大成的アルバムですね。その中にはカヴァー曲も取り上げていたという。
このライヴには細野さんが観に来ているというアナウンスもありましたね、確か。
細野さんをソングライターとしてもっと評価すべきというメッセージでもあるはずです。
最後を「ありがとう」にするか考えましたが、次につながるということを考えると、やはり「はらいそ」でしょう。
この次はモアベターな記事を書けたら、と思っています。

 ではまたー。

 


 




この記事が参加している募集

思い出の曲

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?