加藤和彦

隠れすぎた名盤 | GO AHEAD -僕の描く夢- 第55回

世の中には「隠れた名盤」というモノがたくさん存在する。そのうち、幾らかは数十年経ってから評価されるものも存在している。

だが、ほとんどが世に評価されることもなく、一部ファンにのみ熱狂的な支持を受けているという作品ばかりだ。今日は、そんな「隠れた名盤」を一枚紹介しよう。

そもそも、「和幸」というグループをご存知ないという方も多いかもしれない。だから、今回はちゃんと紹介しよう。

「和幸」という名

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ミュージシャン 加藤和彦

ゴールデンウイークから梅雨入り前くらいが一番好きな季節。そしてこの季節に聴くとキュンとくる曲が何曲かある。そんな中から今日は2曲ご紹介。この2曲とも加藤和彦さんの作曲された曲である。

加藤和彦さんと言えば、流行に敏感でおしゃれというイメージが最初に来る。京都で生まれて、鎌倉と逗子で育って、18歳から日本橋に暮らす。半端なハイソはキザだけど、ここまで来ると本物の粋でハイソな感じがする。流行の音楽と

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慶應大学講義『都市型ポップス概論』12 【音楽プロデュースとは1】(こたにな々)

●文学部 久保田万太郎記念講座【現代芸術 Ⅰ】

『都市型ポップス概論』 第十二回目

----------------2018.07.06 慶應義塾大学 三田キャンパス

講師:藤井丈司 (音楽プロデューサー) ・ 牧村憲一 (音楽プロデューサー)

1970年代以前の ”レコード制作” はレコード会社の仕事だった―

レコード会社における歌手と楽曲を繋ぐ仕事は、本来はアーティスト&レパートリー

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慶應大学講義『都市型ポップス概論』③④ 【フォーク・ソングと日本語】 (こたにな々)

●文学部 久保田万太郎記念講座【現代芸術 Ⅰ】

『都市型ポップス概論』 第三・四回目

----------------2018.04.27/05.02 慶應義塾大学 三田キャンパス

講師:藤井丈司 (音楽プロデューサー) ・ 牧村憲一 (音楽プロデューサー)

”1968・69年” この2年が70年代にどう影響を与えたか
—明るかった60年代が後半にどう様変わりしたか—

60年代半ばアメ

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慶應大学講義『都市型ポップス概論』①  【模倣とオリジナル】 (こたにな々)

●文学部 久保田万太郎記念講座【現代芸術 Ⅰ】

『都市型ポップス概論』 第一回目

----------------------2018.04.13 慶應義塾大学 三田キャンパス 

コンテンポラリーアートとしての都市型ポップスとは何か。共著『渋谷音楽図鑑』をもとに様々な角度から迫る。

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悲しくてやりきれない

めちゃくちゃ尊敬している音楽家の一人が加藤和彦さんです。
高校卒業までは鎌倉や逗子や都内に住み、高校卒業後は京都の実家から龍谷大学に通っていたそうですが、この京都の実家というのが僕が子供の頃に住んでいた家からとても近いので、すごく親近感がありました。

加藤さんが大学生の頃は、僕もまだ京都に住んでいたので、マジですれ違ったことあるんじゃないかって思ってます(笑)

音楽プロデューサー、ギタリスト、

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二人の天才、加藤和彦と大瀧詠一レポート (訂正版:'18/3/28)(文:こたにな々)

『徹底比較二人の天才、加藤和彦と大瀧詠一』
【ナビゲーター】牧村憲一(音楽プロデューサー)

-----------------------2018.03.21 新宿 ROCK CAFE LOFT

新宿歌舞伎町に新しくできたロフト系列の『ROCK CAFE LOFT』、オープン2日目のイベントでした。とにかく良いスピーカーが出す良い音で飲食が楽しめる。2階は ”ロック道場” と名付けられ爆音でよ

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37枚目 マイケル・ツィマリングがミックスしたアルバムその1/加藤和彦「うたかたのオペラ」(1980年)

#jrock #80s #加藤和彦 #マイケルツィマリング #MichaelZimmerling

今回から5枚連続でレコーディング・エンジニアのマイケル・ツィマリングが手がけた作品について書いてみようと思います。ほんとはプロデューサーの佐久間正英さんの作品にしようかと思ったんですが、佐久間さんが亡くなってから、佐久間作品のコンピレーションも発売されているし、実は80年代はアルバム1枚丸ごとプロデ

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