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読書日記~萩原健一の本の巻。

 部屋の整理を延々としているのですが、こんな本もあるんだ!と気づいたり、記憶の中にはあるけど深く読んでいないから、時間がある時に読み返そうと先送りにするという本のどちらかだったりします。
散々読んでいる本は大抵近くに置いてますから。

 萩原健一さん関連は実家に住むようになって、「日本映画[監督・俳優]論」は割とよく読んでましたが、「ショーケン」の方は一度読んだか、途中まで読んだか?程度でした。
萩原健一さんは大学時代の友達が好きだったり、2000年前後に行き着けだったレコード屋さんで意気投合した人が熱心なファンだったこともあって、ミュージシャンとして注目していたんですよ。萩原さんのバンドが豪華メンバーだったこともありましたし。

 地デジになってからアパートのテレビが写らなくなって、見逃していた映画やドラマを百円レンタルの時に見るモードに私は突入したのでした。
にっかつの1980年前後の作品と新しく立ち上げられたDigレーベルの作品が行き着けのレンタル店に入ったので借りるようになったのですが、その中に萩原さん主演の「もどり川」があったんですよ。
「もどり川」には好きな女優さん、樋口可南子さんや藤真利子さん、そして、原田美枝子さんに蜷川有紀さんが出ていたから、迷わずに借りましたね。

 そうしたら萩原さんにはまってしまったのでした。元々「外科医柊又三郎」が好きだったこともありましたし。
当時、「ショーケン」がベストセラーになって数年後で、たまたま特価本になっていたからこの本を買ってみるか程度だった記憶があります。

・萩原健一「ショーケン」(講談社)

 その数日後、毎日の通り道にあった某大手新古書店に萩原さんの新書本「日本映画[監督・俳優]論」が並んでいたので、それもついでにという感じで買ってしまったんですねー。

・萩原健一・すが秀実「日本映画[監督・俳優]論」(ワニブックス[PLUS]新書)

「ショーケン」は萩原さんの恋愛面のエピソードがちょっと多いなと思ったけど、音楽についてのエピソードはかなり詳細で面白いと。
松田優作さんについての複雑な思いもかなり興味深いです。
 
 「日本映画[監督・俳優]論」は演技プランの進め方や日本映画の名監督とされる方々の批評があったりして、個人的にはこちらの方を先に熱心に読みましたね。

 今回読み直して思ったのは、私は恋愛話を嫌いまでいかなくても、苦手なんだなーということですね。
正直、ラブストーリーだと入り込めないというか。。マンガでも恋愛要素が強くて苦手だなと思うと、途中でも放り投げてしまったりするんですよ。うーむ。
フィクションはもちょっとマシですけど。
ま、あまりにも極端だとネタとして読めますが。

 今日はとりあえずこの辺で。明日も本について書いて、明後日からまた隠れ名曲、名演コレクションやるつもりです。

 ではまたー。

 

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