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獲物の分け前・1月上京編〜『ビンテージ・トラックス』

 上京する目的のひとつはなかなかネット通販では買うことができなかったり、お手軽価格で入手できたアイテムを購入することだったりします。
オムニバスやベスト盤、アウトレット商品に発売から時間が経ったアイテムが多いのはそういうわけです。
まー、大手通販サイトでもそういった商品をお手頃価格で入手できるようになってますから、フィジカル派にはありがたい情勢になっているというわけなんですが。
じゃ、行ってみよー。

・V.A.『ビンテージ・トラックス』(VICL-2066/ビクター)

 このCDは1992年発売ってことは、30年以上前の発売になるか。。
リアルタイムで購入して、初CD化の楽曲がとにかく嬉しかった記憶があるのでビックリ。

 当時の私は何を目当てで買ったかといいますと、クリス「クリスの日曜日」と竹内マリヤさん(打ち間違いではないよ)「ハリウッド・カフェ」の演奏がムーンライダーズの作品に、プラスチックス「PATE」やダディ竹千代と東京おとぼけCats「電気クラゲ」に西岡恭蔵さん「Yoh-Sollo」にツービート「俺は絶対テクニシャン」とかでした。
特にクリスとプラスチックスはアナログ盤で聴きまくった曲でしたからねー。嬉しかったな(遠い目)。

 クリスのアルバム『プードル』は鈴木慶一さんプロデュースで演奏がムーンライダーズで、PANTAさん、近田春夫さん、柴山俊之さんに西岡恭蔵さんがソングライティングに参加している大好きなアルバムなのでした。
紙ジャケット再発盤を後に購入して、現在ももってますね。
プラスチックス「PATE」はシングル(多分「GOOD」)のカップリング曲でアルバム未収録ということで初CD化でした。
これは曲自体がメチャクチャ好きだったんです。彼らの曲では1、2を争うかな。

 竹内マリヤさん「ハリウッド・カフェ」は本格デビュー前の『ロフト・セッションズvol.1』からの曲で、演奏はムーンライダーズ(鈴木慶一さんと武川雅寛さんは確か不参加)です。
竹内さんがデビューするのは、この時演奏を担当したムーンライダーズやセンチメンタルシティロマンスに絶賛されたからだったというエピソードは割と有名ですね。
ちなみにこの曲、作詞は大貫妙子さん、作曲は竹内さん自身で、岡崎友紀さんが「雨の街で」というタイトルで取り上げています。

 このCDで知って好きになったのは今井裕さん「THE COOL EVENING」でしたね。
サディスティックミカバンド〜サディスティックスのキーボーディストだった今井さんのソロアルバムからの曲で当時ティンパンアレーの林立夫さんやサディスティックスの後藤次利さんにコーラスで桑名晴子さんと芳野藤丸さんが参加しています。
藤丸さんはまだSHOGUNの前で藤丸バンドの頃かな?
メチャクチャ格好良い仕上がりなので、アルバムも後に買いましたね。

 西岡恭蔵さんの「Yoh-Sollo」は細野晴臣さんプロデュースだったような。
YMOの参加アルバム紹介の記事で知って、このCDに入っているんだラッキーと思った記憶があります。
確かアルバムがCD化されたのはオリジナルをリリースしたビクターからではなく、当時西岡さんが所属していたMIDIレコードからだったはずです。

 他にもアナーキーやBOØWYにはちみつぱいの渡辺勝さんの曲が入っていて、結構よく聴いてましたが、いつの間にか手放していたというよくある話のCDでしたねー。懐かしい。
好きな曲はオムニバスではなく、オリジナルに近い形の再発盤で買ってしまったからでしたね。いかんいかん。
安く入手できたから、手放さずに取っておくことにします。買取も安いということなので。

 ではまたー。


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