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処分できなかった一通の手紙

なかなか処分できなかった昔に貰った手紙、やっと処分することができた。
中学生の頃、高校生の頃、社会人になってから、何通か手紙を貰いました。しかし、手紙の差出人は女性が多い。というか、年賀状以外の手紙とハガキは全部女性からのものです。
もし、私に何かあって、家族が遺品整理とかした時に、ラブレターとかではないけれど、女性から貰った手紙がたくさん出てきたらどう思うか(特に妻)?

そんな訳で、手紙を処分しようとしたのですが、なかなか捨てられずにいました。捨てると記憶からも思い出が消えそうで・・・。

過去の胸の中と整理と身辺整理を兼ねて、今回やっと貰った手紙を処分することに決めた。
でも、一通だけ処分できなかった女の子からの手紙があります。
手紙を処分する時、内容は読まずに全部処分したのですが、この一通だけは読んでしまいました。

「元気?でしょ! だって昨日会ったもん」

で始まる手紙。ラブレターとか、そういったものではなくて、どちらかと言えば、業務連絡的な内容の手紙だったのですが・・・(残念)。

まったく覚えてないのだけど、物理の授業時間に私が女の子に渡した手紙の返事だったようです。貰った手紙にはそう書いてありました。
女ん子とは同じクラスではなかったので、私はわざわざ物理の教室まで行って手紙を渡したのでしょう。

手紙のやり取りは、彼女が付き合っていたカレが心変わりして、別れたばかりのころだったか・・・、別れる秒読み段階のころだったと思います。
(そのカレとは、私と一緒にバンドをしていたメンバー)
心変わりした彼の新しいお相手は、学年トップレベルの可愛さの女の子。
しかも、その可愛い女の子も、その彼がスキとなっては、もう、その流れを止めることはできなかった。
止める権利は私にはないのだけど、どちらかと言えば彼と手紙の女の子は頑張って欲しかった。

自分が手紙に何を書いたか全く覚えてないのですが、たぶん二人を心配する内容の手紙だったんじゃないかと思う。
余計なお世話なのだけどね(笑)。

結局、手紙の子とカレは別れ、元カレとなった彼は、学年トップレベルの可愛さの女の子とお付き合いをすることになった。
どれくらいの可愛さだったか?
それは「西日本○○女王」の三本指に入るくらいのルックスでした。

数年後、彼と可愛い女の子は結婚しました。

34年前の昔々、私のアオハルの思い出話しでした。
もしその手紙の子がこの私の投稿を見たら、「なんでこんな物、いつまで持ってんの!今すぐに捨ててください!」って怒られそうです。

ごめんね、この手紙、もう少し手元に置いておきます。


アオハルから数年後、私は東京で就職してしばらくしたころ、元学年トップクラスの女の子から私に連絡がきたのです。
(なんで?)

この続きはまたいつか・・・。


1通は残して処分した手紙とハガキ


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