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心掛ける


心掛けるとは、大切に想うということ

なのだと思う。




何かを意識したいとき、

「心掛ける」

という言葉を使う。


気をつけたいこと
大切にしたいこと

想い方にはいろいろとあるだろう。


「心掛ける」の意味には、
気をつけること、心に留めておくこと

などがある。


🔹気をつけたいことと意味づけし、目的としていくと、
注意喚起の意味が強まる。

規制や禁止の要素を持たせてしまうので、
その心掛けに、
疲れを感じてしまうのではないだろうか?


🔹大切にしたいことと意味づけし、目的としていくと、
大事にしていく意味が強まる。

目指すものやそのものへ近づいていくような
希望や理想の要素を持つ。

前向きでポジティブな感情があり、
自己実現をしていくようなイメージとなる。


〜しない 否定 行動止めていく
〜する  肯定 行動起こしていく

言葉の持つ働き、力を考える……


「心掛ける」という言葉の意味や重要性を
どこに置いているか?

それは、

その先の未来を、どのように作り出しているか?

ということになるだろう。




🔹気をつけたいことに、意味を持たせれば、

きっと、

(〜しなければならない)
(〜ねばならない)

という方向へつながり、向かっていくだろう。

そのため、
その規制のような自分の言葉のルールに
疲れていくように思う。


🔹大切にしたいことと、意味を持たせれば、

きっと、

(こうありたい)
(大切にしていきたい信念や価値観)

という方向へつながり、向かっていくだろう。

そのため、理想や希望というような
自己実現へ向かっていくように思う。



<例えば>
“姿勢を良くすること“を心掛けるとする。



姿勢を気をつけよう、よくしよう!
と意識を働かせれば、

そのことだけが目的となり、
考えはやがて、

姿勢を正さなければいけない
姿勢を気をつけなきゃいけないと、

注意やルールの言葉に変わる。


一方、姿勢を良くすることは、
身体のあらゆる箇所の負担がなくなり、
健康にとってとても良く、大切なことだ!

姿勢が綺麗であると、美しくも見え理想の姿。
健康や理想へ近づこうと志向の言葉がつくられる。


思考は、言葉を作りだす。
引いては、行動へ影響を与える。

使う言葉は、大切だと日頃から痛感する。



<例えば>
“食事について“心掛ける。



食べすぎないように気をつけよう!

食べちゃいけない、我慢しなきゃいけない
苦しくなり、疲れてくる。

食べ過ぎは、
体への影響が大きく病気にもつながる。

健康な体を作ることは大切。
健康で楽に動ける体の食習慣を作ろう。

前向きな気持ちや行動が湧く。




注意・禁止の言葉は、行動を抑える。
希望・鼓舞の言葉は、行動を促す。

行動を起こす、ポジティブなプラスの言葉、
肯定の言葉を使う大切さ。

なぜそうするのか?
それをするとどうなるのか?

その行動をすることで
何が得られているかを想像する。

動いていく、能動していく。

行動がポジティブなイメージを持たせられるかどうか。



<例えば>
共感は大切だ!
“共感“を心掛ける。



共感は大事、共感するようにする。

これだけの考えでは、
ただ共感することだけが目的されてしまう。

共感しなければ、共感しないといけない
というような言葉へつながっていくだろう。

そうすれば、圧力となり、果ては、
自己犠牲してまで、過剰同調のようにも
なり得る。

どうして共感をしているのか?

どのように共感を行なっていくのか?

なぜ、共感が大切と考えるのか?

そこを腑に落としていく。

自分が納得していることが大切で


だから、心掛ける。
大切にしている。

と、言葉で説明できるところまで、

言語化することで、
より整理と理解が深まるように思う。


目的がどこにあるか、その影響を考え行う。
意識をすることで、より効果が高まる。

共感は大切。
“共感“を心掛ける。

共感は安心感を与える。

共感を共有することで、
理解し合え、受容されたと感じる。

守られている感じや、
つながりを感じられる。

心強く感じる。
頑張ろうと励みとなる。
前向きな気持ちの土壌が育つ。

ポジテイブな感情が生まれ、
その人のエネルギーを育むため、
共感を大切にしていきたい!

だから、共感を心掛ける。

信念や価値観としていきたい……





一言に、「心掛ける」と言っても、

その言葉の働かせ方は、さまざまだ。


言葉をどのように意味づけていくか。

目的をどのように定めていくか。

方向をどのように向かわせていくか。

行動することの理解度や解像度。

構造を考えて行うことで、
反映されていくものは異なってくる。


さて、皆さんはどのようにされていますか?

私は、意味を理解し、
どのような働きかけがあるのかを考えて、

向かう方向をイメージし、目的を決め、
行動としていきます。


勉強にしろ、何にしろ、

「学習」
学び習得していくというもの

を、そのように考えます。


意識が高いと昔から言われることが多かったですが、

“意識をして行う場合と、そうでない場合の違い“

というのを、幼い頃から生活の中で感じています。


意識する=心掛ける=大切にする=信念・価値観


私には、このような感覚があり、
どれも相関し合っていて、

繋がっているように感じています。




前職のスポーツジムでは、
トレーニングの3原理5原則というのを学びました。

生活の中で自分が体感して大切にしてきたものが、
トレーニングの理論としてあることを知りました。

トレーニングを行う上で、基礎となる大切な考えです。


トレーニングとは「学習」と同じ♪

トレーニングの原理原則は、
「学習」全般に言えるものと考えます。

学び、習得を行う際に、役立つものと思います。


【トレーニングの3原理】

過負荷の原理「運動強度の設定は?」
日常生活レベル以上の負荷をかけないと体力は向上しない。

可塑性の原理
「トレーニングを止めてしまうと…」
一時的に向上させた体力は低下するのが早く、
継続的に向上させた体力は低下はするけど速度は遅い。

特異性の原理「目的に合ったトレーニングか?」
得意なことばかりしていると全体のバランスが崩れていくので、
個人に必要なトレーニングをする。

【トレーニングの5原則】

・漸進性の原則「体力に合ったトレーニングか?」
 体力の向上に合わせて、徐々にトレーニングの負荷を高めていく。

・反復性の原則「トレーニングを継続してる?」
 継続することで初めて効果を得ることができる。

・全面性の原則「バランスよくトレーニングできてる?」
 体力の要素
(筋力、筋持久力、持久力、柔軟性、平衡性、巧緻性など)
 気になる部分だけでなく、偏りなく全体的に鍛えることで、
 気になる部分のトレーニング効果も高まる。
 総合的に体力の向上をさせること

・意識性の原則
「トレーニングの目的を理解してる?」
 そのトレーニングがどんな意味を持っているのか
 それを理解すると、トレーニング効果は高まる。

・個別性の原則
「個人の特徴や特性を理解してる?」
 体力や技術には個人差があるので、年齢、性別、
 トレーニング、目的、体力レベル、トレーニング経験などを
 考慮して取り組む。

トレーニングという言葉を
勉強や学び、学習という言葉に置き換えられます。


トレーニングは「学習」であるということは、

「学習」は、トレーニングだということ!✨


学び、習得するためには、
適切な負荷を与え、継続して行い、補い合いバランスを整えながら、
理解をして意識して取り組み、自分にあった内容で行う。

理解し、小さなことの積み重ねを行い、

自分のものとして、力をつけていく✨

そういうものだと思っています。


「心掛ける」とは、
この意識性の部分に当たるでしょう。

・意識性の原則「トレーニングの目的を理解してる?」
 そのトレーニングがどんな意味を持っているのか
 それを理解すると、トレーニング効果は高まる。




言葉をどのように扱っていくか。
言葉を大切に考えている。

言葉の捉え方、働かせ方は、さまざまであるが、

言葉の力✨


日々、それを感じ、過ごしている。


〜マザーテレサの言葉より〜

思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。

『思考は運命を変える』



〜言葉を考える〜



・・お読みいただきありがとうございます・・


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