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作家を目指して 坊ちゃん文学賞④

 坊ちゃん文学賞応募へ向け、執筆を開始。主人公は疫病大流行でイタリアンレストランをクビになった28歳の女性。「私は何て不幸なのだろう。お金持ちと結婚して、誰もがうらやむ生活をしたい」とネットを検索するうちに、「あなたの不幸を治療します 幸せ病院」の謳い文句が目に飛び込み、すがる思いでオンライン診療を受けるように。治療のおかげで、一般的に幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」を増やすことに成功。幸せオーラをまとっているせいか(と本人は思っている)、タワーマンション(金持ちの象徴)に住む独身男性と出会い、付き合うように。
 結婚までとんとん拍子に話が進み、夢にまで見たタワーマンションで暮らすセレブな生活を手に入れたのですが、実は夫には裏の顔が。深夜、夫が誰かと電話で話しているのを聞いてしまった妻は顔面蒼白に。「幸せ病院」と夫はグルで、妻をだまし、高額の保険金をかけ、殺人を目論んでいたのです。「殺される」と恐怖におびえた妻が「ほかは何も望みません。命だけは助けてください」と祈ると、猫(吾輩は猫である―にひっかけて)に変身して、タワーマンションを後にし、偽りの幸せを手放したのでした。終わり。

 あらすじは以上です。今、振り返ってみると、5000文字の作品に内容を盛り込みすぎ。反省。しかも、「もっと深く、的確に書きたいのに」と思いつつも、うまい表現ができず、実際の文章は浅くて薄っぺらい。当然、落選。ただ、小説らしい文章を書いたのが人生で初めてだったので、その意味では満足?しています。

 ここへきて、新たな疑問が生じてきました。それは、「小説って書くルールがあるのかしら」と。次は「作家を目指して 小説の書き方」を投稿します。

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