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「のこされた動物たち」「待ち続ける動物たち」

皆さんこんにちは。

今回は、Youtubeでよく動画を拝見してるnaoさんという方が、
能登地震で被災した動物たちの保護活動に寄付したという話をInstagramで挙げられており、ふと思い出したこの2冊を紹介しようと思います。


本紹介



今回紹介するのは
「のこされた動物たち」
「待ち続ける動物たち」


「動物も、土地も、家も、桜の木も、みんな待っている。」
飼い主との再会も、助けられなかった命も。
副島第一原発20キロ圏内で保護活動をするカメラマンが撮りためた、助けを待ち続ける動物たちの写真集。(帯より)

なにも終わっていない。
いのちは今も、待っている。
東北の寒い冬、食べ物の少なくなった土地で命をつなぐ犬猫も、
生き残った家畜たちが迎えた悲しい運命も。
福島第一原発20キロ圏内に「のこされた動物たち」の
伝えられることのない1年の記録。(帯より)


内容、感じること


この本は東日大震災の際、被災地に置いて行かれてしまった動物たちの様子が載せられた写真集です。

「すぐに戻ってこれるだろう」
そう思ってペットを置いたまま避難した人達。
まさか後にそこが立ち入り禁止になってしまう事などは想像もできず、
ペットを被災地に残さざるを得なくなる悔しい思いをした人がいるそうです。

残された動物たちの保護活動をしながら、
写真を撮りためていった太田康介さん、
様々な悲惨で生々しい現場を、写真で伝えています。

中には、手遅れだった子の写真などもあり、
そういった遺骸などを見るのが苦手な方は少し注意が必要です。

震災の時、報道されることの多くは
人の営みにおける被害などについてです。

しかし、実際は家族を失ってひとりぼっちになってしまった動物や、やむを得ず置いて行かれた動物たちがいます。
動物をつれて避難できないという状況は、
改善が求められる点でもあると思います。


家のそばでひっそりと亡くなる子、どこかに閉じ込められたまま餓死してしまう子。

でも確かに助けられる命もあって、
ボランティアさんが協力して食料を運んだり、依頼を受けて保護をしたりして、家族と再会できる子や新しい家に迎えられる子もいます。


大事なのは、
人はもちろんこういった子達も被災し、うまく伝えられない中助けを求めている、この事を知っておくことです。

そして可能であれば、寄付するという手段をとることもできます。


naoさんが紹介されていた寄付先のリンクを張っておくので、
気になる方は是非見てみてください🍀


おわりに


今回は「のこされた動物たち」「待ち続ける動物たち」という写真集について紹介させて頂きました。

自分も実家で犬と猫を飼っており、
実家の地域は将来的は大地震も予測されている地域です。

自分達の対策はもちろん、
動物たちをしっかりと連れて行ってあげられるよう地域の情報を調べたり、運んでいけるゲージなど用意しておかなければならないと改めて感じました。
避難所によっては、そういったゲージがないと受け入れてもらえないところもあるようなので……。

家族を守る手段は、いくつ知っていても無駄じゃないと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございます。
それでは、また次回お会いしましょう。

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