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貧富の差あるある 

私は毒親家庭・貧困層出身です。

大学進学を期に都会に出たところ、裕福な家庭の人がニ物や三物も持っていて、すごくカルチャーショックを受けました。

そのとき経験した貧富の差について話したいと思います。

1.貧富の差を感じた最初の経験

高学歴=裕福な家 低学歴=貧乏な家

 私は貧困家庭出身で、勉強もあまりできませんでした。中学は地元の公立で、高校は偏差値の低い学校に入学しましたが、治安の悪い学校でした。

偏差値の低い学校では、私と同じように割と貧乏で家庭環境がよくない人が多くいました。

高校卒業を期に、実家から逃げたい・貧困から逃れたい・学歴を積みたい一心で大学は都会の大学を選びました。

そこでは、裕福で家庭環境がよく、両親の仲も良い人が多くいました。
その人たちが、本気で心の底から親を尊敬していると言っていて衝撃的でした。

裕福な家の人は、両親仲が良く、親が子供に対してお金や気持ちに余裕があるため、子どもは健全に育つのだと思いました。

2.貧富の差あるある

〈教育編〉

①学費・生活費をすべて親が支払う
学費の費用はもちろん親が支払ってくれる子が多かったです。
地方から上京していた子でも地方で名家でお金持ちだから学費以外の生活費も親が払ってくれていたそうです。
部活動や資格の予備校代も親持ちでした。


私は奨学金を借りて大学に行き、アルバイトをして学費や生活費に回していました。
私は親から奨学金でも学費が足りないと打ち明けられた時は、学校の教務課や公的機関に相談に行って、必死にもがいていました。

②留学費用を親が出してくれる
留学費用は全て親持ちで海外留学に行った子がいます。留学費用以外に海外での生活費も合わせて安くても500万くらいかかります。

大学の学費以外にも留学費も親から出してもらっていて羨ましかったです。
親が子供のことを考えて教育費用として出してくれているんだなと思いました。

私も留学に行きたかったですが、大学の学費で悩んでいたため留学費用にまで出せませんでした。

大学の留学説明会に行ったとき、
高校で留学経験がある子がいましたが英語ができないと言っていました。
私も英語ができないのですが、そもそもできないスタートラインが違っていると気づきました。

③中学高校のレベルにも差がある…
〈 裕福な家 〉
都会の大学に進学した時、一貫校に通っていた子やインターナショナルスクール出身の子がいました。共通しているのが、中学受験を経験している子が多かったことです。
中学受験は子供も大変ですが、親も塾代にお金をかけてくれるみたいなので、すごいなと思いました。

〈 貧困家庭 〉
私は田舎出身ですが、中学受験をしていた人は本当に少ない印象です。中学受験にお金をかけられないのだと思います。そして、中学は小学校からの持ち上がりが多く、中学では貧富の差がかなりありました。

〈生活編〉

①親の職業がすごい
裕福な家の親は医者・研究者、弁護士、会社経営者、大企業の正社員勤め、公務員一族の人がいました。
びっくりしたのが父がパイロットで母がCAの人がいました。娘も美人でモデル経験ありで、海外旅行は当たり前のご家族みたいでした。

②親や友人と度々旅行にいく
長期休みのたびに海外旅行に行き、ブランド物の服・バッグを買ってもらう子がいました。

また。親と外食をするときは、ドレスコードに乗っ取りおしゃれして高級レストランに行くことが多いみたいでした。

本人は高級レストランだと思っていませんでしたが、コース料理で1人1万円以上するため、私から見た場合、高級レストランだと思ってしまいます。

裕福なクラスメイトは友人同士で海外旅行にいくときも、親がすべてお金を払ってくれると言ってました。

私の家は、旅行を行ったことがありません。
生きてきた中で家族揃って外食に行ったことは、片手で数えるほどしかありませんでした。

③習い事にも格差
〈 裕福な家 〉
裕福な家庭の人は茶道やバレエ、ピアノ、ヴァイオリン、乗馬などをしていました。

〈 貧乏家庭 〉
習い事はやっていない。もしくはそろばんを習っていればいい方だったと思います。

子供に与えられる機会が平等でないため、貧困層が這い上がるためには、必死に勉強して名の知れた大学を出て大企業へ勤める方法でしか這い上がれないと思ってしまいました。

服や持ち物が高価・質が良い
裕福な家の子は身につけているものはブランドもので質のいい服を着ていました。シーズンごとに一枚何万円単位の服を何十着も買っていることにびっくりしました。
コスメもブランド物で固められていました。気に入った化粧品にお金を使えて羨ましいです。

私はシーズンが過ぎて値下げされた時に服を買っていました。
ブランドものは買えないため、友人達が当たり前にブランド物のバッグやコスメを買っていて羨ましかったです。

⑤食事にも格差
裕福な家の子が副菜にサラダにお金を払っていてすごいなと思いました。
コンビニでさえサラダが300円します。それに主菜やドリンクもつけると余裕で1000円以上するため、サラダにお金を使えていて健康そうで羨ましかったです。

お金がないため、サラダに使う余裕がなく、大学では炭水化物でお腹を満たしていました。


3.感想

裕福な家の子たちは、親が当たり前にお金を出してくれることがどれだけすごいことかあまり気づいていません。

裕福な子が「自分は裕福な方ではない」と言っていました。
自分の普通と、他人の普通は違うと思います。
裕福な子が、貧しい家庭の子をわざと傷つけようと言ったわけでないため、余計にショックでした。

貧困層と関わったことがない、貧困がどういうものか想像したことないから言えるのだと思いました。


私は裕福で家族仲のいい家庭の子が、親の面倒云々を気にせずに勉強に専念できて少し羨ましいです。

親も裕福だから、子どもに教育や課外活動にもお金を投資してくれます。

ないものねだりですが、そんな裕福な家庭の子が羨ましいなと思ってしまいます…


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