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「9割の未顧客」に寄せにいくのをやめたらすごかった

ども、すずです。

「市場リサーチもしてるし、競合分析もしてる。なのに自分の存在にだれも注目してくれない。どうして!?」

と思ったことはないでしょうか。
私はそれで目がまわったことがあります😇


市場リサーチも、競合分析も……。

やりすぎると、その人の性格によってはいろいろ見すぎて混乱したり、無意識に比べてしまって病んだり落ち込んでしまったりと、逆効果になることもあります。

私自身、市場リサーチや競合分析のしすぎは、シンプルに自分の性格に合わなかったのでしんどくなりました(笑)


「じゃあどう対処したらいいのー!!」

てことで今回は、「『9割の未顧客』に寄せにいくのをやめたらすごかった」というテーマでお話してみます。


市場にいる9割は未顧客でありファンですらない

ここでいう「未顧客」とは、

「有料であれ無料であれ、あなたの商品を手に取ったことがない、もしくはサービスを体験したことがない人」

と定義づけてお話していきますが、

そう考えると、そもそも市場(あなたが戦おうとしている世界)の9割は、確実に「未顧客」でしょう。

いち個人が広告費などをかけずに発信しているわけですから、バズりでもしないかぎり、これは仕方がないと思います。

だいたいの方がここに当てはまるのではないでしょうか。


といったところで、今回は例として「『稼ぐ系』の市場の規模」から考えてみたいのですが、Xであれば、トータルユーザーは約4500万人とされています。

では、そのうちの「稼ぐ系」の界隈って、いったい何万人のユーザーがいるのでしょう。

5万人とかいたらいいほうなのかな。(ちゃんと調べてないから正確な数字がわからなくてすみません)


私の体感ですが、「稼ぐ系、ビジネス系」の中で実力者と名高いインフルエンサーとされる人たちですら、フォロワーを見ると平均1万人〜3万人ちょっとくらいですから、

毎日Xやnoteを開くくらいの「アクティブな人」っていうと、まあそれくらいいればいいほうなんじゃないかな、という気がします。

(本来インフルエンサーって10万人くらいフォロワーがいそうなものですが、ビジネス系YouTuberさんたちは広告のパワーもあり「個人の力で稼ぐ」という視点から、今回は除外しています)


というわけでアクティブなユーザーが市場に5万人いたとして話を進めていきますが、

その9割(45,000人くらいでしょうか)は、あなたのことを「知ってすらいない」わけです。


当然ですね。普通にポストしているなら、インプ数も50〜500くらいがいいところでしょう。


…といった事実から考えても、市場の9割はあなたにとっても私にとっても未顧客ですし、

残りの1割(約5,000人)も、運がよくて「1回タイムライン上のおすすめで表示されたことがある」くらいで、

実際にはせいぜい数百人程度しかあなたのことを認知していないでしょうし、ましてや「顧客」という濃い関係値なると、よくて数十人といったところではないでしょうか。

インフルエンサーと比べたら、完全に弱小アカウントです。


この調子で続けていては、あなたのコンテンツ(記事など)を見てくれる人が増えるどころか、そもそもあなたという存在を知られることもありません。


私もそんな状況が2年くらい続いていました。

「私の存在を知っている人なんて、ほんの数人だろうな」

と思いながらも、X(当時はTwitter)での発信をなんとかマネタイズに繋げたかったので、「なんとかせねば」と、市場リサーチも競合分析もしてみたのです。

そしてその結果に沿って、「そのときの市場にいる多くの人たちが求めていそうなこと」をつぶやいたり記事にしたりして、反応を集め、認知を取ろうとしていました。


が。


すぐ病んだ。普通にイヤになりました。

「ほんとうにコレ(リサーチや競合分析)やる意味あるのか?」

と、ほんとうに心から嫌気が差してしまったのです。
「だれかに合わせにいく」ことの、まあ性格に合わないこと(笑)


リサーチで見えた市場に寄せるのをやめてみた

ということで、混乱して何もできない自分と、自分が実現したい世界とは真逆のあり方をしている市場に対して、一周回ってイライラして、ついに我慢ならなくなったので、

「いまの自分にできることをしよう」と思って、noteに自分の思いのまま、自分の視点で、市場リサーチや競合分析などして嫌気が差したことを、そのまま言語化してみたのです。

そのときの記事とポストがこれ↓

すると、「こういうアンチテーゼいいな」とか「ずっと思ってたこと言ってくれてスッキリした」「自分だけじゃなくて安心した」といったような声がチラホラ届くようになり、

しまいには「すずさんから学びたい!!」という方まで現れるようになったり、

徐々に私を知ってファンになってくださった方から、アツいメッセージまでいただけるようになりました。(一応証拠に2つほど貼っておきます)

同じ感覚でほんとうに嬉しいです。こういう人めちゃ好き(笑)
似たような過去を経験してらしてめちゃ救いたい…となりました

私がやったことって、めちゃくちゃ大きく言えば「やりたくないことをすべてやめて、やりたいようにやってみた」という感じなのですが、

(「Twitterに毎日張り付く」のも「リプしまくる」のも「いいねして回る」のも「近しい人に媚を売る」のも「市場に寄せた『こういうのが欲しいんやろ』みたいな発信内容」もぜんぶやめた)


私の性格には、どうやらこのやり方が合っていたみたいで、

「ぜんぶぶっ壊す」とか言い出して暴れ始めて以来、いいご縁しかありませんし、きちんと毎月マネタイズできる環境も持てるようになりました。

あとはこれを大きくして、より強固にしていくだけだなあ、といったところです。


自分の心に正直に生きて、9割の未顧客に寄せることをやめた結果、ストレスフリーで心も豊かな環境に出会えるようになったわけです。


まあそもそも9割の「未顧客」っていうくらいだから、向こう(未顧客さんたち)もこっちのことどうでもいいわけですよ。

だってコッチの存在すらまだ知らないんだから。


ビジネスを大きくしていくならゆくゆく「未顧客」の人たちに知ってもらう必要はあるけど、

きっとこの記事を読んでいる人はまだその段階じゃなくて、自分で商品を作らなきゃいけなかったり、導線組まなきゃいけなかったりと、

「ビジネスの土台」を作らないといけないステージにいると思うんですね。


だったら、すでにあなたを見てくれている人や、あなたのことを認知してくれている人に対してだけでいいから、まずはやりたいようにやってみてもいいんじゃないかな、とも思うんです。


とはいえ、このムーブは性格に合う合わないがあるので、

自分の性格でどう立ち回ったらいいか、どんな商品・サービスのあり方で展開していけばいいかというのは、この記事で軽く書いているので、考えるときの参考にしてみてください。↓


てなわけで、あなたももし

「情報発信頑張ってるけど、状況が変わらなくて、続けるの苦しいなあ~~」

「なんか思ってた世界と違うな…」

なんて思っているようでしたら、一度自分の性格や心と向き合って、好きにやってみるのも、ひとつの手だと思います。


私、数秘術を少しだけかじっているのですが、数秘術で見ると今年は「みんなもっと自由に、自分らしくしてええんやで」の年らしいので、もっとカジュアルに、ビジネスに取り組んでみてほしいなあなんて思っていたりします。

あなたの進む道なんだから、難しく考えすぎないでね。


ではまた!


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