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保育ソーシャルワークとは

ソーシャルワーク福岡が実施する4つの事業(保育ソーシャルワーク・学校ソーシャルワーク産業ソーシャルワーク(社内保健室)産前産後事業)について説明していきます!

今回は、保育ソーシャルワークの紹介です。


・「よく分からないけど、なんか気になる」

みなさんは、保育ソーシャルワークと聞いて、どんなことを想像をしますか?現在、東京や広島など、少しずつ保育ソーシャルワーカーが保育園等で導入されています。

上記の見出しは、園の先生からよく聞く言葉の一つです。保育ソーシャルワークは、保育園や幼稚園、こども園などの乳幼児や家庭に対して、気になっていること・困っていることを一緒に考えて問題解決をしていくことです。私たちは、先生たちの「なんか気になる、でもどうしたらいいんだろう」を紐解いていきます。

・職員のケア


もう一つ大事にしているのは、園で働いている職員のケアです。保育園は社会インフラであり、保育園や幼稚園があるからこそ多くの方の暮らしが成り立っています。ソーシャルワーク福岡は、人々の暮らしを担い、子どもを育てる先生方の悩みの受け皿や、スキルアップの一助になりたいと活動しています。

・保育ソーシャルワークの具体例

園長や先生たちの「なんか気になる…」は、こんなことが挙げられます。

「Aくん、給食をあまり食べないな…」
「Bちゃんのお母さん、表情が暗いけどどうしたのかな…」
「C先生、最近遅刻が多いけど大丈夫かな…」

こういった心配事に対して、保育ソーシャルワーカーは、先生たちや保護者、子どもたちにこのようなアプローチをしていきます。

給食をあまり食べないAくんに対して…

・連絡帳を見返して、朝食や夕食の内容を見てみる
・発育記録を見返してみる
・保育士と一緒に、給食の時間やその他の活動時においてAくんとの関わり方を考える
・調理員と一緒に、給食のメニューや食材の切り方などを考える
・保護者に家庭での食事について聞いてみる    などなど

表情が暗いBちゃんのお母さんに対して…

・保育士から最近のBちゃん、お母さんの様子などを聞く
・保育士に保護者への伝え方や連絡帳の書き方などを伝える
・Bちゃんの様子を観察する
・保育ソーシャルワーカーがBちゃんのお母さんと面談する            
                        などなど

遅刻が多いC先生に対して…

・C先生と面談する
・C先生の相談内容に応じてこのようなことをします
→・傾聴して仕事へのモチベーションを上げる
 ・キャリアについて一緒に考える
 ・スタッフ研修を実施する           などなど

これは、あくまでもほんの一例です。
場合によって、社会資源や情報の提供、公的機関や医療機関、民間団体へ橋渡しをします。
また、ソーシャルワーク福岡のスタッフは、専門知識や経験、情報を豊富にもっていることから、その方にあった機関や団体をピックアップして、ご紹介しています。先生方や地域に向けた講座も請け負っていますよ。

ソーシャルワーク福岡や保育ソーシャルワークについて、詳しく聞きたい方は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。

【お問い合わせ先】


株式会社ソーシャルワーク福岡:
info@sw-f.jp

今回の記事では、ソーシャルワーク福岡の保育ソーシャルワーク事業を簡単に説明しました。このnoteでは、保育ソーシャルワークの様々な事例や内容を紹介していく予定です。お楽しみに!

保育ソーシャルワーク取材記事まとめ

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2023年3月29日西日本新聞朝刊の一面に弊社の保育ソーシャルワークの取り組みが掲載されました。ぜひ、ご覧ください!
『保育の現場にも「ソーシャルワーカー」 発達の悩み、貧困…就学前から支援』

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2023年10月18日マイナビ保育士が運営する情報サイト「ほいくらし」に保育ソーシャルワークの取り組みが掲載されました。

『保育士や保護者の「なんか気になる」を解決!子どもも大人も幸せになる保育ソーシャルワークとは?|株式会社ソーシャルワーク福岡』


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