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縄文時代を見ていかないと、美を語れない♡

いつも、ありがとうございます。

薬剤師をしながら画商をしています。

縄文時代が、

話題になっている事を

配信しています。

というのも、

この時代を抜きにして

芸術を語れないのです。 

縄文土器


今は、

未来に進んでいる様に見えても

過去に向かっていると

言われています。

それは、

「嘘偽りのない自分に戻りたい!

 自分を取り戻したい!」

という方が

多くいらっしゃる事からも

言えると思います。

一つは忙しすぎる。

テクノロジーの進化とともに

脳の仕事量は増えている

感情を持っている人間が

どんどん

ロボット化している。

今は

頭脳労働の時代だと言われますね。

本当の自分に戻って

自分の心を取り戻して

心を通わせる

本当のコミュニケーションをしたい♡

子供達でさえ

習い事や塾で

忙しくて遊ぶ人を見つけるのも大変。

心の拠り所を探しているのです。

私のいる医療もそうなのです。

もう

AIなしでは

医療をも語る事ができなくなってきています。


縄文時代は

1万年以上 

続いていた時代です。

人と人の垣根がなく

みんな仲良く生活していて

争いのなかった時代です。

女性を

大切にしていた事も

土偶を見れば分かります。

土偶は女性を型取ったものが

多く存在しています。

女性は女神の時代が長かった。

土偶


弥生時代の卑弥呼は

国を安定させた。

今からは、

女性の時代だと言われていますね。

だから、

未来に進んでいる様に見えても

過去に戻っているのです。

卑弥呼作品


縄文時代は

狩猟採集を

主な生業としていた時代です。

クリ クルミ トチ ナラ シイ ブナ

などの木の実が

縄文人を支えていました。

特に 

アク抜きがいらない

クリ クルミ 

は 好まれていたそうです。


縄文式土器を

美術品へと底上げしたのは

画家 岡本太郎さんです。

縄文式土器は

よく観察すると

動物の形が源となり

様々な文様となって展開している様です。

特に

イノシシとヘビはセットで

土器を飾る例が多くあるそうです。

冬眠から目覚め

逞しく生きるヘビと

多産の象徴であるイノシシに

縄文人が

豊穣を願ったと言われています。


岡本太郎は

1951年の東京国立博物館で開催された

「日本古代文明展」で

縄文式土器を見て

その逞しい造形に魅了されて

翌年の美術雑誌「みずゑ」に

「縄文土器論 四次元との対話」

と題した論文を発表します。

岡本太郎の発表は

これまで考古資料でしかなかった

縄文式土器が

芸術として

評価されていくきっかけとなりました。


岡本太郎は

土器の造形に注目して

土器から見出される

縄文人の精神構造を考察していきます。

うねり 渦巻く 特異な隆線紋は

狩猟採集と移動を伴う

縄文人の動的な生活体験から

引出されたのではないかと考察し

躍動的な空間処理は

アヴァンギャルドの

抽象彫刻に比肩すると

主張しています。

狩猟の成功を祈るという

呪術的な意味を帯びた土器は

縄文人と四次元

四次元とは

超自然 神秘の世界

との対話の現れであると表現しました。

さらに

芸術家達が

いかに

縄文の

エネルギーや発想力を

作品に取り入れていくかが

問われている事を訴え

縄文人が

超自然のパワーに対峙したように

現代芸術は

原子力や経済恐慌を含めた

不可視の脅威に

立ち向かっていかなければならない

と提言しています。

岡本太郎は

100年先を見て、

芸術を推し進めました。

アヴァンギャルドとは

既存の芸術を壊して

新しいものを創造していく

アーティストとの事。


だから、

この方の作品を訳わからないと思う人も

いるかもしれないけれど

時代が追いついてきましたよね。

まだまだ

岡本太郎の作品は

それでも、

まだまだ

現代人は追いついてきていない気がします。

だから

いつ見ても

この方の作品は新しいのです。


今は

未来に進んでいる様にみえて、

過去に戻っている。

縄文時代は

自然を崇拝していた

祈りや祭りや呪術を

大切にしていた時代です。

呪術 祈り 祭り

今現代 ここに心を委ねたい

人と人の関係で

温かのコミュニケーションで

心通わせたい

個が大切になる時代だからこそ

仲間を求めている人が

多い様に感じます。 

少しずつ

古代から

芸術を見ていく配信を

していきたいと思っています。

今日も

古代への想いを馳せ

未来への希望にうねりを感じる

そんな一日に

感謝でいっぱいです。

いつも

遊びに来て頂き

ありがとうございます。

感謝感謝♡