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たまご詩集

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釈たまご詩集。湧いてきたことば、やってきた言葉をつづっています。
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記事一覧

世界観マーケティング

世界観マーケティング

奇異で珍妙でタイミングも外しているが、なにか気になる固有性。

大衆人気を生むためのノウハウ化されたマーケティングの時代は終焉を迎え、奇妙だが突き抜けた固有性が飛躍する時代に突入した。

飽き飽きした成功法則や陳腐なノウハウを凌駕する突き抜けた固有性。

そこにしかない嗅覚を刺激する独自性。

大衆に少額ずつ払わせる大衆マーケティングに退屈を感じる日常で、ただ心掴まれた少数が多額のリソースを懸けた

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情報を漂わせる

情報を漂わせる

SNSを多用していると、今響くものもあれば全く反応がないものもある。

意図して情報を流そうとすると、押しつけがましくしつこく数字ばかり気になるもの。

しかし、目先の人数や今の反応はおまけのようなものだ。

情報空間に情報を漂わせ、ぷかりぷかりと浮遊させておく。

時の媒体を介して必要な時機に必要としている人のもとへ届いていく。

時空を超えて、会ったこともない人と人を結びつける。

時を経て古

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新しい和

新しい和

「仮にあと半年で死んでも人生に悔いのないように」とか言うと、周囲からはまた大げさな、と冗談のように一笑に付されるものだ。

危機の捉え方は人それぞれだが、個人的には真にそう思って今動いている。

既存の上下関係や枠組みはすっ飛ばして、次の時代を担う人、育てる人に届いて欲しい。

死にかけたことがない人は、そこそこの年齢でもあと何十年も生きられるような根拠のない妄想を抱いているものだ。

もしくはあ

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性根をうつしだすコロナ

性根をうつしだすコロナ

危機は人の性根をあらわにする。

毎日やたらと儲けのことばかり送ってくるようになったメルマガ。

去年までは利他を論じ、いいことばかり言っていたのに、急に現世ご利益に舵を切るあさましさ。

今周囲の人が何に関心を持ち、何を表現しているかで本物かまがい物か本質が分かるだろう。

美醜に関わらず、本性が現れ出た時からがようやく本当の交わりと言える。

お金はあっても高慢で人を見下す輩がいるかと思えば、

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五六七の闇と光

五六七の闇と光

みろくを光とかワクワクとか、言葉じりだけつまむ輩がいる。

おそらく予期し得なかった絶望と底を味わうだろう。

光を知るためには、とことんの闇なのだから。

小綺麗な化粧と虚飾で着飾ったところに光があるわけではない。

落ちて地べたを這いずり回った時に、それでもさすのが光。

現実を直視せず、現在から逃げ回っても、すぐに追いつかれてしまう。

生きるのにヘトヘトで、死ぬ方が随分楽でも生きたいと思わ

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美しき緑の時代

美しき緑の時代

胸が傷んだら ハートで感じよう

緑は胸 4の緑は自然とともにある

緑は受けいれざるものを受容するハート

緑はスペース 時間と空間

緑は鳥瞰 物事を俯瞰的に見よ

赤と緑 対となる補色

ワーカホリックは赤

サバイバルも赤

赤は急ぎ 緑は休む

赤は狩り 緑は育てる

分かつ緑

ゆとりの緑

美しき緑の世界へようこそ

各々の正義を貫く終末期

各々の正義を貫く終末期

さながら妖怪大戦争のような様相を帯びてきた。

さまざまな国や宗派のリーダーが未曾有の危機と不確かな世界を語る時代。

宗教が終わると言いながら、特定の誰かの言うことを鵜呑みにしている時点で、無宗教でも盲信の只中にある。

予言し、先導するものが選ばれる。

選ばれし者を生きるのは正か邪か。

言葉でなく心眼で見て肚で感じよ。

一つの正義、一つの真実が終わりを迎える。

各々が小さな自分の真を信

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私という概念の喪失

私という概念の喪失

私が考えました
私が助けました
私が影響力を発揮しました

それは陽炎

響く人は既に主語を忘れている

考えたことも
助けたことも
影響を発揮したことも

主語はないけれど、多くの人の心には残る

今思っている自分とは何だろう

芸能人のように観客がいなければステージにさえ立てないものなのか

そんなひ弱な存在だろうか

私を捨てた時に圧倒的な影響力と存在感が生ま

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言葉だけ残る世界へ

言葉だけ残る世界へ

ウィルスで騒がしくなってから、良くも悪くも綻び、剥がれる時代に入ってきたと感じる。

分厚い鎧を着ていた人には苦痛極まりなく、裸同然の人には変化の微塵もない世界。

本音で言葉を発する人には心地よく、建前の染み付いた人には肉をえぐられるような感覚があるだろう。

ここから未来がどうなるのか。

私心のある人は、権威があっても予測を外しまくる。

自分が当たり前に生きている前提が先行すると全てが歪む

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反逆の狼煙

反逆の狼煙

危機に瀕する世界の中で

実行するのはいつも

従順で善良な羊の群れ

服従し異を唱えず鵜呑みにし群れる

危機に瀕する世界の中で

対抗するのはいつも

まつろわぬ異端の狼

支配と選別へ上がる反逆の狼煙

謎

謎が解けた
春うららかで光に満ちる日常と
不穏で悶々とする事象の狭間で

謎が解けた
心ある知性高き友人と
これから起こる世界の智略について

謎が解けた
温かな陽射しに包まれた部屋で
氷解する秘密と顕現する真実

光がさす方へ

光がさす方へ

様々なお問い合わせを頂いています。

不安や心配からくるもの、予測不能で不可逆的な今後の未来に関してです。

自分では当たり前の情報でも、今困ってる方が知らず、助けになるものがあります。

この人に必要そうな情報だなと思えば、ピンと来た時点で、すぐに連絡を取り、教えてあげてほしい。

せこいセミナーに誘導したり、目先の対価を求めずにです。

どっちが専門家とか関係なく、縁が薄れ

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青白い顔した虚ろな目の専門家よりも、自分の勘を信じること。
情動喚起や扇動を意図した情報を選別し、遮断すること。
この機に乗じてビジネスチャンスを謳う輩を寄せつけないこと。
恐れる人、誠意がない人、自信がない人に自分の人生を委ねないこと。

都市には無駄にそびえたった建物だけが残るだろう。
物流ありきの消費衝動が強制的に終わる。
混雑はないが、生活に要る物も供給されない。
地方の自然の中で必要な分だけ耕し、育て、分かち食す文化が復活する。