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益田ミリ展にて、言葉のギフトを受け取る。

私の職場では、一時期《益田ミリブーム》があり、誰かしら本を持って来ては回し読みをしていました。

私も、そこで借りてバッチリ
ハマりました。

益田ミリさんのエッセイコミックを
読まれたことがある方は

女性特有のモヤっと感を言葉にしてくれていて、

めっちゃ共感する〜❗️という感覚を
分かっていただけると思います。


先日、福岡にて《益田ミリ展》がある
という告知のハガキが職場に置かれていました。

ブックスキューブリックという本屋さんは、小さな本屋さんなのですが、置かれている本全てがドストライク級の選書です💘


本の表紙のデザインが宝物みたいな雰囲気の空間になっています。


展示会の話に戻りますが、
展示自体は無料で見られます。

本屋の2階にカフェがあるのですが、その一角に小さくスペースが設けられていました。
(どーんとした展示会ではありません)

ちなみに、写真OKでした📸❗️


壁一面に本から引用した印象的な言葉たちが貼られています。

空想には年齢制限がない。
そしてそれは、どんな力
によっても奪われること
のない貴重品であること
に間違いなかった。
『しあわせしりとり』p26
タクシーのシートベルトに
なぜか あたふたします
miri
ラーメンを食べ終え、おやつ用の甘いパンを
買い、コーヒースタンドでコーヒーを飲んで
家へと向かう。いい日だ。完璧だ、と思った。
『東京あたふた族』p109

どれも隣を歩いてくれるような
等身大の言葉でスッと受け取れました。


私が特に嬉しかったのは、本の表紙が出来るまでの過程が見られたことです。

印刷は12月前だったそうで、時期的によく売れるクリスマスカラー(赤×白)も検討されていたそうですが、それよりもずーーっと読まれて欲しいと、世界観を優先して(黄×白)にしたというエピソードが好きでした。

文字のこだわりも見られて嬉しかったです。
本の装丁ってこんな風にしてできているんですね☺️


そのまま、カフェでケーキ🍰を頂いてから帰りました。


益田ミリさんのイラストもゆるくて大好きだけど、言葉も優しくて……その言葉こそがミリさんの世界観を作っているんだなぁと改めて感じました。


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