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■今こそ杉原千畝さんの「命のビザ」の功績を記憶に刻みたい!

■ヴィリニュス 日本語ガイドサービス

1月1日は杉原千畝さんの誕生日。「東洋のシンドラー」称された彼も生誕124年目を迎えます。当時の日本政府の命に逆らい、ナチス・ドイツによって迫害されていたユダヤ人に2140件のビザを発給し、6,000人~10,000人のユダヤ人難民を救ったといわれています。人道博愛の精神から多くのユダヤ人を救ったことから「命のビザ」と呼ばれることになりました。




1939年、杉原千畝さんはドイツとソ連に挟まれた小国リトアニアの日本領事館領事代理となり、カウナスに赴任しました。リトアニアの臨時首都となっていたカウナスにもソ連軍が侵攻し、1940年に併合され、領事館も閉鎖される事態になりましたが、この年に命のビザを求めて殺到するユダヤ難民のために日本の通過ビザを出し続けました。帰国後は命令違反をしたために外務省を辞職し、その名前は消されておりましたが、2000年に正式に名誉が回復されました。唐沢寿明主演の映画『杉原千畝 スギハラチウネ』も2015年に公開されました。




現在でも杉原千畝さんが命のビザを発給した杉原記念館がリトアニアのカウナスにあります。2023年7月には岸田首相が訪問しておりますが、勤務机や発給したビザ一覧や写真など貴重な資料が保管されています。桜の木も植えられて、西側の斜面には広々とした庭園が広がっています。日本人グループがリトアニアを旅行する場合は必見の観光スポットになりますが、個人の場合ですとヴィリニュスから約1時間半の鉄道を利用しての訪問が一般的になります。




カウナスは人口37万人のリトアニア第2の都市ですが、こじんまりとして徒歩でも観光できます。土地柄、英語も通じなく、看板も読みにくいのでヴィリニュスから日本語ガイドと一緒にお出かけになるのがとても安心です。鉄道チケットも購入していただき、迷うことなく目的地に到着し、杉原さんのこぼれ話も聞くことが出来ます。チウネという名前が覚えにくいためセンポと呼ぶ人が多かったようです。国際的な偉業を残した日本人の足跡をたどることも旅行の楽しみの一つです。



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