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許せることは「強さの証」かもしれない


【1分で読めて意味のある情報】

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「許す力」について書いていきたいと思います。

子ども同士のコミュニケーションのみならず、大人同士でも大切なことだと思うので、自戒を込めて書いていきたいと思います。

是非、読んでいってもらえると嬉しいです。

目次は、以下の通りです。



①人を許すことはなかなか難しい


生活していて、相手に非があって自分が被害を被るということはしばしばあると思います。

例えば、

・待ち合わせをしていて相手が遅刻してしまった
・約束していたことを守ってもらえなかった
・傷つくようなことを言われた

といったことです。

学校現場でもこうしたことはよくあります。



こうしたことが起きた時に、私たちはどう対応すれば良いのでしょうか。

相手を責める、今後の確認をするなど、様々な対応が考えられます。

子どもたちを見ていて感じたのは、

✅許してあげるほうが良好なコミュニケーションを取っていける

ということです。




訳を聞いて、「OK!次は気をつけてね!!」くらいのスタンスがうまい具合にコミュニケーションが取れるように見てとれます。

むやみやたらに相手を責めたり、やたらと落ち込んだりするという対応はその後、あまりいい感じにはなっていないように思います。

とはいえ、自分が被害を被ったら、嫌な気持ちや怒りの気持ちが湧いてきます。

相手に文句の一つも言いたくなるでしょう。




でも、だからこそ、そこでどういう対応をするのかが大事なのかもしれません。

私は、やられた方が泣き寝入りというか、我慢しろということを言いたいわけではありません。

むしろ、

✅場合や程度によっては、今後のために相手に意見をいうことは大切

だと思います。

いつでも、なんでも「いいよ、いいよ」では、相手にいいようにされてしまいますから、自分を守るという意味でもこうしたことは大事ではないかなと感じます。




ですが、

✅「これからも楽しくやっていこう」という気持ちをもって行動して、最終的に相手を許せるようになれたらいいのでは?

ということを忘れずにいたいとも考えています。

相手を許すことは、相手のしてしまったことを受け止めるということですから、気持ち的に負担がかかります。

✅許せるということは、相手の行動を受け止める強さがあると言っても良いかもしれません。

ある程度、時間や場所を共有して生活していれば何かはあります。

そして、何かあった時、「相手とこれからも良い関係を築いていこう」という気持ちを大切にしたいものです。

場合によっては距離を置くことが大事な時もありますが、【何かあった時に相手を許す】という考えは常にもっていたいなと思っています。




②許す力を鍛えるには?


最後に、許す力を鍛えるためにできることを2つご紹介します。

私自身、まだまだなのですが、しばらくやっていて一定の効果があるので、よかったら試してみてください。

1️⃣何かあった時、自分の経験と照らし合わせる
2️⃣相手の行動の背景を想像する

それぞれについて簡単に書いていきます。




1️⃣何かあった時、自分の経験と照らし合わせる

相手が何かミスをしてしまって自分が被害を被ったとしましょう。

そうした時に、自分の経験を振り返ってみる感じです。

「自分も同じようなことをしてしまったことあるな」と考えることができたなら、きっと相手を許す気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。

こうして考える習慣をつけていけば、あまり意識せずとも「自分の経験と比較する」ということができるようになってきます。

すると少しずつ、相手を許すという力が磨かれていきます。




2️⃣相手の行動の背景を想像する

先ほどと同様に、相手が何かミスをして被害を被った場面を考えてみます。

相手の行動の背景を考えるというのは、「相手はどうしてミスをしてしまったのだろう」と想像する感じです。

もしかしたら、「疲れていたのかもしれない」とか「急いでいて確認がおろそかになってしまったのかもしれない」と考えることができたら、そうしなかった時と比べて相手への対応はずいぶん変わるのではないでしょうか。

ちょっと行動の背景を想像するだけでも良いと思います。

そのちょっとが相手とのコミュニケーションに大きな影響を与えるはずです。

許す力を培いたいなら、相手の行動の背景を考えるというのはもってこいの方法だと思います。




今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。

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