伝え方を少し変えるだけで、子どもの反応やその後の行動が随分変わると思う
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こんにちは、旅人先生Xです。
学校で働いていると伝え方ひとつで、子どもの反応やその後の行動は随分変わるのだなぁと感じることが多いです。
そんなわけで今日は、「子どもへの伝え方」について書いていきます。
ぜひ、目を通していただけると嬉しいです。
目次は、以下の通りです。
子どもに何かを伝えたい時に気を付けたいこと
子どもに何かを伝えようと思う時、色々な方法があると思います。
やってみせる、言って聞かせる。
それらも細かく言っていけば、本当に様々な選択ができます。
個人的には、どの方法をとる場合も「その後の子どもの行動」を見据えたり、意識したりすることが大切だと思います。
何かを改まって伝える時、その後の行動にどう生かしてもらいたいかが大事だと思うからです。
ほとんどの人は、子どもに何かを言って自己満足したいから伝えるわけではないはずですよね。
何かを伝える理由を考えてみると多くの場合、大きく考えるとその後に生かしてもらいたいという気持ちが含まれているのではないでしょうか。
だからこそ、子どもに何かを伝える上で、「その後の子どもの行動」を見据えたり、意識したりする必要があると私は考えています。
その後の行動を見据えて、伝え方を選択することが「ちょっとした工夫」
投げかける。
指摘をする。
優しく諭す。
トーンを落として、落ち着いて伝える。
何かを伝える時は、上記のように、色々な伝え方ができます。
その後の子どもの行動を考えておくと、数多の選択肢の中から「これが良さそうかな」というものを選びやすくなります。
これが私が普段行っているちょっとした伝え方の工夫です。
今の相手には、こういう風にした方がより伝わるかなと考えて選択するのです。
これをするだけでも、ずいぶん子どもの反応やその後の様子は変わるように感じています。
平行世界があるわけではないので、正確な比較はできませんので、私の感覚ベースですが、そこまで大きくはずれていないことではないかと思っています。
見守りをすることと後から強要しないこと
最後に、伝え方と関係する2つのことを書いて終わりたいと思います。
1つは、伝えた後は、見守りをすること。
もう1つは、後から強要しないことです。
見守りをするのは、伝えたことをそのままにせず、子どもにフィードバックをするためです。
四六時中見守るのではなく、フィードバックの材料を探すくらいの感覚で見守るイメージでいいと思います。
フィードバックをすることで、伝えたことの価値は変わってくるように感じます。
その後の行動を見据えるからには、フィードバックをすることも念頭に置いて伝えていく必要があるとも言えるのではないでしょうか。
もう1つの後から強要しないことについてですが、これは私自身気を付けなければならないと思っていることです。
どうしても守ってもらいたい場合は、伝える時に、その旨を合わせて言っておかないと後で言われた時に子どもも混乱してしまいます。
「それだったら先に言ってよ…」となってしまっては、双方にとってよくありません。
そのため、伝える段階で「しっかり守ってほしいこと」と「できればやってみてほしいこと」のどちらかなのかをしっかりと把握しておく必要があります。
一口に伝えるといっても難しいことは多いですが、いくつかのことに気を付ければ、伝える側も伝えられる側もハッピーになれる確率は上がると思います。
しっかり、気を付けたいところです。
今回は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
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