キャプチャ

📦機内環境

機内は乾燥しがちで、悪いウイルスも元気。ノドの痛みだけではなく、カゼや頭痛などの旅の始まりから体調不良を崩したら大変だから、回避するためにも、マスクを装着することで湿気を保ちましょう。
※特に睡眠時は免疫が低下しがちなので。

ブランケットは一人一枚で席置きしてあるけれど、もう一枚欲しい時は早めにオーダーしましょう。残りの在庫次第でなくなってしまうから。
ひざ掛け(足元)用に一枚、上半身用に一枚。
たまに、一人一枚だけという航空会社もあるから、その時は近くの空席のブランケットを使いましょう。
(基本的にブランケットは空席にもセットされている)

😱機内で一番不衛生なものは?

機内のトイレに入ったら、トイレットペーパーが取っ散らかっていたり、便座が濡れていたりすると、げんなりしてしまうけど、身に見えないものほど怖いものはない。
実は、航空会社や便によっては、席にセットされているブランケットや枕はクリーニングすることなく、使いまわすことが多々ある。
(基本的にビニール袋に入っていて未開封ならクリーニング済み)
既にほかの人が使ったものだったり、床に落ちてバイ菌が付いたブランケットも、機体が次のフライトとの間に、スタッフが畳み直してキャビネットに戻すだけとかあるから、小さな除菌ティッシュや自分でブランケットやエアー枕を持ち込みましょう。

他には、シートベルト、アームレスト、前席の背もたれに設置されたトレイテーブルもバイ菌が付着してる。
掃除、消毒されたりする回数は少ないし、掃除も先頭の列から使い始めると、最後列を掃除する時にはバイ菌だらけの雑巾で拭いていることになるし。機内の床もバイ菌だらけだから、外国人にありがちな裸足や靴下で歩かないようにする。
メジャーな航空会社でも、1~2か月に1回しか機内を清掃スタッフを入れていないこともあるよ。

💺機内の過ごし方
水分はまめにとる。スポーツドリンク(orパウダー+水)の持ち込みがベター。
足はたまに胡坐をかいたり、体育座りしたり、正座したりする。
ロングフライトの場合、トイレは散歩がてらに空いている時に行く。少なくても数時間に一回は行って、座りっぱなしを避けること。
気圧の関係で、耳の痛みや不快感、頭痛、航空性中耳炎にならないように、乗り始めてから適度に耳抜きをする。
(鼻をつまんで、口を閉じて、息を口の中にためてから鼻を勢いよくかむような感じ)
ツバの飲み込み回数を増やすため、キャンディーやガムを口にしておくとよい。
👧赤ちゃんはどうしてる?
赤ちゃんは泣くことで、耳管が開き、気圧調整をしてくれているから、心の中で応援してあげる。
ゆっくり寝たい時は、耳栓もあらかじめ用意しておけばok。
(米国軍製のモノは機能性が高い。ネットで安価に購入できる)
もし隣席に赤ちゃんがいたら、安らぎ音(スマホアプリが多々あり)を使ってあげましょう。

ちなみに、機内を数字で表現すると、
高度1万メートルの飛行する機内は、0.7~0.8気圧程度(酸素濃度約70%)になるので、血中ヘモグロビンの酸素飽和度は92%以上まで落ちる。
呼吸不全は酸素飽和度が90%未満なので、心臓や肺に支障がある人は注意しましょう。
機内の湿度は約20%なので、脱水症状が強くなった場合は、1リットルの水に小さじ6杯の砂糖と小さじ1杯の塩を混ぜて飲むくらいの数字。

📓ドクター・オンボードって?
採用している航空会社は、事前に登録医師がチェックイン時に機内医療予備品情報を提供していて、医師の座席はクルーが認識している。
(クルーは専門医者がどの席に座っているかを知っている)

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