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只見線のあるまちにて2023/06/09

はい、今日は天気予報通り雨のち曇りだったのです。
夕方、パラパラと雨が落ちてきたのは想定外でしたが。

今日は予定通り会津美里町のほうまで診察に行ってきたのです。
そしてお約束していた通り、待ち時間を使って只見線を撮ってきたのです。

天気予報を詳しくは調べてないのですが、どうやら東北南部も梅雨入りかと思われたのですが、発表はされてないようなのです。
どうやら、まだ来週あたり晴れ間の出る日が続く模様で、それで発表を見送っているのかもしれないのです。

でも、今日は昨夜から降り続いた雨が午前中まで続き、午後も空はどんよりした感じで写真を撮るには、ちょっとばかりう~んとなってしまったのです。
そんな、う~んの写真ですが暇があったら見ていってくださいませ。

今日からキャプションとエッセイをきちんとわけて、わかりやすく書くように心がけたいと思います。
時間のない方は写真とキャプションだけでも見ていっていただければと思います。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。

・農サイド@会津美里町(2023/06/09)

いつも通りの会津高田駅
いつも通り出迎えてくれる寅さんの看板と花壇

昨夜も結局は何度かパソコンの前で寝落ちしただけで、きちんとベッドで入って寝ることをしなかった僕は12時になるとiPhoneのアラームにせかされるように病院へ行く準備をします。いつも通り病院に着くと受付を済ませ、ナースセンターに出かける旨を伝えます。行先はいつも通り会津高田駅なのですが、先日見事に花壇の花が咲いていたのがうれしくて行ってみたのですが、今日はちょっとばかり寂しくなってるようです。これは会津西陵高校生に頑張ってもらわねば、そう思ったのですがどうやって伝えたらいいのかわからずじまい。それとも、あやめ祭りに合わせて花を植え替える予定なのだろうかなどと、いろいろ想像してみるのです。


会津高田駅ホームより踏切を通り過ぎるJAの車

ひととおり寅さんの看板と花壇を見て回ると、僕は駅舎の中に入ってみることにします。今日は誰もいないようで何の気兼ねなく時刻表も確認し放題です。そして、ホームに出るといつも通り端まで歩いていき近くの踏切を通り過ぎる車を撮影します。早速やってしまったのが、せっかく白色じゃない軽トラが荷物を満載して通ったのに、シャッターに指をかけたものの押し損ねてしまったのです。あ~あ、やっちゃったよ、そう思いながら別の獲物を探してみます。田舎では軽トラと同じように軽バンもメジャーなのですが、通過するなと思ってみてみるとJAの文字が書いてあります。よし、今日は後庵の踏切で久しぶりに福島の米の看板をバックに只見線を撮ってやろう、そう思ったのです。


会津高田駅に小出行きの只見線が入ってくる
降りる人は2人ばかり、車内には保線区員らしき人が乗っている

この後の行先を後庵の踏切に決めると同時に、iPhoneが小出行きの只見線の到着を知らせます。望遠レンズで眺めていると只見線の車両の前方に反射ベルトを着けた保線区員さんらしき人が乗っているのが見えます。なにかあったのだろうかとちょっとばかり心配にはなったのですが、只見線に関する運行状況メールなどは届いていないのです。そんなに急いでいる風もないし、定期的なものだろうと少しばかり安心してホームに停止するのを待ちます。先日は昼間だというのに高校生が数人降りてきてビックリしたのですが、今日は大人の方が二人降りただけで、乗る人は誰もいないのです。天気のせいなのかな、そう思いながら只見線が発車するのを見送ったのです。


西後庵にある菅原天満宮·別雷神社、ポイ捨て禁止の看板が怖い
ここ後庵が会津若松市北会津地区であることを知らせるようなアオイの花

会津高田駅をあとにして、僕は後庵の踏切へと自転車を漕ぎます。あまり触れることはしないのですが、ここ後庵の踏切のあるところは正確には会津美里町ではなく会津若松市北会津地区です。ここらの道路にあるマンホールのふたも北会津のホタルが模されています。いつも通り、天神様でお祈りをすると近くに毎年咲いている花が二輪だけ咲いています。あれ、これ会津若松市の市の花だったけど、なんて言うんだっけ?そんな、つい忘れてしまった花の名前を思い出すのにもiPhoneを使います。最近のandroidだと花にカメラをかざすと認識してなんの花か教えてくれそうですが、僕のiPhoneにはそういう機能があるのかわからないのです。

福島の米、コシヒカリ、ひとめぼれの看板をバックに走る只見線
晴れていればバックに飯豊連峰が見える小さな橋梁を渡る只見線
これまた晴れていればバックに雄大な磐梯山が見える

こんな曇った日には只見線のバックに山々を期待することは無理なのですが、やっぱり少しばかり見えはしないだろうかと期待してみるのです。その結果、やっぱり見えないことに気づいて、会津高田駅で決めたように福島の米の看板をバックに只見線を撮ってみるのです。コシヒカリと言えば、「夏子の酒」のモデルになった酒米「亀の尾」がコシヒカリの先祖らしく、先日「会津まちなかマルシェ」で出会った「亀の尾」を使ったおにぎりがおいしそうだったのも納得できたのです。今度、会った時には一個買ってみようかと思っているのです。

水田側から見た会津本郷駅、寂しげな雰囲気がする
会津本郷駅そばの水路、毎年ホタルが飛び回る、今年もそろそろ
こんなホタルがいるような会津本郷駅の先には先進のIT工場がある

後庵の踏切で只見線の撮影を終えると僕は病院へと戻ります。今日も主治医と容赦なく真剣勝負ですが、結局は一刀両断されてしまうのがオチなのです。診察が終わり薬局で薬を待っていると、たくさんの薬を袋詰めするせいか時間がかかります。名前を呼ばれる頃には夕方の只見線が走る時間になっていたので、これ幸いと近くの会津本郷駅へと向かいます。この駅は名前は会津本郷駅なのですが住所は会津若松市北会津地区です。そのせいか、駅近くの水路では毎年ホタルを見ることができるのです。そんなホタルや、もしかしたらタヌキまでいるような駅の先に先進のIT工場があるなんてなかなか信じられないことなのです。

いつも通りの会津本郷駅
新しくされた駅名板の下にはペゴニアらしきプランターが置かれている

踏切からIT工場の写真を撮った僕は、会津本郷駅へと自転車を進めます。会津高田駅の寅さんの花壇の花はちょっとばかり寂しくなってきたのと反対に、ここ会津本郷駅のペゴニアだかのプランターはどんどん勢いを増しています。駅舎を通り越しホームへと入ると、いたずらされて醜くなっていた駅名板が新しくなっているのを確認できたのです。昔、チューリップのプランターの陰から只見線を狙ったときは、この人なにやってるんだろうと思われたんじゃないかと、今でも少しばかり心配に思っているのです。

ホタルの住む木々へと向かって走ってくる只見線
只見線がホームに着くと男子高校生が降りてくる、たぶん会津農林の生徒だろう
降りる人だけで乗る人のない只見線はドアを閉じるとエンジンを吹かして発車する
おじいちゃんに連れられた男の子が会津若松行きの只見線を見送る

ペゴニアは丈夫に育っているな、ホームに咲いてた花ショウブだかアヤメはどうなっただろうかと、先日咲いていた場所へと近づいてみると、もう枯れています。仕方ないなと思っていると会津若松行きの只見線が入ってきます。男子高校生が数人降りてきたのですが、会津西陵高校なら隣駅、自転車でも通えます。となると、会津農林の生徒だろうなと思いながら見送ることにします。そこへ男の子を連れたおじいちゃんがやって来ます。只見線が煙をもくもくと吐いて発車すると、おじいちゃんは男の子を抱いて只見線を見送ります。その光景に10何年前にも撮ったような記憶がある、そんなことを思い返したのですが間違いではなかったようです。

本日の小出行き最終列車、小出までは4時間の旅となる

会津本郷駅で男の子を抱いたおじいちゃんを撮った僕は、もっとアップで只見線も手前で撮れれば良かったのにと少しばかり後悔したのです。でも、小出行きの只見線が10分後にはやってきます、落ち込んではいられないのです。僕は近くでどこかいいところはないかと考え松原踏切のカーブを狙うことにしたのです。近くの踏切がカンカンカンと鳴り、思ったよりも早く只見線が近づいているようです。僕は今のカメラを買ってから動体写真も普通のオートフォーカスで撮っていたのですが、さすがにあらが見え始めてきたのです。そういえば、昨夜、PENTAXの今までいじったことのないダイヤルを回したところ、オートフォーカスの設定ダイヤルだったようで、これはちょっとオートフォーカスにも気を使ってみろというお告げだったのかもしれないと思ったことは内緒なのです。こうして今日も写真散歩を終えるのです。


今日はここまでです。

こんな曇りの日に写真を撮るなんて馬鹿げてるなんて思いもしないのですが、何かで読んだことには曇りの日のほうがキレイに撮れる被写体もあるみたいです。

それにしても、キャプションとエッセイを分けたら、結構すんなりいったのでびっくりです。
これならものぐさな自分にも続けられそうです。

今度は来週16日金曜日に会津本郷駅のホタルを撮りに行きたいなと思っています。
本当は17日に北会津でホタル祭りがあるのですが、人が多そうで自分にはちょっと無理かと思うのです。

おっと、そんなことを言っていたら4000字近くにもなってしまったのです。
60点主義の自分はここらで終わることにしたいと思います。

それではまた。


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