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只見線のあるまちにて2022/05/18

はい、今日は天気予報通り晴れてくれました。

昨日の予定では今日は写真を撮りに出かけるつもりだったのですが、珍しいことに眠くて眠くて夕方まで寝てしまったのです。

明日も晴れる予報なので当然写真を撮りに出かけたいとは思うのですが、今日の二の舞を踏むことのないよう気をつけたいと思います。

なので今日は昔の写真を引っ張り出してきました。

2010年5月18日の写真です。

けがの功名というのでしょうかSLの試運転の写真を撮っていました。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・農サイド(2010/05/18)

本格的に田植えも始まり、あちこちの田んぼではすでに田植えが終わっているところもあります。僕がいつも撮りに行く後庵の踏切の田んぼでも田植えが終わっています。上りの只見線の音が聞こえてカメラを構えたのですが、水鏡ができると思ったときには只見線は通りすぎていたのです。
水鏡ができるとは思っていなかった僕は、後庵の踏切を通過した上りの只見線をカメラで追いかけます。また、田んぼに水鏡ができているようで、もう一つのカメラで写真を撮ります。こんなにも水鏡が簡単にできるなんて、水鏡という単語すら知らなかった僕にはうれしい誤算だったのです。
今日はSLの試運転が行われる日。どうやら地元の子供たちを乗せて走るようで、にぎやかな客車が来るんだろうなと思っていたら、地元の幼稚園の通学バスが踏切を渡って行ったのです。後ろにはホタルの絵が描かれてあり、やっぱり只見線沿線にはホタルがいるんだなと思い出したのです。
遠くから威勢のいいSLの警笛が聞こえてきます。これはわざと聞かせてるんじゃないだろうかと思う位、何度も警笛を鳴らします。目の前を通り過ぎようとする列車には黄色い帽子をかぶった子供たちが乗っていて、手を振ってみようかと思ったのですがカメラが邪魔をしてしまったのです。
一台のカメラなら手を振れたのかもしれませんが、今日は二台体制で撮っていたのです。さすがに望遠レンズだけでは不安だったので標準レンズのカメラも用意しておいたのです。今、通りすぎようとしたSLを標準レンズで追いかけてみたのですが、水鏡が微妙にできていなかったのです。
ちょうど田植えをしていた地元の人がいたので、声をかけさせていただき写真に撮らせてもらうことにしたのです。家族総出で田植えとはよく言ったもので、機械になった今でも田植えは家族総出でやるもんなんだなと、僕も昔を思い返しては懐かしさに一人浸っていたのです。
会津坂下駅でSLとすれ違ったであろう上りの只見線がやって来たのです。SLのように警笛を鳴らすわけでもなく、ただ黙々と走っているだけなのですが、僕にはこの姿のほうがいつもの只見線らしくて好きなのです。あとちょっとで水鏡になるところだったのが少しだけ残念だったのです。
さっき田植えをしていた田んぼもすでに作業を終えたようで、田んぼにはこれと言って特別なものはありません。そんないつもの風景の中を只見線が走って行きます。遠くの山にはあと少しで融けてしまうであろう雪が残っているのですが、そんなことなど気にせず只見線は走るのです。
春に桜並木が入った写真を撮った宮川橋梁へ続く河川の道で只見線を待ち構えていたのです。これと言って何かきれいなものがあるわけでもなく、なんでこんなところで撮るんだろうと自分でも不思議に思ったのですが、何気ない日常の只見線を撮りたいんじゃないかと思ったのです。
宮川橋梁は湿地帯なので、蛇なんかいないよなとビクビクしながら近づいてはみたものの、野草が咲いているのを見ると、なんだか写真に一緒に撮りたくなって、上りの只見線と撮ることにしたのです。なんだか只見線が走ってる感じを出したくて、シャッタースピードを遅くしたのです。
夕方4時近くなると遠くの方から警笛の音が聞こえてきます。何度も鳴らすのと、この時間帯には只見線は走っていないので、すぐにSLだとわかったのです。SLの写真なんかだと黒煙がもうもうとした構図が多いのですが、ここは平坦地、SLもだいぶリラックスして走れているようです。
そんなSLが通り過ぎるさまを標準レンズで撮ってみます。行きの客車には子供たちが大勢乗っていたのですが、帰りの客車は誰も乗っておらず、本当に試運転なんだなという感じが漂っています。はてさて、今度の週末の本運転の日には、どこで撮ろうか迷うことになってしまったのです。
せっかくSLを撮りに来たのだから、いつもの只見線も撮っていこうと思った僕は、なにか面白いものはないか探してみたのです。そうしたら線路わきのたんぽぽが目についたのです。これはなんとなくヘッドライトに似ている、そう思った僕はヘッドライトをバックに撮ってみたのです。


今日はここまでです。

今日は写真撮りに行くぞと息巻いておきながら、睡魔に勝てずにすみませんでした。

時々、強い睡魔に襲われるときがあるんですよね、理由はわからないのですが。

それにしても只見線のSL、自分はそれほど入れ込んでるわけでもないのですが、一度は乗ってみたいですね。

大雪の中の特別対応として会津若松駅に戻るSLばんえつ物語号に乗ったことはあるんですが、客車って静かだななどと当たり前の感想でした。

今、只見線は日中午後に運行される列車を区間運休にして枕木などの点検補修をしているようです。

全線復旧はいつになるのかわかりませんが、早く行先表示板に小出の文字を見てみたいものです。

そしてSL会津只見号をまた撮れるようになれたらいいなと思うのです。

と言ったところで2000文字も過ぎていることなので終わりにしたいと思います。

それではまた。


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