セカンドハーフ通信 第8話 肉体労働の必要性

第8話 肉体労働の必要性

人生の後半になってくると、体の中で具合の悪い部分が1つや2つ出てくる。これは病気とは別で、例えば腰痛だったり、足が上がらなくなったりというようなことだ。50年も使い続けている体のパーツに不具合が出てくるのは当然といえば当然だ。

しかしながら多くのサラリーマンはデスクワークに慣れているため、会社を辞めても家の中で過ごし、頭で対応しようと考えがちだ。デスクワークは上等だ、という潜在意識があるのかもしれない。

私は人生の後半こそ体を動かすことがなによりも重要だと考えている。父親が背中を痛め、歩けなくなり、寝たきりで人生を終えたのを見てきたからだ。

最近になってヨガを始めたが、自分の体の関節がおどろくほどかたくて、悲しいほど動かない。先生は、継続していけば動くようになりますよ、といってくれるので、継続あるのみだ。

しかしながら、いつもヨガをやっているわけにはいかない。もっと日常的に体を使った活動を増やそうとすれば肉体労働をすることが一番だと思う。仕事が肉体労働になっていれば一番よいだろう。達成感もあるし、結果もついてくる。肉体労働をすることのメリットは、意識すればストレスも発散し、心も整えることができることだ。

だからチャンスがあれば自分から進んで肉体労働はすべきだと思っている。もし難しければ、生活の中で肉体労働をみつけることだ。庭の手入れや荷物運び、掃除と、肉体労働は自分からかってでるようにしたい。


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