概要

この記事では、Google Site 、スプレッドシート、Looker Studioを使った店舗紹介・混雑/予約状況確認サイト作成法について解説します。

準備するもの

Google アカウントのみあれば大丈夫です。Google spread sheet, form, Looker Studio, Google siteを使います。

これらのツールを実際に使いながら使い方を覚えればいいので、予備知識は必要ありません。

Googleサイトを使うメリット

Google サービスとの連携が簡単にできる

これが最大のメリットです。Googleサイトは 、Googleの各種サービスとの連携がスムーズで、URLやスクリプトをコピー＆ペーストするだけで簡単に埋め込むことができます。

Google サイトに簡単に埋め込める主な Googleサービスには、つぎのようなものがあります。

• Google ドキュメント

• Google スプレッドシート

• Google スライド

• Google フォーム

• Google カレンダー

• Google マップ

• Google Locker Studio

• Google ドライブ

• Google Cloud Search

• YouTube

共同編集できる

Googleサイトは共同編集が可能で、社内やグループで権限を付与した人と共同でWEBサイトを編集することができます。

また、作成中にミスが有った場合も GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートと同じように［変更履歴］から以前の状態に戻すことが可能です。

また、編集した内容はすぐにサイトに反映させることができます。

コーディングなどの知識がなくサイトを作れる

Googleサイトの利用にはプログラミング言語などの専門知識を必要とせずに WEBサイトの作成ができます。

ブラウザ上のマウス操作でテーマやレイアウトを選び、埋め込みたい要素を配置したり、テキストを編集したりするだけで簡単に作成できます。

要するに、ワードやエクセルが使える程度の知識があれば十分ですし、わからない箇所もツールごとのヘルプ参照するか、Chat GPTに質問をすれば大丈夫です。

レスポンシブ対応を自動で行ってくれる

レスポンシブ対応とは、スマホやタブレット、PCなど種類が違うデバイスで同じWEBサイトを見たときに、それぞれに合わせてユーザーが閲覧しやすいように自動的にデザインを変更する機能を実装することです。

Googleサイトではこの機能が最初から組み込まれているので、作成者はまったく手間をレスポンシブ対応を行う必要がありません。

無料で利用できる

Googleサイトは 、Googleアカウントを持っていれば誰でも無料でサイトの作成ができます。有料にすれば拡張機能が使えはしますが、無料で十分に必要なサイトができます。

また、サーバーのレンタルやドメインの取得も不要なのでコストが一切かかりません。

Googleサイトを使うデメリット

Googleサイトを使うデメリットもいくつか存在しするので簡単に説明します。基本的には今回の目的での使用において問題になりません。

ページごとの権限設定はできない

GoogleサイトはWEBサイト全体に対してアクセスや閲覧の設定ができますが、個別のページごとに設定することはできません。
ただし、今回の目的では、ページごとの権限設定は不要だと思われますし、もし必要な場合は、制限をかけたサイトを別途作成し、そこにメインのサイトにその制限付きのサイトのリンクを貼っておくことで、簡単にページごとの権限設定ができます。

デザインが限られる

Googleサイトには、レイアウトやテーマが複数用意されていますが、細かく作りこむことができるデザインは限定的です。
ただし、今回の目的はあくまで経営者が自前で簡単にサイトをつくることなので問題にはならないかと思われます。

Google Site 、スプレッドシート、Looker Studioを使った店舗紹介・混雑/予約状況確認サイト作成法

以上のメリット・デメリットをふまえれば、Google Site が店舗やイベントの紹介・混雑/予約状況確認サイト作成に非常に適していることがわかります。

手順

以下にその手順を示します。