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【基礎解剖学】パーソナルトレーナーが知っておくべき『脊柱』の構造と基礎知識

『脊柱』の構造と基礎解剖学

脊柱は、腰椎(5つ)と胸椎(12つ)と頚椎(7つ)の計24個の椎体で構成されています。骨盤より上から腰椎-胸椎-頚椎の順で配列されている構造です。

仙椎(5つ)と尾椎(4つ)を合わせると計33個の椎体で構成されています。仙椎は仙骨に、尾椎は尾骨に、通常、成人では一つの骨に癒合されています。

矢状面上・側面からみた時に彎曲しているのが特徴です。通常、腰椎は前彎・胸椎は後彎・頚椎は前彎という感じで交互にカーブが描かれているような状態です。この状態のことを「生理的彎曲」と表現します。

脊柱の周りには、脊柱起立筋群をはじめ、頭・頚半棘筋、頭板状筋、下頭斜筋、多裂筋、長・短回旋筋、腰内側横突間筋、腰外側横突間筋、頚後横突間筋、腰方形筋、腹横筋、大腰筋など…数多くの筋肉が付着しています。

『脊柱』の生理的な彎曲

脊柱は、全体がカーブしていて彎曲している状態になっています。健常者の一般成人の方では、頚椎が約30-35°前彎、胸椎が約40°後彎、腰椎が約45°前彎しています。

『脊柱』の機能・役割

脊柱は、大きくつの働き・役割をもっている。1つ目は「身体を支える柱」としての役割、2つ目は「身体を動かす」機能、3つ目は「内臓を守る」働き、4つ目は「脊髄や神経を保護する」役割がある。

脊柱のカップリングモーションとは?

脊柱のカップリングモーションは、頚椎と胸椎と腰椎の回旋動作と側屈動作時に起こる現象のことを指します。まずはイメージしやすいように脊柱が右回旋した場合に起こる胸椎と腰椎のカップリングモーションを図解しています。

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