民主主義国家は、矯正が至難。なので、シャアーはアクシズを落とそうとする。

最近



を中古で買って楽しんでます。

ただ、「ガンダム」って「政治」が無い。民生の視点が無い。

ので、「銀河英雄伝説」よりは、興味が失せている。


あと、特に、一年戦争の「正史」のほうが際立っているけど、「連邦~既存の政権・国体の失政」が、ジオン公国なり逆ギレのシャアーなりコスモバビロニアなりを、生み出してきたわけで。
民主主義国家が「貧困層の救済・格差の縮小」に失敗しても、なんとも思わん人らが、社会を指導しているってことで、許せなくった人たちが、爆発したって感じ。

で、ドンパチやった挙句に、その連邦の腐敗や不正なりが糺されたか?ってそれも無い。

まあ

「絶対民主主義って言いだして、それを唯一の正義とすると、逆に地獄のような社会になる」

ていうか、

その民主主義体制を利用して、富裕層・知識人が、強固な利権システムを作って、容易に壊れないようになってしまう。



自由民主主義では、自由があることになっています。選挙があって、報道の自由、自由な政府があるはずです。そして、市民間に一定の平等があるはずです。

私たちはまだ、今でも民主主義の制度を持っていると思います。しかし、もはや民主主義の習律も精神も持ってはいません。

私はとりわけ、民主主義のリーダーを自任する米国について考えています。不平等の度合いはどうでしょうか。米国の社会的不平等は大変なことになっています。貧しい人々の平均寿命は短くなっています。政治制度でさえ、何らかの形で不正に操作されています。それらはすべて一種のパロディと言えます。

私たちは民主主義の制度を持ってはいても、システムは「寡頭制」とも呼ぶべき何かに変質してしまった。「リベラルな寡頭制」です。それはかなり重大なことになっています。そして、これは今に始まったわけではなく、以前から現れていた問題でした。(★注、徐々に進行しているので「絶対的な大惨事だ」とは言えないが、ほぼ「大惨事状態」が加速している)

ここ半世紀ほど、私たちは、社会の新たな階層化を経験してきました。かつては、ごく少数のエリート層を除けば人々は平等でした。しかし今では30%の人びとが何らかの高等教育を受けて、残りの人々は初等中等教育のレベルで止まった教育の階層化は、不平等の感覚を伴う。社会構造の最上部と底辺では、人々は同じではない、という感覚です。

私は「非平等主義的潜在意識」と呼んでいます。民主主義の基本的価値の正反対にあり、さらに、それは共同体の感覚も破壊します。社会は分断されます。私たちがヨーロッパで経験したことであり、米国でも、ほとんどの国でも当てはまる

■民主主義は今後も破壊され続ける

民主主義の後退あるいは破壊は一時的なものなく、今後も続くのは間違いありません。2010年代後半で私が衝撃を受けたのは、あちこちで、いわゆるポピュリストの運動が起きたことです。米国ではトランプのような人が支持され、英国ではブレグジットを求めた人たちがいます。

2022年秋スウェーデンやイタリアでも極右の伸長を目の当たりにしました。これらすべての現象は、ある種の民主主義に戻ろうとしているとも解釈できます。(★注、先進国の左翼知的エリートが破壊した「民主主義」を、その民主主義の敵だと思われていた「極右」が是正しようとしているパラドクス)

もちろん、エスタブリッシュメントの人たち(知的エリート)は、民主主義に戻ろうとしているなんて言ってはいませんね。私は知的活動の観点から言えばエスタブリッシュメントかもしれませんが、彼らのようなエスタブリッシュメントではありません。

私は、これらの極端な右翼運動を、基本的に反民主主義とは見なしていません。むしろ逆です。

私は民主主義について、合理的でバランスの取れた見方をしていると思います。民主主義は平等で、それは国民共同体の中での平等です。しばしば否定されますが、民主主義の出現には、排外的な要素が常にあります。

民主主義は、特定の場所における、特定の人びとによる自己組織化です。そして、極右政党のほとんどは、労働者階級や低学歴者を代表します。強い排外的傾向を持っている(★注、トランプなどの自国民優先)からと言って、民主主義の担い手として失格にはできません。

題は、それがうまく機能しないということです。高学歴者は、極端な右翼政党の権力を受け入れず、抵抗します。

米国では市民の統合は実現していません。トランプ支持者と民主党支持者の間で、まったく合意はありません。新たな戦いが出てきただけです。エリート、そして高学歴層は低教育層をいっそう軽蔑するという経験をし、そして何も生まれていません。これが教育の階層化がもたらす問題です。
(抜粋)

以前からエマニュエル・トッドは社会の進歩とともに、左翼だった知的エリートの特権階級化(エスタブリッシュメント)化が進み右傾化し、逆にトランプなど自国優先主義の右翼が左傾化するとの逆転現象を指摘していたが、日本に当てはめれば政界最左翼の日本共産党(志位和夫)の保守化(右傾化)であろう。

挙国一致で仲良く右傾化(左翼が死滅した)「絆国家」日本の不幸

資本主義の進化で左翼知識層の特権階級化が進んで右傾化する現象は避けられないのである。ただし、エマニュエル・トッドの「左傾化する右翼」の方は20年続くヤクザとカルト宗教の摩訶不思議な連合体「青バッジ」グループの虚しい北朝鮮バッシング(★注、1950年開戦の朝鮮戦争が73年後の今も続いている)と、30年間も続くデフレ経済で穏やかに死につつある日本の相乗効果で病的に右傾化が進行。左翼が死滅した「絆国家」の日本国は挙国一致で仲良く右傾化していたので救いがない(★注、我が日本国にはトランプが一人もいない。ところが不幸なことに、居眠りバイデンの方は大勢いる)

民主主義も、形骸化すると、ただの寡頭政治・専制政治となる。


で、それを社会の指導者也教育層のエリート・知識人は断固認めない。

認めるのは、利権も侵害もあるけど「自分の知性や存在の否定」に繋がりかねないからである。

「お前らの学識は、実はそれほど中身が無い」

ってなるのが、

「今の民主主義が機能してないただの寡頭政治」

って指摘と事実 、てことなのである。


普通の考え方で行くと「民主主義がダメだから、他の」ってなり

我々の歴史では「レーニン&スターリン主義社会主義国家」であったり、「ナチス&天皇」だったわけですは。


まあ、これはガンダムの世界も一緒。


歴史を見ると、「天命を受けた~民のためのための政治 が実現できないから、今の皇帝・天皇は退場しろ」って儒学で成り立った王朝を、儒学で追い出す思想・システムで、中国史は長く行われてきた。


これは結構効率的で、旧王朝の腐敗体制に参画してた連中は、皇帝・天皇だろうと、退場なんなら殺処分して、まともな社会の参画から放逐し、社会の正常化できる。


まあ、革命とは「王朝」だけでなく「それを支えた馬鹿政治家なり腐敗資産家層」を駆除できるってことで、社会に新陳代謝と健全化にすごく良いのだ。

この論理を「民主主義」で行えば、結構旨く行くかも・・・


まあ「官僚・資産家層の粛清」までやらんと、民主国家でも、その「社会の正常化をさせる政権交代」までいかないように思う。



民主主義国家の癖に、民主主義でない。

ので、お前ら元首・天皇・政治家・官僚・それを支持した富裕層は、辞めるか死ね


て論理が生まれない限りに、まあ、民主国家は人類を滅ぼすだろうね。


今の日本は民主主義でなく奴隷制。

なら、時代を逆行させた「天皇とその閨閥とその信者」を皆殺しにしても、大過は無い。


てのは、過激だが正しい。


て、なんとなく、考えてみた。


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