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ビジネスプロフェッショナルこそ、「プレゼンのツカミ」と「言葉選びのセンス」にこだわる

読書ノート(175日目)
今月の読書テーマとしている
「英語」について、
今日もこちらの本を紹介します。

※なぜ私が英語力を高めたいのか??
 という背景はこちらをご覧ください🙇‍♂️

著者のウィリアムさんは、エール大学で
ビジネススクール・コミュニケーションの
ディレクターとして教鞭をとっておられ、
英語コミュニケーションに定評がある方
との紹介がされていました。

初版発行は2011年と13年前ですが、
きっと言い回しはそこまで古くないだろう
と思い、参考にしてみようと思います。
(最後に気になった英語のフレーズについて、
 ChatGPTで古くさくないかどうかを
 確認してみようと思います)

ということで、こちらの本は
以下の全5章で構成されています。

第1章:日本人の知らない意外な常識
第2章:相手の心理をつかむ英語コミュニケーション
第3章:今すぐできる少しの工夫で絶大な効果を得る
第4章:さあ、とんでもない誤解を解こう
第5章:ビジネスパーソンからプロフェッショナルへ

今日は最終章となる第5章です。

・第5章
 ビジネスパーソンからプロフェッショナルへ

要点を述べる前に修辞疑問文を使うと注目が集まる
・自分が伝えたいことを言う前に疑問を投げかけ、その後のプレゼンテーションに興味を持ってもらう

・(例)解決法を提案する前に
 →How can we fix this problem?(私たちはいかにこの問題を解決できるか)
・(例)データの分析結果を伝える前に
 →What can we conclude from this data?(私たちはこのデータから何を結論づけできるでしょうか)
・why, how, when, where, whatで始める疑問文を使い、2-3秒の沈黙時間を作り、聞き手自身が考えたり、
 その後の説明を聞く心の準備ができるようにすることがポイント
・その際の主語は、I ではなく we を使用することで聞き手が一緒に参加しているかのように感じされられる

あなたを輝かせる単語がある
・ウォールストリートジャーナルでは、精彩のない平凡な単語(make / action / hurry)は選ばれず、
 絵や写真のようなイメージを持ち、聞き手や読み手の心に作用するパワフルな単語に彩られている
・視覚化できる単語の例
 make → build
 action → step
 hurry → race

・その他の使用例
・prepare for a meeting → gear up for a meeting
 (機械の歯車がかみ合うように段取り良く準備が進んでいる様子がイメージできる)
・we got a lot of complaints → we got a flood of complaints.(洪水のような数の苦情をイメージできる)

・実際のウォール・ストリート・ジャーナルの見出し文
・NASA Showcases New Rocket(NASAが新型ロケットを披露)
・President Peppered with Questions about Economy(大統領が経済に関する質問を浴びせられる)
・Google Towers over Competitors(グーグル社は競争相手の上に高くそびえる)
イメージが視覚化される単語を使うと、英語コミュニケーションは一段と効果的になる

今日でこちらの本も最終章です。
聞き手の注意を引くために
「あえて疑問文を使ってみる」ということは
上手なプレゼンテーションではよく使われますが、
実際に使っているかと聞かれると、
「分かっているが、できていない」状態だなぁと
自分の過去のプレゼンを振り返りました…

TED talksのプレゼンテーションも
皆さんツカミが上手ですし、
良いことはどんどん真似してみないと!と
この章を読んでいて思い直しました。

本書を読んで良かったこととして、
英語を勉強中の日本人に向けた
「映画は怖くないよ」的な本ではなく、
アメリカの名門大学であるエール大学での
コミュニケーションの授業を本書にまとめた
ということで、
「よりハイレベルな英語を目指すなら?」
という視点で学べたことが自信にもなりました。

本書の紹介としながらも
自分の備忘メモ用としての記録が多かったので
読みにくい箇所も多々あるかと思いますが、
詳しくはぜひ本書を手に取って頂けたらと思います。

英語を勉強方々、これからも一緒に頑張りましょう!😊

ということで今日はこの辺で!
それではまたー!😉✨

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