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テクニカル分析の知識

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テクニカル分析に必要な、最低限の知識及び応用を記事として投稿します。 なるべくわかりやすい説明を心がけています。
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出来高・移動平均線・オシレーター

出来高・移動平均線・オシレーター

※こちらの記事は内容の量が多くなっております。
一気に読んでいただくのはもちろん、時間をかけてお読みになる・レファレンスのように利用していただくこともおすすめしています。

■市場を分析するための重要な情報金融市場を分析する際の要素の中で、皆さんが一番最初に思いつくものは何でしょうか?

「決算」や「金融政策」など様々ありますが、ほとんどの人はまず「価格」や「値動き」と答えるでしょう。
そもそも皆

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チャートの継続・反転パターン

チャートの継続・反転パターン

※テクニカル分析で一般的に呼ばれている名称を一部【】で囲っています。
これは良く使われる用語を定義するためであり、他書籍やウェブサイト等で検索をするために用語をはっきりさせることが大切と考え、このようにしています。
しかし名前よりもパターンの形の本質を覚えるほうが遥かに大切となりますので、覚えづらくてもあまり気にする必要はないと考えています。

この記事では継続と反転のパターンについて学習していき

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トレンドをつかむ様々なライン

トレンドをつかむ様々なライン

■チャートの表示について (前置き)まず、株式市場などのチャートにおいて、値動きの表示の仕方が何種類かあります。
それはポイント・アンド・フィギュアであったり、バーであったり、練り足であったり、かなりの種類がありますが、ここからはすべてローソク足でのお話とします。
ローソク足は始値・高値・安値・終値の一連の動き及びその市場の感情が非常に読み取りやすいため、現在ではグローバルスタンダードとなっていま

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ダウ理論とトレンドの考え方

ダウ理論とトレンドの考え方

■ダウ理論の始まりダウ理論という言葉が使われたのは1903年、今から実に120年前に遡ります。
S.A.ネルソンという方が "The ABC of Stock Speculation"という本で初めてこの用語を用いましたが、このダウ理論の名前の由来、即ち元祖を辿るとチャールズ・ダウという人物に行き当たります。

彼はエドワード・ジョーンズという人と共に「ダウ・ジョーンズ社」を1882年に設立、その

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テクニカル分析って?

テクニカル分析って?

相場に取り組み分析するにあたり、世の中には主に2つの手法があります。
それは皆様もよくご存知、ファンダメンタル分析とテクニカル分析です。

テクニカル分析を語るにあたり、まず定義づけをしなければなりません。
テクニカル分析とは、「将来の価格動向を予測するため、主にチャートを用いて市場の動きを研究すること」となります。

テクニカル分析には3つの前提があります。

1.市場の動きは全てを織り込んでい

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