たかし

テクニカル分析が主ですが、ファンダメンタルも重視します。 分かりやすい解説を心がけてい…

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テクニカル分析が主ですが、ファンダメンタルも重視します。 分かりやすい解説を心がけています。 noteではテクニカル分析の基本や応用(ウォール街における常識的な範囲)を解説していきます。

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  • 1週間の振り返り / 今後の展望 / その他ニュースなど

    テクニカル及びファンダメンタルの説明を週刊で行います。 Twitterよりも詳細に掘り下げていきます。(Twitterは簡潔・速報用) その他、重要なニュースはこちらに記録として残しておきます。

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    テクニカル分析に必要な、最低限の知識及び応用を記事として投稿します。 なるべくわかりやすい説明を心がけています。

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2024年のイベント・株価見通し

※本稿は一部、2023年12月末時点での事実に基づき執筆しています。 ファンダメンタルズにおける事実はなるべく最新のものを採用していますが、最新のものでない場合はご容赦頂ければ幸いです。 ◆各国の選挙2024年は台湾やインドネシア、ロシアにインド、欧州および米国とそれぞれ選挙が予定されており、目まぐるしい選挙年になることは間違いないでしょう。 ●台湾総統選挙 (1月) まず1月13日(土)、台湾では8年間 (4年間 × 2期) にわたって同国を支えてきた現職の蔡英文氏

    • 4月22日(月)~4月26日(金)の見通し

      ■先週の振り返り●経済の定点観測 先週も米国にて様々な経済指標の発表がありました。 まず15日(月)に発表された3月分の小売売上高では強い結果となり、前月比にて+0.7% (予想+0.4%)、コア分野では同+1.1% (予想+0.5%) の結果が出たことにより株式市場は下で反応しました。 米国のインフレを間接的に表す10年債利回りも発表後から更なる上昇基調に転じることで株式の上値を重くしました。 売上高の中身を見ると、直近の原油高を反映してガソリンスタンドが+2.1

      • 2024年3月の日銀・FRBの金融会合について(備忘録)

        ●日銀の金融政策決定会合の結果について19日(火)、日銀による金融政策決定会合が終了し、マイナス金利の解除が発表されました。 2016年にマイナス金利が導入されてからおよそ8年、ついに金融緩和の正常化へ一歩動き出した格好となります。 今回の金融会合は様々な点が修正されましたが、大別すれば「マイナス金利政策の終了」「イールドカーブ・コントロール (YCC) の廃止」「ETF買入れなどの終了」の三点が行われました。 特にマイナス金利の解除には注目が集まりましたが、そもそも日銀

        • 4月1日(月)~4月5日(金)の見通し

          ■先週の振り返り●進む円安と円高への牽制 今月19日(火)、日銀による金融政策決定会合が終了し「マイナス金利政策の解除」「イールドカーブ・コントロール (YCC) の廃止」「ETF買入れなどの終了」の三点が発表されました。 YCCは主に日本の長期国債の金利上昇を抑えつける役目を果たしていましたが、すでに形骸化が進んでいた関係で当日の廃止発表では長期金利が急上昇するようなこともなく、現在まで比較的安定した動きを見せています。 またETF買入れの終了へ舵を切ったことも一見

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        2024年のイベント・株価見通し

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          差し迫る日銀の利上げとFRBの利下げ

          来週の3月19日(火) 正午ごろに日銀による金融政策決定会合の結果発表、21日(木)午前3時には米国によるFOMCの結果が発表される予定です。 すでに今月上旬に欧州中央銀行 (ECB) がECB理事会を開催、金利を据え置いたこともあり「どこの国が一番先に利下げ (日本は利上げ) するか?」に関し様々な憶測が飛び交っていますが、現時点で日銀は3月又は4月にマイナス金利解除 (利上げ)、米国では少し遅めの6月に利下げを行う予測が有力のようです。 この記事では少しだけ欧州中央銀

          差し迫る日銀の利上げとFRBの利下げ

          スーパーチューズデーまでの米国予備選挙の動きについて

          ■バイデン大統領 vs. トランプ氏の一騎打ちへ3月5日(火)は米国の予備選挙を大きく左右するとされる「スーパーチューズデー」でしたが、この日の結果を境に米国大統領選挙は大きく動き出しています。 当日は米国の二大政党である民主党・共和党の指名候補者 (11月の本選挙に出る候補者) を選出するために米領サモア含む米国内の17州にて予備選挙が行われましたが、共和党ではバーモント州を除くすべての州で党内対立候補のヘイリー氏を圧倒しトランプ氏が勝利、民主党に至ってはバイデン大統領が

          スーパーチューズデーまでの米国予備選挙の動きについて

          SVBショックから1年、米国の地銀と金融状況について

          ■ニューヨーク・コミュニティ・バンコープの株価暴落今年1月31日(火)、米国の地銀であるニューヨーク・コミュニティ・バンコープ (NYCB) の株価が1日で-40%弱も下落した出来事がありました。 その後も株価の下落は止まっておらず、下落する直前の1月30日から計算すれば-70%以上も下落幅を広げている状況であり、同社の株価は依然止まりそうにありません。 今回、同社の株価下落はアナリスト予想よりも悪い結果が出たために引き起こされたことが主な要因となっています。 同社決算

          SVBショックから1年、米国の地銀と金融状況について

          日経平均の最高値更新とこれから

          日経225が2月22日(木)、終値39,098.61を付けて史上最高値を更新しました。 これは1989年12月末に付けた38,957を30年以上かけて奪還したものであり、日本の株式市場、ひいては日本経済における一つのマイルストーン (節目) となり得る出来事でした。 今回の株価上昇は世間でも連日報道されていますが、1990年代と比較すると様々な点が異なります。 真っ先に挙げられる違いとして株価の割高感を示す「株価収益率 (PER)」の違いが指摘されますが、当時の日本ではお

          日経平均の最高値更新とこれから

          2月5日(月)~2月9日(金)の見通し

          ※特段断らない限り、すべてのイベントに関する日時は日本時間基準でお話しています。 また、チャートでは単純移動平均線 (Simple Moving Average、以下MA) を用いており、25MA (緑線)、91MA (赤線)、200MA (黄土色線)としています。 主要指数はすべて現物取引のチャートを用いています。 ティッカーシンボルは個別銘柄とETF以外、TradingView内のものを使用しています。 ■先週の振り返り●FOMCの結果とパウエル議長の記者会見 2月1

          2月5日(月)~2月9日(金)の見通し

          1月29日(月)~2月2日(金)の見通し

          ※特段断らない限り、すべてのイベントに関する日時は日本時間基準でお話しています。 また、チャートでは単純移動平均線 (Simple Moving Average、以下MA) を用いており、25MA (緑線)、91MA (赤線)、200MA (黄土色線)としています。 主要指数はすべて現物取引のチャートを用いています。 ティッカーシンボルは個別銘柄とETF以外、TradingView内のものを使用しています。 ■先週の振り返り●日銀・欧州中央銀行の政策金利 23日(火)、日

          1月29日(月)~2月2日(金)の見通し

          1月22日(月)~1月26日(金)の見通し

          ※特段断らない限り、すべてのイベントに関する日時は日本時間基準でお話しています。 また、チャートでは単純移動平均線 (Simple Moving Average、以下MA) を用いており、25MA (緑線)、91MA (赤線)、200MA (黄土色線)としています。 主要指数はすべて現物取引のチャートを用いています。 ティッカーシンボルは個別銘柄とETF以外、TradingView内のものを使用しています。 ■先週の振り返り◆スエズ運河の情勢不安とパナマ運河の干ばつ 世界

          1月22日(月)~1月26日(金)の見通し

          12月25日(月)~12月29日(金)の見通し

          ※特段断らない限り、すべてのイベントに関する日時は日本時間基準でお話しています。 また、チャートでは単純移動平均線 (Simple Moving Average、以下MA) を用いており、25MA (緑線)、91MA (赤線)、200MA (黄土色線)としています。 主要指数はすべて現物取引のチャートを用いています。 ティッカーシンボルは個別銘柄とETF以外、TradingView内のものを使用しています。 ■先週の振り返り●「緩和を一貫して続ける日銀」と「緩和を考え始める

          12月25日(月)~12月29日(金)の見通し

          出来高・移動平均線・オシレーター

          ※こちらの記事は内容の量が多くなっております。 一気に読んでいただくのはもちろん、時間をかけてお読みになる・レファレンスのように利用していただくこともおすすめしています。 ■市場を分析するための重要な情報金融市場を分析する際の要素の中で、皆さんが一番最初に思いつくものは何でしょうか? 「決算」や「金融政策」など様々ありますが、ほとんどの人はまず「価格」や「値動き」と答えるでしょう。 そもそも皆さんが金融市場に関わるきっかけやモチベーション自体「お金を稼ぎたい」という (潜

          出来高・移動平均線・オシレーター

          12月11日(月)~12月15日(金)の見通し

          ※特段断らない限り、すべてのイベントに関する日時は日本時間基準でお話しています。 また、チャートでは単純移動平均線 (Simple Moving Average、以下MA) を用いており、25MA (緑線)、91MA (赤線)、200MA (黄土色線)としています。 チャート内のオシレーターであるRSIの期間は14であり、MACDは短期12と長期26、シグナルは9としています (オシレーターはほとんどのチャートソフトでの初期値を用いています) 主要指数はすべて現物取引のチャー

          12月11日(月)~12月15日(金)の見通し

          11月27日(月)~12月1日(金)の見通し

          ※特段断らない限り、すべてのイベントに関する日時は日本時間基準でお話しています。 また、チャートでは単純移動平均線 (Simple Moving Average、以下MA) を用いており、25MA (緑線)、91MA (赤線)、200MA (黄土色線)としています。 チャート内のオシレーターであるRSIの期間は14であり、MACDは短期12と長期26、シグナルは9としています (オシレーターはほとんどのチャートソフトでの初期値を用いています) 主要指数はすべて現物取引のチャー

          11月27日(月)~12月1日(金)の見通し

          11月20日(月)~11月24日(金)の見通し

          ※特段断らない限り、すべてのイベントに関する日時は日本時間基準でお話しています。 また、チャートでは単純移動平均線 (Simple Moving Average、以下MA) を用いており、25MA (緑線)、91MA (赤線)、200MA (黄土色線)としています。 チャート内のオシレーターであるRSIの期間は14であり、MACDは短期12と長期26、シグナルは9としています (オシレーターはほとんどのチャートソフトでの初期値を用いています) 主要指数はすべて現物取引のチャー

          11月20日(月)~11月24日(金)の見通し