日経平均の最高値更新とこれから
日経225が2月22日(木)、終値39,098.61を付けて史上最高値を更新しました。
これは1989年12月末に付けた38,957を30年以上かけて奪還したものであり、日本の株式市場、ひいては日本経済における一つのマイルストーン (節目) となり得る出来事でした。
今回の株価上昇は世間でも連日報道されていますが、1990年代と比較すると様々な点が異なります。
真っ先に挙げられる違いとして株価の割高感を示す「株価収益率 (PER)」の違いが指摘されますが、当時の日本ではお