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時間で思考は変わる

思考は朝と夜で違う!?

仕事や勉強で失敗したり、何か嫌なことがあったりした日の夜、
そのことを何度も思い出してしまって、
なかなか寝られない経験をしたことはありませんか?

でも翌朝になったら、なぜあんなに落ち込んでいたのだろう、、、
となることも多いはず。


なぜこのようなことが起こるのでしょうか。


実は、人は夜になるとネガティブになりやすくなるのです。

それには2つの理由が考えられています。

1つ目は、起きている時間が長くなるからです。
人は、起きている時間が長いほど思考力や判断力が落ちると言われています。

ある研究では、17時間連続で起きている人の判断能力は、飲酒運転で捕まるレベルによっている人と同じくらいまで落ちていると報告されています。

そんな状態で正常な判断なんてできるわけないですよね。。。


2つ目は、人類の遺伝的な問題です。
もともと人も自然の一部だったころ、夜は全ての動物にとって恐怖の時間でした。

寝ている間に天敵に襲われないか、
という命に関わる恐怖を常に感じながら夜を過ごしていました。


そうなると当然ネガティブ思考の方が都合がいいわけです。


夜もなんとかなるだろう、というポジティブすぎる思考では生き残れなかったのです。

夜にネガティブになるのは、生物として生き残るために必要な本能だったのです。

大事な決断は朝になってから考えよう

というわけで、私たちはどうしても夜になるとネガティブになってしまいます。


この生物としての傾向を変えることはかなり大変なことです。

それよりも現実的なことは、
大事な決断をするときや迷ったときには早く寝て翌朝にもう一度考えてみることです。

他にも嫌なことや失敗があって引きずってしまっているときも、
これは夜のせいだと諦めて寝ちゃいましょう。

それでも眠れない場合は、本を読んだりお風呂に入ったり、好きな音楽を聴いたり、少しでもネガティブな思考から離れられることをしてみるといいかもしれません。


寝ている間に脳はリセットされ、また新たな気持ちで朝を迎えられるはずです。
逆に寝不足になることで脳のリセットが十分に行われず、朝になっても思考力や判断能力が回復しないことの方が問題になります。

何か嫌なことや困ったことがあったときは、夜に悩まないで、
とにかくしっかり寝てから考えるようにしてみてはいかがでしょうか。

人は、夜になればネガティブになる生き物だから。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

理学療法士
JARTA認定スポーツトレーナー/NLPプラクティショナー
平山鷹也

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