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自分を苦しめるのはいつだって自分自身

自分の首を絞めてしまう原因

この記事を読んでくれたあなたは、
現在何かしら苦しんでいることがあるのではないでしょうか。

今回はそんなあなたに向けて、
自らの苦しみについて考える方法の1つをご紹介したいと思います。

最も大事なことは、もしあなたが今苦しんでいるとすれば、
それはあなた自身が自分を苦しめているかもしれない、と考えてみることです。

しかし多くの場合、私たちは自分が苦しい状況を他人や環境のせいにしてしまいます。

~~さんが、、、
この職場は~、、、

どれだけ言い訳を並べても、何も変わりません。

なぜなら、苦しいというその感情は、
あなたのこれまでの過去の経験によって「作られている」からです。

どういうことか、少し具体例を出して説明していきます。


感情を自分が生み出していることに気付こう

事実と、それによって引き起こされる感情は別物です。

事実は誰が見ても聞いても同じですが、
それによって引き起こされる感情は経験した人によって全く変わるということです。

例えば、職場全体の雰囲気が緩くて1人1人の仕事量も余裕がある会社があるとします。

1人当たりの仕事量は事実として誰が見ても変わりません。

しかしその職場に対する感情は人によってそれぞれです。

とにかく経験を積みたいと考えているスポーツトレーナーであれば、
そのような緩い環境や周囲の態度に対して物足りなさを感じたり、やる気がないように見えるスタッフに対して不満やイライラを感じることで苦しんでいるかもしれません。

一方で自分のペースで仕事をしたい人や、
休日や仕事終わりに副業や自分の勉強をしたいと考えているトレーナーであれば、その環境は自分がやりたいことをやれる環境かもしれません。


他にも、同期のスタッフと自分に割り振られる仕事量が違うことに苦しんでいる方もいるかもしれません。

これも、同期よりも多く仕事を振られていることに苦しむ人もいれば、
仕事を振られないことに苦しむ人もいます。


このように、事実に対してどのような感情を抱くかは、その人次第なのです。

さらに踏み込んで考えると、その人が何を期待しているか、
過去にどんな経験をしてきたのかによって感情は変わります。

1つ目の例では、職場に対する期待の違いによって感情が変わります。
前者は職場に経験を期待し、後者は自由に使える時間を期待しています。

2つ目の例では、過去の経験が関わっています。
期待しているからこそ仕事を振られていると感じる経験を過去にしてきた人は、
仕事を振られることが嬉しいと感じます。

一方で自分のことを嫌いな人に意地悪で仕事を振られた経験がある人にとっては、たくさんの仕事を振られることはつらい出来事になります。


このように、事実は同じでも、
受け取り手次第で感情は変わるということをまずは知ってください。

時間を作り、客観視する

さて、それではどうすれば良いのでしょう。

自分が苦しんでいることを認識したら、
まずはゆっくり考えることができる時間を作ってほしいと思います。

忙しくなればなるほど、心に余裕がなくなり、
冷静に事実と感情を分けて考えることが難しくなります。

時間を作ることができたら、
「今のあなた」を客観的に観察してみましょう。

何が事実で、
なぜ自分はこのように苦しんでいるのか。

そこに隠された期待や過去の経験はなんなのか。

もし可能なら紙やパソコンでもいいので文字にしてみると、より客観視できます。

そうすることで、それまで気付けなかったことに気付けるはずです。

この作業は一見めんどくさく、意味を感じにくいと思われる方もいるかもしれません。
しかし実はこの作業こそがその苦しみを考える上で最も重要です。

これまでにやったことがなく、現在苦しみを感じているという方はぜひ一度、騙されたと思ってやってみてください。


その職場に決めた理由、自分が本当にやりたかったこと、
どんな人生を送りたいのか、なぜこんな苦しい気持ちになっているのか。

そういった様々な気付きが、自分を客観視することで見えてきます。


苦しむことは必ずしも悪いことではありません。

しかし、その感情が今のあなたの成長速度を遅くしていたり、
本来の目的からずれた理由で苦しみを感じているとすれば、
少しでも早く気付いた方がいいかもしれません。

たった一度の、あなただけの人生を、
少しでも多く楽しくワクワクした時間を過ごすために。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

理学療法士
JARTA認定スポーツトレーナー/NLPプラクティショナー
平山鷹也

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