ぱぱんだたけ

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最近の記事

視聴率とガラパゴス(穏やかなGWに想った事)

北陸のとある地域でまさに五月晴れの心地よいGW後半戦を過ごした。 今年は2月までが暖かった為に春の戻り寒気が例年より厳しく感じた。 多分そんな事もレッスルマニアXL観戦に影響したのかなともこの頃思う。 あれから一か月が過ぎ『物語』『新時代』ワードから程よく解放されたフランス発のWWEバックラッシュはこのGWを締めるに相応しいコンテンツとなった。昨年から本格化したアフターレッスルマニア~サマースラム迄を埋めるWWEの海外出稼ぎシリーズは長期政権王者と並ぶ苦しいコロナ禍を経たアイ

    • 『1Q84』から40年後の世界(アフターレッスルマニアXL)

      レッスルマニアXL明けのRAWとSmackDownを観終えた。 Abema実況の清野さんが思わず『新しい大河(ドラマ)の始まり』と煽った事で逆に浮かび上がったのは、レッスルマニアXLに向かうあのロイヤルランブル直後辺りの熱狂はまさに『鎌倉殿の13人』のソレに近かったと思う。 ならばアフターレッスルマニアXLについて語るのは酷である(苦笑)。 我々はもはや『大河ドラマ』や『朝ドラ』という伝統の枠組みの中で『鎌倉殿~』や『あまちゃん』のような逸材コンテンツを時折見出す事でいつから

      • 我々はコーディに何を期待したのか?(レッスルマニアXL番外編)

        レッスルマニアXLが終わった。前記事にも書いたがこの2日間はDAY1が『ヴィンスサーガ』のヴィンス不在での卒業式であり、DAY2はまだ名前のない新サーガを翌年に控えたプロローグに感じた。40年という長い歴史に一区切りをつける大会なのだから本当に『長い長い夜』だった。 思えば今年はWWEネットワークの日本向けPLEサービスが終了し、独占契約を引き継いだAbemaで観る初めてのレッスルマニアとなった。 その幕開けは年初PLEロイヤルランブルでの史上4人目となるコーディ・ローズの2

        • 『ヴィンスサーガ』卒業式と新サーガへのプロローグ(レッスルマニアXL総括)

          40年の終着点を見届けるつもりが。。。『アヴェンジャーズ』の新作を先取りしたようなレッスルマニアだった。この40年の名場面に対する『IF』を盛り込み畳みかけてきたメイン戦のエンディングはまさにプロレス版『マルチバース』とも言えるが、やはりこれは開催地フィラデルフィアにかつて存在した伝説のECWが得意にしていた演出へのオマージュでもある。 レッスルマニアの2DAYS開催については賛否あると思うが、今回に限っては私は2日開催で良かったと思う。あくまで結果的にだが終わりと始まりを感

        視聴率とガラパゴス(穏やかなGWに想った事)

          『X』の『物語』の終焉(レッスルマニアXL初日総括)

          ザ・ロック=ドウェイン・ジョンソン主演のの最高傑作はレッスルマニアXLである!そう語って過言では無いレッスルマニア初日のメインだった。 もちろんストーンコールドとメインで2回に渡って繰り広げた試合を上回ると迄言う気も無いが、あの試合ではあくまでロック様は助演男優賞的な役割だったし、ハリウッドでの活躍は間違いなくプロレスラーでは№1と思うが例えばジョン・シーナの『ピース・メイカー』の様な圧倒的な代表作が無かったのもまた事実である。プロレスとは本当に面白いジャンルである。キャリア

          『X』の『物語』の終焉(レッスルマニアXL初日総括)

          WWE王者こそ現代の『四皇』である!

          それにしてもザ・ロック=ドウェイン・ジョンソンはレッスルマニアXLに向けて一人何役を演じるつもりなのだろうか?元旦のRaw からロイヤルランブル明けの SmackDownでローマン・レインズに向き合うまでは、4つの時代を制覇すべき絶対的なヒーロー。それはハルク・ホーガンから始まった『ヴィンスサーガ』を締める究極の主役ポジションな筈だったが、『X』の『物語』はそんな安直な完結を許さない。ザ・ロックに与えられた次なる配役はヴィンス無きレッスルマニアでのヴィンス。ところが満を持して

          WWE王者こそ現代の『四皇』である!

          WWEこそが『ワールドプロレスリング』である!

          ロイヤルランブルからまだたった2週間なのに既に濃密なレッスルマニアへの道を堪能している。レッスルマニアのメインに出ようが出まいがザ・ロック=ドウェイン・ジョンソンの掌の上で自由に弄ばれている気分である。 レッスルマニアプレスリリースでこの一週間の騒動(ロック様拒否)を『コーディクライベイビーズ』(コーディを求める甘ちゃん達)とバッサリ切り捨て、あっというまにヴィンス・マクマホンの不在を埋めてしまった。この所なんとなく覇気の無かったかつてのライバルHHHまでもがSmackDow

          WWEこそが『ワールドプロレスリング』である!

          『ヴィンスサーガ』はロックのモノポリーとなるのか?

          1984年から始まったWWFによる全米マーケット制圧は当時、ヴィンス・マクマホンによるアメリカンプロレスのモノポリーと呼ばれた。翌1985年に開催されたレッスルマニアも今年で40年記念大会を迎える。非公式ながらこの40年を私は『ヴィンスサーガ』或いは『ヴィンセントサーガ』と定義する事にした。創成期から10年近く続いたハルカマニア長期政権の反動と混沌は難産の末にストーンコールド『Attitude』ERA という第2黄金期を迎える事でアメプロ版三国志を終結させた。この波乱の20年

          『ヴィンスサーガ』はロックのモノポリーとなるのか?

          『Ⅹ』の『物語』はドウェイン・ジョンソンさえも容赦しないのか?

          ロイヤルランブルが終わってまだ10日くらいしか経ってないのに『Ⅹ』の『物語』はレッスルマニアXLに向けて全く容赦がない。今週のRAWでセス・ロリンズから思わず漏れた本音のアドリブ?セリフこそが『真実』である。本当にまさかというしか無い。今やハリウッドでもスーパースターの座を手にしたザ・ロック=ドウェイン・ジョンソンの名前が出ただけでかつてのブーイングチャント『ロッキーサッ●ス』が沸き起こるとは(苦笑)。 くどいようだが大事な事なので何度も繰り返すと、WWEの年間最大イベント

          『Ⅹ』の『物語』はドウェイン・ジョンソンさえも容赦しないのか?

          蜘蛛男と蝙蝠男(2024冬)

          仮面ライダーの最初の怪人は何故アメコミの雄『蜘蛛男(スパイダーマン)』と『蝙蝠男(バットマン)』だったのだろうか?という長年の疑問について昨年末自分なりの結論をまとめて書いてみた。仮称『石ノ森バース』の始祖『仮面ライダー』が力道山だとしたら。。。戦後の日本にプロレスを普及する為に最初に選ばれた対戦相手シャープ兄弟(実際にはカナダ国籍だったらしいがアメリカへのコンプレックスの疑似象徴)の役割を蜘蛛男と蝙蝠男に無意識ながらも託したのかもしれない。 所謂『マルチバース疲れ』の今だか

          蜘蛛男と蝙蝠男(2024冬)

          MCU!スターウォーズ!レッスルマニア!!

          わかっていた事ではあるが。。。『ロイヤルランブル』明けのWWEが面白過ぎる!昨年まではWWEネットワーク『THIS WEEK』で週刊ハイライトを観てきたがやはりRAWとSMACKDOWNをフル視聴できる環境はこの時期特に有難く感じる。それにしても大方の予想は『ロイヤルランブル』でザ・ロック=ドウェイン・ジョンソンの№30サプライズ登場に期待していた筈だが、先週のSMACKDOWNでランディ・オートンによる予言『15』番目に登場したコーディ・ローズの2連覇にマニアは納得していた

          MCU!スターウォーズ!レッスルマニア!!

          今更だけど『あまちゃん』って『アルプスの少女ハイジ』のリメイクだと思う

          昨年末 Abema で『24(Twenty Four)』の日本版というモノを遂に観た。 ゼロ年代ピーク時にはレンタルビデオ店の予約整理番号の為に半休とるくらいハマっいたシリーズだけに制作発表時は今更感も含め黙殺してきたが、年末大掃除の適当なBGMが無いいう微妙な状況につい魔が差してしまった。 1話目からリアルタイム進行フォーマットをイキナリ否定するまさかの回想シーンのお陰でその後大掃除は順調に進んだのでちょっと一休みすると。。。これ観た事ある的な主人公の奥さんが娘を探す展開に

          今更だけど『あまちゃん』って『アルプスの少女ハイジ』のリメイクだと思う

          『X』の『物語』は最後に誰を選ぶのか?

          WWE『ロイヤルランブル』の余韻が心地よく残っている。 WWEファンにとってはここから『レッスルマニア』までの数週間は毎年なんともいえないワクワクできる良い時期である。更に今年は男子勝者コーディ・ローズの唱える『物語』の終わりへの期待が例年になく高まっている。 コロナ禍を逆手にとったローマン・レインズの4年近く続いた長期政権はセス・ロリンズがレッスルマニア史上初のMITBキャッシュインに成功したWM31からのブロック・レスナーとシールドの10年『物語』の集大成でもある。 コ

          『X』の『物語』は最後に誰を選ぶのか?

          40年の『物語』を完結しよう!

          WWEネットワークでのPLEが日本で制限がかかりAbemaでの視聴を促されてから葛藤もありながら遂に課金して『ロイヤルランブル2024』を観た。 正直に言えば昨年までのWWEネットワークでの 9.99$(1500円弱)視聴の方が現地実況で気持ちよく観れたとは思うのだが。。。一方で AbemaでのRAWとSmacksDown配信については字幕(及びテロップ)と日本語実況のバランスは過去最高水準でありそういうものだと納得した方が健全である。 それ以上に今回4000円の課金を踏み切

          40年の『物語』を完結しよう!

          オカダ・カヅチカとは何だったのか?

          虫の知らせだったのだろうか?本当は最近読み始めた藤波辰爾さんの自伝とそれにまつわる話を書くつもりで昨日記事を書き出したのも関わらず。。。何故か7年前の中邑真輔、AJスタイルズ達『NJPW4』の新日本離脱について昨日記事を書いた。ちょっと落ち着いてから夕方に東スポWebを見てビックリというかなんとも間抜けなタイミングだったと苦笑した。 オカダ・カヅチカの新日本退団については既にいろいろ噂も流れていたので私は半々で残留(棚橋新社長効果)とは見ていたが、その事よりも単なる偶然とはい

          オカダ・カヅチカとは何だったのか?

          中邑真輔vsブロック・レスナーはレッスルマニア40で実現するのか?

          2015年辺りから本格的にスタートしたプロレス動画の配信サービスが昨年末から妙に慌ただしくなってきた。毎月9.99$(なので昨今の円安で価格は5割増しにはなっていたのだが。。。)で生配信を観れていたWWEのPPV改めPLE(プレミアムライブイベント)が日本ではABEMA独占で4000円払わないと観れなくなってしまった。翌月にはプレミアムであっさり解放されると高をくくっていたが現時点ではその救済も当面なさそうである。RAWとSmackDownが毎週非常に観易い(レスラーの会話に

          中邑真輔vsブロック・レスナーはレッスルマニア40で実現するのか?