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真実を見つめる~ロシアウクライナ戦争感想文(4)

冬の皇帝とウザいゼレンスキー

ロシアは弱っている!兵器が古い、もう玉がない、と騒いでいるが、弱っているなら何故一気に叩かないのか?何故ペテンスキーは、やたら俺を助けろ助けろと騒ぐのか?

ロシアは弱くはない。冬の準備をしているのだ。ロシアは昔から冬に本当に強い国だ。冬を前に焦っているのはゼレンスキーと欧州各国だ。ウクライナやヨーロッパの冬も相当寒く、本当に電気ガスがなくなったら大惨事になる。そして最近アメリカもゼレンスキーの事を、ちょっとウザいと思い始めているような気がする。

ロシアが核を使うぞ!ロシアが核に手を出すぞ!と連呼して煽っているのは、アメリカウクライナ側が、小規模な核をウクライナ領に落とし、それを大々的にロシアのせいにする予定だからかもしれない。その後皆で袋叩きにして、ロシアを壊し、石油やガスをただ同然で巻き上げる。湾岸戦争と同じ手口に決まってる。(私の想像)

映画国民のしもべより

湾岸戦争の私の理解

今回のロシアウクライナ戦争を考えるには、必ず湾岸戦争の時の事を思い出す必要があると思う。フセイン大統領を捕まえ、4日間という短時間で、証拠も満足に揃わぬうちに死刑にしなければならなかった、アメリカ、国連側の理由は何だったのか?
イラクを経済制裁、爆撃でボロボロに壊した後、アメリカが世界中のメディアを使って大騒ぎした「大量破壊兵器」の証拠は、結局何ひとつ出てこなかった。それなのにアメリカは国際的に非難されなかった。
「嘘」で人の国を潰し、多くの人間を殺し、大統領を口封じの為に殺した。

故サダムフセイン大統領

飢餓で苦しむイラク人民を、「国連」が人道支援救済プログラム、という名目で助ける、という「演出」が行われ、アナンという黒人がノーベル平和賞を受賞した。

人道救済支援プログラムで、実際イラクに届いたモノは「期限切れの医薬品の山」「とても人間の食べ物と言えないような粗悪な食料」ばかりだったそうだ。様々なミサイルから毒まで、アメリカの非道な攻撃に傷つき、汚染されたイラク人はどんどん死んでいった。

撤退中のイラク兵民間人皆殺しの図

人道支援と言いながら実際国連がやった事は「詐欺強盗殺人」だと思う。
湾岸戦争の原因は様々あるだろうが、きっかけはイラクが石油の決済を、米ドルを使わずに進めようとしたからで、それに怒ったアメリカが国連を巻き込んで巧妙かつ強引に、明白な侵略行為を行ったと言える。良質な石油を奪い取る為の極悪詐欺戦争だ。

国民の「食糧」を受け取るために、イラクがサインさせられた条件は、石油をタダ同然で差し出す事。湾岸戦争の随分前から、食糧自給率のかなり低いイラクに対し、経済制裁で確実にじり貧にし、飢えさせた上、嘘の理由で先制攻撃をしかけた。最初から石油が目的だ。

優秀なシュメール人のメソポタミア文明が栄えた国が、なぜこんな仕打ちを?

国民がばたばた飢え死している時に、しかも石油を売るすべを封じられ、目の前に食糧をぶら下げられ脅されては、イラクもなすすべがない。石油食料交換プログラムを受け入れざるを得ない。そのまま石油を奪われ、粗悪期限切れゴミ医療物資、豚の餌を、国民に配るしかなかった。

何故、これでノーベル平和賞がもらえるのか、私には全く理解ができない。そしてこれら一連のやり口は、明白な戦争犯罪ではないのか?アメリカがやると国際法違反ではないのか?


ノーベル平和賞

今回2022年のノーベル平和賞も全く同じ感じだ。受賞したのは、ウクライナの人権団体、ロシア、ベラルーシの「反政府団体」だ。結局アメリカ側でないと平和に貢献している事にならない。イラク人の平和、ロシア人の平和は、アメリカ人にとっての悪であり平和ではない、と言っているようなもんだ。ノーベル平和賞は、ナンセンス平和賞だ。

アメリカが戦争をする時は、必ず世界中の何百という大手PR会社が手を握り、金をまわして広告代理店と口裏を合わせ、主要メディアを完全に操作した上で、戦争を起こす。そして「悪者」を一方的に報道し、情報を作って見せていく。そして終盤になると戦後処理の一環として、ノーベル平和賞を授与し、人間を沢山殺しておいて、自由は何より大切、民主主義の勝利だ!と言って勧善懲悪ショーをフェードアウトをしていく。ぼろ儲けした金で、また新しい武器を作らせ、次の準備をしっかり固める、というパターンだ。

ロシアウクライナ戦争が始まった頃は、アメリカ、イギリス、フランスをはじめ、各国の代表的なPR会社150社以上が一斉に動いている。戦争は情報・洗脳・誘導がとても重要なので、PR会社を雇うのは昔から公然の事実ではある。

みんな信じた有名な偽証言


日本がアメリカにやられている事

我が国も、目に見えにくいが同じような手口、食を用いた侵略をされていると思った方がいい。以前、石油や食料を断たれ、真珠湾をセットアップされ、まんまとアメリカに戦争に引き込まれた挙句、落とさなくても良い2つもの原爆で、大量虐殺実験され、終戦を迎えた。今でもずっと、日本はアメリカに水面下でじわじわ植民地化、都合の良い場所として使われ続けているという事実は、アメリカに守ってもらう、と思い込んでいる日本が、今どうなっているのか、そして前に何があったのかを、丁寧に見ようとすればすぐに分かる。見たくない聞きたくない事はとりあえず避けて放置する、それを70年以上続けてきた結果が今だと思う。

2018年アメリカの圧力に屈してひっそりと「種苗法が廃止」されたが、最悪としか言えない。はなから準備してあった「改正種苗法」が2021年コロナ騒ぎの中さらっと通り、ちょっと取り上げた後もう何も言わない。。。こんな事を許してたら、もう結果は見え見えだ。

「おい日本人、食糧欲しけりゃ言う事聞け!」

になるに決まってる。種と肥料と農薬は、全部タネの遺伝子に合わせたモノになっていて、ダブルバーガーセットのようになっている。利権と契約と上記の法律(改悪された種苗法)に守られた、アメリカのグローバル企業が、日本人を使ってぼろ儲け出来る事が決定した事と同じ。簡単に言うと農作物の種の淘汰を、意図的に土壌・農薬・肥料と同時にセットで進め、特定の種だけが良く育ち、安く流通し儲かる形にしていくという事である。DNAを操作されたそのタネは、育って病気になり、その病気にはアメリカの特定の薬しか効かず、またこのタネが良く育つ特定の肥料が農協などから推奨され、安価で効率の良い方向に、日本の農家は皆誘導されていく。このように根元からアメリカに押さえられた日本の農業が、どのような末路を辿るかは、ちょっと想像してみれば、危険だ、という事くらい、すぐにわかる。

彼らが荒稼ぎし、何十年後か先には、日本人は自分たちの遺伝子にも異常をきたし、知らず知らず農薬漬けにされ、農業も健康も、セットで蝕まれ荒廃していく、事が決まった、と言っても言い過ぎではないと思う。新しい病気はどんどん増え、人口がどんどん減り、遺伝子異常で子孫も増えない。国が亡くなる、というのも十分あり得る。更に絶望的なのは、医療も薬も完全にアメリカのコントロール下だという事。日本は薬を作る際、アメリカ様の許可がいる。嘘のような本当の話である。日本人が病気になればなるほどアメリカが儲かる。一般的に病院や医者が、沢山薬を処方して儲けている、と思われがちだが、実際に儲かっているのはアメリカ様である。だからイーロンマスクは、あのような事をハッキリ言ったのである。

私は10年以上前、中国雲南省昆明市にある、漢方薬の世界最大の交易所に見学に行った。日本のツムラの事や薬の利権、新薬の開発など、日本政府は一体何をしているのか、少し調べたり勉強したりした事がきっかけで、とんでもない闇がある事に気付いた経緯があった。

ハッキリ言ってしまうと、農業でアメリカ様が儲け、薬と医療でアメリカ様が儲け、日本人は只、お金と身体を差し出し、アメリカ様の為に働き、自ら進んで巨額の金を払って、薬とワクチン漬けのモルモットになるように、セットアップされている。生まれてから死ぬまで、一生を通じて最も沢山ワクチンを接種し、最も沢山薬を飲んでいるのは、世界中で日本がダントツだそうだ。人口も1億2千万以上、十分なマーケットボリューム、しかも横並びで従順だ。農業も薬も何から何まで、日本という国は、アメリカ様が濡れ手に粟で儲けられる植民地、まさにドル箱ジパングだという事だ。

アメリカのドル箱ジパング

世界が見る悪者は誰?

2022年9月21日、日本経済新聞に、ようやくこのようなものが載った。
全世界でロシアを非難しているのは、世界人口のわずか36%。

世界人口の64%(約51億人)はロシアを非難していない。32%(25億6,000万人)はロシアの味方だ。

日本の人口は1億2,483万人。僕はこの戦争が始まって以来、自分なりに能動的に考え勉強して見てきたが、結果ずっと、36%側にはいなかった。
プーチンが闘っている理由も、少しずつ分かるようになってきた。

ちんけな善悪二元論ではなく、そしてアメリカ側だけの都合ではなく、ロシアの正義ばかりでもなく、地球上の大多数の人間の、平和維持を第一義に考えて妥協して欲しいと思う。第三次世界大戦とかアルマゲドンとかいう、ネガティブな言葉を使うのも慎んだ方が良いと思う。

そしてただ、何処の国の人間であろうが、まともな良識をもった市民同士が、真心と和平への情熱をもって平等に話う場所(国連以外)が作られる事を願う。

兎に角、核兵器だけは使われることなく、一刻も早くこの戦争が終息する事を心から願うばかりである。

                           2022年10月22日

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