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コロナ禍以来のラーメン店に出かけてきたのだった。

今日は親友のY君と、僕のアパートから近いところにあるラーメンチェーン店に二人で出かけていったのだった。ちょうどお昼の12時半頃に着いたので、それほど待っている人は多くなかった。

今回はY君が介護福祉士の国家試験の研修というか実技実習を無事に終えたので、彼のおごりで僕のアパートの近くにあるラーメン店に行くことにした。

彼も僕も心の病であるが、彼と僕はかなり個性が違うのだが、気はかなり合う。彼は読書が苦手で僕は読書好き。他には彼はキリスト教徒で、僕は自称仏教徒だ。禅に凝っているというか、生きる支えにしている

まあ、彼の教会の話とかを聞いてあげるのだが、昔哲学関係で、スコラ哲学というか中世哲学というキリスト教圏の哲学の本を読んだことがあり、キリスト教には偏見はないほうだ。西洋の文学や思想書を噛ろうとすると、キリスト教の知識がないと読みこなすことはできない。最低でも聖書を二三度通読しておく必要があるだろう。

翻って僕が例えば、浄土真宗や禅宗、あるいは原始仏教の話をしようとしても、邪教だとか言いかねないからな。その点、キリスト教徒は頑なだと思うな。

それはそうと、けっこう早く店に並んでいた客の列も前に進み、彼の申し込んだ通り二人でテーブル席へ。この選択が正解で、ゆっくりのんびりくつろいでラーメンや餃子に唐揚げ、それにノンアルコールビールで美味しく味わい楽しい時間を過ごした。

彼の牧師さんは自分の元主治医の医師の方で、僕もものすごく尊敬している方なのだが、先生の娘さんが今日彼氏らしい男性を教会につれてきて仲睦まじい様子を見せていたので、少々娘さんに憧れていたY君は嫉妬に狂ったのだったのだよ。よくある話だな。しかし、彼は信仰から気持ちを振り切ったらしい。これは偉いよなー。

僕といえばいちおう禅宗にハマっているので、世の中は上手くいかないし(諸行無常)、人生や物事は縁次第だという考えの持ち主なので、失敗は多々あれども、それほど動じることはない。

しかし、思いのほか美味しかったのはキリンのノンアルコールビールで、味がふつうのビールと全く変わらない。これは飲みごたえがある。近所の酒屋に売っていたらこればかり飲むよな。(汗)

ということで、今日はもっぱら彼の最近の話を聞いてあげながら美味しくラーメンを二人で食べたのだった。やっぱりコロナを気にせずに外食ができたのは、久々のいい思い出になったよ。


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