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【10分エッセイ#41】小さな「ひとりでできた!」を積み重ねたい

※10分間で書ききる、下書き・推敲なしのぶっつけ本番エッセイ!※


重慶は大都会。中心部を歩いてると、思わず、ひえええ都会だなーとひとりごとを言ってしまうほどだった。

都会は楽しい。でもそんなに見るものもない。

思っていたよりも観光は早くおわり、1日ぽっかりあきそうになってしまった。

どうしようかな、何したいかな、と漠然と思いながら歩いていると、街中の旅行代理店の看板が目にとびこんできた。

そうだ郊外に日帰りツアーにでも行けば良いんじゃないか。

思い立ったが吉日。旅行代理店にとびこんで、「明日一日で行けるところでおすすめはどこですか?」と聞く。

大足と武隆という場所をおすすめされ迷ったが、雄大な景色が見られそうな、武隆にした。

ささっと契約書にサインして、明日の朝の集合場所と集合時間を教えてもらう。

スムーズに決まったが、ローカルのツアーに参加するのは初めて。

ガイドさんについていくだけとは思いつつ、ちょっとどきどきだった。


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朝集合してみると、予想通り、というか当然私以外のお客さんは全員中国人だった。

わくわくどきどきだ。

私はそんなに中国語が得意なわけではないので、頑張ってガイドさんの説明を聞く。

思っていたよりも自由行動が多くて、こっちに勝手に行って大丈夫かな?とちょっと不安になる瞬間もあった。

でも全体としてはなんてことはなく、楽しく過ごせた。


武隆では、美しくて巨大で豪快な景色をみられた。これは日本では見られないなという感じ。来てよかった。


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ローカルの旅行代理店に一人で行って予約し、当日一人で参加する。

大きなことをなしとげたわけではないし、自分の中国との関わりや中国語レベルからするとすごく難易度に高いことにチャレンジしたぜ!という感じでもない。

でも、自分がしたことがないことを、ひとりでできた、ということで、また少し自信がついた。

ちょっとしたチャレンジをして、「ひとりでできた」がちょっとずつ積みあがって、自分の自信や実力になっていくんだなあ、とおもう。

これは海外だから、国内だからにかかわらない。

仕事かどうか、にもかかわらない。

やってみる→できた!を繰り返して、人は自信をつけて、また新しく何かしてみよう、とか前に進もう、と思えるんだと思う。

これからも、楽しくプチチャレンジしていこ!

それで「ひとりでできた!」と喜ぼう、自分をほめよう。


おしまい!



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最後に、今回の重慶/成都一人旅でわかった、自分の好みと傾向を備忘録的にはりつけておきます
※10分エッセイ以外の時間で書いています

・近現代の歴史系の場所めぐりが好き、逆に三国志とか昔の話はそこまで
・日本では観れなさそうな壮大な景色が好き、寺院や大仏などはそこまで
・ローカルの日帰りツアーに参加するっていうのは良い方法だとわかった
・古鎮・夜景・みやげ物街などのザ・観光地には、人と行った方が楽しい(ひとりで回ると味気ない)
・特に夜景はわざわざ一人で行かなくて良いかなと思うタイプ(どこも似てると思ってしまう。行ったら行ったで楽しいけど!)
・街を歩いて、街を見て、いまの仕事と結び付けて色々考察するのが好き(今だとデジタル関係とか化粧品関係とか)
・現地に住む日本人に会って話を聞きたいと思うタイプ
・1週間全力で観光し続けると疲れる、1日位はホテルでのんびりが必要
・っていうか1週間一人はちょっと長い
・「中国×都会」というジャンルはもうそんなに行かなくて良いかも(新しみがもうあんまりない気がする)

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