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「死ぬこと以外かすり傷」著:箕輪厚介

オンラインサロンやトゥクトゥクで話題になっている箕輪さんの本です。

発売されて流行っていたのはなんとなく知っていたのですが、その頃ツイッターやWebで情報収拾をするということを今ほどやっていなかったので、読まないままになっていました。

箕輪さんのぶっ飛び具合はとても好きで、いつも楽しませてもらっています。この本は箕輪さんの人となりがわかる本になっています。
この本を読めば、彼がどうしてあんなにも活発に動いているのかがわかるようになります。

今回は2018年8月28日にマガジンハウスより出版された『死ぬこと以外かすり傷』の紹介です!

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①3回自分に嘘をついてしまったら、二度と戻ってこれなくなる

自分の気持ちに嘘をつかない、というのは本当に大事なことだと思います。
社会というプレッシャーは思ったよりもずっと強く、自分にのしかかってきます。

「意味がないとわかっているけど、上司に言われたから仕方なくやる」
「楽しくないことだけど、業務だから我慢してやる」

結局そんなことをして自分を殺しても、あなたのことは誰も助けてくれません。
そして、こういう行動は素直でも誠実でもなんでもありません。

だから何についても、自分の頭を使って考えて「判断」していく必要があります。
私は仕事では絶対に我慢して仕方なくやる前に声をあげます。もちろん、自分が浅慮の場合もあるでしょう。
その場合でも、自分の頭を使って考えて、自分が間違っていたと気がつくだけなので問題ありません。

我慢をすることに慣れてしまうと、二度と戻ってこれなくなってしまうのです。

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②「知っている」と「知らない」の間にとてつもなく太い川が流れている

チャレンジしている人をぜったにバカにしてはいけないと思います。結局のところ、斜に構えて批判しているような人と、実際に行動して、泥を被りながら手探りで道を歩いている人とは見えている世界が違うのです。
とてつもなく太い川というのがとても良い表現だと思いました。
太い川を、死に物狂いで渡った人にしか絶対に見えない景色があります。

知を獲得して、意識を高く持つことは何も悪いことじゃありません。川を渡らなかった人たちの声はもう聞かなくて大丈夫です。

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③努力は熱狂に勝てない

これにはめちゃくちゃ共感できました。
熱狂、没頭みたいに大好きで大好きでしかたなくてやりまくる人にはどうやっても敵いません。
だから、どんな人も口を揃えて「好きなことを仕事にしろ!」と言っているのです。
仕事になると嫌いになるというのは「没頭した結果見えてきたその人個人の悟り」のようなものでしかないと思います。本当の意味でそうなっている人は少数派のはずです。

学生の頃、オンラインゲームに没頭して、学校に行く時間とトイレ以外は画面の前にいるという生活を8年くらい続けていました。
今自分は、仕事のことを日々考え続けています。
正直、お金を払ってでもいいからやらせてほしいという仕事もあります。

好きなことが仕事になっているのは本当に幸せなことですし、我慢して業務をしている人とはスピード感が段違いです。

また、自分の周りの「仕事のできる人」は、定時になったら帰るというよりも「体力使いきったからもう帰る」という人ばかりです。

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やはり、行動する人が正義だし、周りの反発や足の引っ張りは無視することが大切なんだなと思いました。
失敗は必ず起きます。けれど、失敗はやった人にしか経験できません。
今すぐには実らなくても、動いた分の経験は必ず自分を助ける日が来るという自信につながる本でした。

とにかくアツい!


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