記事一覧
真実の10メートル手前 読了
米澤穂信さんの太刀洗万智シリーズの1つです。短編集で、タイトルは短編の1つ目から取られています。
やはり、米澤穂信さんらしく余韻を残すような終わり方をする作品ばかりなのですが、主人公の性格によるものか、切れ味が鋭いです。伝わるか分かりませんが、余韻がバッサリしてます。
自分でもよくわからないのですが、すごく好きな一冊でした。今回は図書館で借りたので、いつかちゃんと買おうと思います。
下町ロケット2 読了
ドラマ化もされましたね。阿部寛さん主演でしたっけ。前作も読んだはずなのに全く覚えてませんでしたが、「あぁはいはい、いたいたこんな人」と心の中で頷きながら読んでいました。もちろん全然思い出せませんでした。
中小企業のしんどさを強く感じます。池井戸潤さんの作品では、勧善懲悪といった形でスカッとしますが現実はそうもいかないのだろうなと考えてしまいます。
キング＆クイーン 読了
前に読んだ柳広司さんの長編が物悲しいような終わり方だった記憶があったので、こわごわ読んだのですが、面白かったです。読み返したくなるような仕掛けもあって、じっくりと楽しませてもらいました。
ジョーカーゲームに出られるくらいの万能超人もいて、ワクワクさせられました。
本と鍵の季節 読書開始
米澤穂信さんの作品です。図書委員シリーズというシリーズになっていて、二作出ている中の一作目です。
米澤穂信さんの作品は折れた竜骨やさよなら妖精、王とサーカスなどを読んだことがあります。どれもミステリーとしてすごく面白く、読後少し物悲しくなるような余韻を残す作品たちでした。
今作も楽しみです。
フリーター、家を買う。 読了
いやぁ、すごいです。読む手が止まらないとはこのことを言うのかというくらい引き込まれ、一気に読んでしまいました。
キャラクターに愛着をもたせるのもうまいし、話の流れも素敵です。有川浩さんの作品は、最後にはハッピーエンドに落ち着けてくれるので、安心して読めます。別の作品も読みたいし、昔読んだ作品を読み直したくもなりました。
フリーター、家を買う。 読書開始
有川浩さんの作品で、ドラマ化もしています。有川浩さんの作品は、図書館戦争や阪急電車、植物図鑑を読んだことがあります。どれも良かったので、名の知れているこの作品も読もうと思いました。