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アイデアの熱を高める工夫たち

 アイデアをカタチにする際には「熱」が欠かせない。誰かに強いられてアイデアに取り組んでもなかなか前に進まないもの。やはり本人がそのアイデアを何としても実現したいと強く望み、未来を変えていきたいという情熱が必要。というわけで今回は、その「熱」をどのように高めることができるのか、いくつかの方法を簡単に解説したい。



 第一の方法は、ネガティブな感情の振り返り。痛い思いをした経験を振り返り、それを二度と繰り返したくないという願う気持ちから熱は生まれる。例えば、台風で出荷前のミカンが落果してしまい、売上が大幅に減少した痛い経験から、強風にも負けない新しい仕組みを考えてやろう!と熱が高まっていくように。



 第二の方法は、ポジティブな理想の描き出し。理想の世界を想像し、それに向かって興奮するようなビジョンを持つことから熱は生まれる。例えば、「毎日ライブの熱狂を体験できたらどんなに素晴らしいだろう!」と想像し、その体験を遠隔で再現する方法を考え試行錯誤する中で熱が高まっていくように。



 第三の方法は、熱を持つ方々からの受け渡し。動いているチームに参加したり、行動を重ねている方々の話を聞くことで、その熱を自分のものとして受け取ることができる。例えば、友人がミカンの皮から天然アロマを作るプロジェクトに取り組んでいて、そこに参画する中で熱が高まっていくように。



 ネガティブな経験からの熱、ポジティブな理想からの熱、そして熱を持った仲間からの受け渡し、という三つのパターンで熱は高まっていく。No Talk, All Acton!!!


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