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不安という状態との付き合い方

不安を感じやすい傾向のあるタイプの人がいるそうです。

HSP(Highly Sensiteve Person ハイリー・センシティブ・パーソン)
気質のある方にもよく見られるのだそう。

『いろいろ物事を深く考える』という傾向からも
不安症…といいますか、
いろいろと不安になってしまうことが多い
要因の1つかと思います。

普段から頭で考える傾向があり
深いということは、
無意識に起こる思考(雑念の様なもの)が
ネガティブな内容である時、
自然と不安という状態に陥りやすいのかと思います。。

もともと深く物事を考えてしまうタイプの人が、
そのような癖があり、
思考のパターンが習慣化してしまっている場合。
その思考パターンに気づくことができないと、
(思考を客観視する、メタ認知する、思考に気づくなど
のことができていない場合)
ネガティブな思考のループとなり、
気持ちや気分や感情は引きづられるように
ネガティブな方向に引っ張られてしまう。
ということが起こるかと思います。

そこで、瞑想やマインドフルネスなどの
さまざまなメンタルの訓練やトレーニングにより
改善され克服につながる効果や作用は、
少なからずあるように実感はしております。
そういった取り組みをするのも、
1つの対処法なのかなと思います。

そして、もう1つ簡単な方法として、
「不安になる」という事に対する考え方・捉え方
を変えてみる。

自分が「不安になりやすい傾向がある」と知る。
そして、それは気質によるものだ、と思ってみる。

不安な状態にアプローチするのではなく、
不安になっている自分を、そのまま受け入れる。

ただ見つめておく…
「あぁ、いま自分は不安になっているな…」
ということに気づいてあげる。

そして、いま不安になっている自分を
静かに穏やかに見守ってあげる。
その不安な状態が鎮まり、過ぎ去る。
そのプロセス過程を、ただ観察してあげる感じ。

これもまた、簡単ではないのが実感ではありますが、
少しうまくやり過ごすことはできる対処には
なり得るのではないかと思います。。

不安になっている状態、そのものが苦しいと思います。

まだ現実には何も起こっていないけれど、
起こる可能性のありそうなことを
さまざま思い、考え、想像して不安になる。
すごくリアルに見えてしまうと離れられない。

ですが不安になりやすい人が思うほど、
実際にその不安が現実になることもあまりない
のかもしれない。
ということを、最近、少しずつ感じています。

いい意味で『鈍感さ』のある人は、
あまり不安に思う機会は少ないかもしれない。
だから行動できるし前向きでもいられる。

一方、不安に陥ってしまうと、身動きがとれなくなる。

そして何よりその不安な未来よりも、
不安になっている今の状態そのもの、
不安な状態で過ごしている時間自体が苦しくつらい。

なので、
最後にあまり効果はなさないかもしれませんが
『不安になったときは放っておく』
という、
不安を一旦放置するというスタンスをとってみる。

不安になりやすいから不安になっている…
だからあえて、放っておいてみる。

不安から距離を置く…
一旦その不安について考えるのはやめる。

少しでもその不安に対する考えや思考を中断する…

そんな時間が持つことができると、
少しのリフレッシュや安らかに過ごせる時間も
生まれるかもしれません。

不安との向き合い方、扱い方、取り組み方は
きっと人それぞれで正解はないのかもしれません。
ですが、
自分に合った不安との付き合い方を見つけていきたい
ものです。



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