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フェミニスト/フェミニズム/ジェンダー /性愛/Twitter以外でシェアする場合は、一声かけてください/その辺の会社員

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  • フェミニズムの勉強を始めたい方へ、私からの推し本を。

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「パートナーとはどう?」と聞いてくる、私の自慢のおばあちゃん

今日は、私の大好きなおばあちゃんの話。 ***** おばあちゃんの作るドーナツが好き。 おばあちゃんの作る天ぷらが好き。 おばあちゃんの作る甘いカフェオレが好き。 おばあちゃんが、今でも亡くなったおじいちゃんを大好きな所が好き。 今でもお菓子が大好きなおばあちゃんが好き。 私の話を楽しそうに聞いてくれるおばあちゃんが好き。 おばあちゃんとする子供みたいな痴話喧嘩が好き。 おばあちゃんの好きな所は、たくさん。 ただ、おばあちゃんの一番好きな所は(本人に自覚はないだろうが)

    • 愛について。あるいは、パートナーになるということ。

      きっと、これが最後のnote。 noteやめます最後の記事には、noteをやめる理由を書こうかとも思ったけど、なんかそれは違うなと思ったので、恋人のことを書く。 ありがたいことに、ずっと読んでもらえてる記事もあるので、そうした記事が消えちゃうのは避けるために退会はしないけど、もうここに記事を載せるのはやめようと思います。 noteをやめる理由を簡単に伝えておくとするなら、小川たまかさんが書いてくださってるこちらのnoteが、概ね私もnoteをやめる理由です。 ただ、ここ

      • そういうならさ。「生理が来ない」を、喉につまらせてみてよ

        ピル後進国。日本。緊急避妊薬。いわゆるアフターピル。 避妊に失敗したり、性的暴行の被害にあった場合などに用いられるお薬。研究によって諸説あるらしいんだけど、基本的には72時間以内に服用する必要がある。 日本では、産婦人科や婦人科を受診し、処方箋を出してもらわなければいけない薬だ。(※最近は、オンラインで受診から処方までしてくれるサービスもある。ただし、通販サイトで販売されているものはほぼほぼ偽薬の可能性が高いし個人での薬の輸出は違法行為なので、可能な限りきちんと病院を受診

        • 生活共同者がほしいんだよね。

          恋人は、不確実すぎる。 恋人は、不安定すぎる。 交際宣言は、終わりのはじまり宣言。 終わりは何度経験してもちゃんと痛い。 自分でも気付かなかったところに、恋人の片鱗が散りばめられていたらしく、終わりの後はあちこちがスースーする。 だから、もう色々すっ飛ばして生活共同者がほしいんだよね。 友人の延長のような、そんな関係性ならなおいい。 そうやって重ねた時間の後に、関係性がまさに“生活共同者”や“パートナー”と呼ぶのが、最適なそれになってたらいいなって。 こうやって

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          7本

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          「こんな私もかわいい」は「やっぱり、こんな私」でしかないのかも

          私は、自分の顔に自信はない。というか、日本、ひいては世界中の多くの人が自分の顔に自信なんてないんだろうなと思う。 それに少なくとも日本では、対して(世間一般の”美しい”と言われる人と比較して)”可愛くない/かっこよくない”人が自撮りすることは、”痛い”と言われ、嘲笑の対象になったりする。 それでも、私は前よりたくさん自撮りをあげるようになった。 それは、ルッキズム(外見至上主義)が至極馬鹿らしい価値観だと感じたし、それに無言で加担している自分がなんか嫌だったから。 そ

          「こんな私もかわいい」は「やっぱり、こんな私」でしかないのかも

          「惰性で生きるには長すぎる」

          この土曜に読んだ本。 今日のnoteのタイトルは、この本の序章の章題。 ノンフィクションのものを読むのは久しぶりで、やっぱり私は小説よりもノンフィクションとか、実体験ベースの文章を読むのが好きなんだなと実感した。 こんなことを書いたら、誰かに、「そもそも小説とノンフィクションの作品を比較なんてするもんじゃない!」と、怒られそうだけど。 ***** でも、別に、今日はこの本の感想を書きたいわけじゃない。あ、いや、書くつもりなんだけど、それはまた別の機会に。 今日は、た

          「惰性で生きるには長すぎる」

          あなたと「ちょっと先」が作りたいのであって、それが「結婚」なわけではなくてだな。

          「明日起きたら、夜ご飯の残りにご飯入れて食べよっか」 「明日は、久しぶりにお魚焼こうよ」 「来週末には、あの映画が公開されるらしいから観に行こうよ!この前頼まなかった方のポップコーンを、来週は食べようね!」 「今年こそ風鈴祭りに浴衣着てお出かけしよう〜〜」 「暑くなったから、今度のお休みは無印にタオルケット見に行こう」 そんな「ちょっと先の未来」の話が誰かとできたらいいなって。 その「ちょっと先の未来」には、あなたがいる。 私の関心ごとは「ちょっと先の未来」に何

          あなたと「ちょっと先」が作りたいのであって、それが「結婚」なわけではなくてだな。

          心は弱くて当たり前じゃない?

          昨日、多くの人の関心を向けたニュース。 そのニュースを見てから、私がずっと感んじていたことを沙波さんがnoteで代弁してくれているようだったので、リンクを載せておきます。 ***** 今回のような一件は、これまでにもあった。 その度に、SNSで顔が見えないのをいいことに、 匿名であることをいいことに、 素性を隠せることをいいことに、 目の前にその人がいたならきっと口にできないような言葉を、彼ら/彼女らに向けることの危険性に、 皆が警鐘を鳴らし、その被害を悲しむ。 そ

          心は弱くて当たり前じゃない?

          たまに、「性別」という概念が気持ち悪くなるんだよね。

          私の体は、出生時「女性」と定義された。 性器は女性器を有していて、今のところ卵巣もある。遺伝子的なところは、よく分からんが。 そして、性自認も時たま「どっちも違和感」と感じることが増えたけど、比率で言えば「女性」と認識している日が多い。ので、まぁここも「女性」でいい。 だから、わたしはいわゆる「シスジェンダー」とされるひとで、今までの交際経験も異性のみなので、今のところ「ヘテロセクシュアル」とされるひとだ。 いわゆる性的マジョリティに分類される場面が多い訳だが、「性別」

          たまに、「性別」という概念が気持ち悪くなるんだよね。

          『わたしが一番きれいだったとき』

          茨城のり子さんの『自分の感受性くらい』は、あまり詩を読まないわたしですら大好きな詩の一つ。そして、茨城のり子さんの詩は、ビールみたいだ。 一回目はなんだか美味しい気もするけど、苦くていまいちその美味しさがピンとこない気もする。それでも、何回か飲んでると、ある日突然「美味しい、、、!」になる、あの感じ。 そして、そのあとは発泡酒じゃ満足できなくなるような、そんな独特の中毒性というか代替不可能性をもつ。 そんな茨城のり子さんの作るビールたちの中で他にも好きな詩がある。 それ

          『わたしが一番きれいだったとき』

          私の幸せ備忘録。

          最近の私は、何だか嫌なことばかり考えていて、もう私の簡単に滅亡する世界がn回目の滅亡を迎えそうなので、幸せな場所・時間・思い出・モノをめいいっぱい紙に書き出してみた。 すると、私の幸せはまだまだちゃんと守られていて、私はまだちゃんと幸せじゃないかと安心した。ので、皆さんの”幸せ”も知りたいなと思ってこのnoteを書くことにしました。 このnoteでは、私の幸せを列挙するので、わかる!とか、私はこれが好き!とかをコメントなり、ご自身のnoteなりで書いてもらうことで、一

          私の幸せ備忘録。

          セフレは低俗で、恋人は崇高で。

          常々、疑問やった。 どうして、身体的結びつきよりも精神的結びつきの方が、「神聖なモノ」みたいな取り扱いを受けるのか。 日本の近代文明の産物であるイエ制度が作り上げた、モノガミー*1規範のせい? それとも、ロマンチックラブイデオロギーの浸透のせい? そんな疑問が私の狭い狭い脳内で、でーん!!とあぐらをかいてるくせに、友達から「好きな人のセフレ状態になってしまった〜泣」なんて相談を受けたら、なんのバックグラウンドも想像せずに、 「もっと〇〇のこと大切にしてくれる人がいる

          セフレは低俗で、恋人は崇高で。

          #StayHome ができない/しんどい人へ

          緊急事態宣言が発表されて、さらに「外出自粛」の雰囲気は高まってくるんだろう。 外出自粛といえど、スーパーやコンビニはもちろん利用するし、運動がてら少し家の周りを散歩することもあるし、この土日は薬が切れてしまうので病院に行かざるを得なかった。 元から私はインドア気質なので、家に引きこもってるのが苦手な方ではないんだけど、強制される”引きこもり”にはストレスを感じるということが今回の件で学べた。 この「つらーい」を周りの友人やSNSでぼやいてはいるけど、そもそも「#Stay

          #StayHome ができない/しんどい人へ

          わたしの好きな喫茶店

          茶亭 羽當(さてい はとう)ー東京・渋谷ー このワインみたいないっぱい900円するぶどうジュースが最高でした。 お店の雰囲気も好みです。渋谷にあるのに渋谷っぽくないのが、また良い。 Coffee Shop ギャランー東京・上野ー 上野近郊の美術館巡りをした後の休憩にぴったりの喫茶店。結構店内も広くて、お手洗いが可愛かった。 純喫茶 アメリカン ー大阪・難波ー 道頓堀の近くにあるので、とにかく賑やか。笑 でも、そこがなんか大阪にきました!!って感じでいいです。 喫茶

          わたしの好きな喫茶店

          「失恋の何が辛いのか?」

          「それは失恋によって、自分を責める時間なのではないのだろうか」 と、『ナナメの夕暮れ』で若林さんが書いてらっしゃった。 「自信のない人は、失恋すると自分に価値がないと思い込む。相手とは合わなかったんだと思えず、自分が悪かったと思い込む」 そして、夜な夜な私は無印のほうじ茶ラテなんて可愛いものをお供に、この言葉について自問自答している。(←今ここ) 確かになんで私は失恋を経験するたびに、自分は無価値な人間なんじゃなかろうか、、、と落ち込むんだろう。 なんで、あの時、もっ

          「失恋の何が辛いのか?」

          〈私たちだけの秘密〉を共有させてくれるから、料理はいい

          皆さんは「寂しさ」を感じることはあるだろうか? あるならどんな時?どういう風に感じる?どうやってその「寂しさ」を取り扱う? ないならどうして?今までも感じなかった?それとも何か達観し終わったから? この世には、「寂しさ」とは無縁だよ!って人もいるんだろう。 一時的に感じないだけって人もいるかもしれない。 一方で、私みたいにもう四六時中「寂しさ」と格闘してますという人もいるだろう(というか、一人くらいはいて欲しい)。 前にもこんなnoteを書いたことがある。 多分、私は「

          〈私たちだけの秘密〉を共有させてくれるから、料理はいい